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グッときた台詞
投稿者 小野[1]
投稿日時 2005年06月16日(Thu) 13時27分35秒
新スレ立てます。

皆様のグッときた台詞を教えて下さい。

私は東野圭吾さんの『トキオ』中の台詞ですね。
「人間はどんな時でも未来を感じられるんだよ。
どんなに短い人生でも、例えほんの一瞬であっても、
生きているという実感さえあれば未来はあるんだよ。
あんたに言っておく。明日だけが未来じゃないんだ。
それは心の中にある。それさえあれば人は幸せになれる」
……読んでて感動しました。



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投稿者 小野[16]
投稿日時 2005年07月08日(Fri) 13時24分17秒
タカ様、有難うございます。

>あなたが生まれたとき、
>周りの人は笑って、
>あなたは泣いていたでしょう。
>
>だからあなたが死ぬときは、
>あなたが笑って、
>周りの人が泣くような人生をおくりなさい
>
>
>はじめまして、タカと申します。
>「グッときた台詞」ということで、思い当たるものはいくつかあったんですけど、その中でも一番気に入っているのが↑です。

素晴しい台詞だと感じました。何か「大切なのはどう死んだかではなくどう生きたかだ」と云う(どこに書いてあったのかは忘れましたが)台詞に近いですね。

>自分のこれからに不安を抱いたときとか、こんな言葉を思い出しては「よし、がんばろう!」って気になってます。
>
>笑いながら、人生に幕をおろせたらいいですねぇ(^-^)。

そうですね。幸せな人生を過ごしたいものです。
「我が人生に悔いはなし」と言いたいです。
まだまだ書き込み募集してますので皆様宜しくお願いしますね。

投稿者 小野[17]
投稿日時 2005年07月08日(Fri) 13時42分24秒
スレッドが伸びてきたので他にもグッときた台詞を書き込みします。

「クロよ、お前にシロは守れん。お前はシロを守ってきたつもりだろうが、
 ワシにはお前がシロに守られてるように見えるぞ?違うか?
 それでも、例え神様に見捨てられても、世界中を敵に回しても、
 ワシはお前達の見方だ」
松本大洋の『鉄コン筋クリート』でじっちゃがクロに言った台詞です。
(台詞間違っていたらすみません)

「男なら真剣に志した生き方は最後まで貫いてみせろ!!
 例え前のめりになって倒れそうになっても!
 己の信じた道を突き進め!」
片倉真二の『忘却の旋律』で黒船がボッカに言った台詞です。
(これも間違ってたらすみません)


投稿者 ふくろう[18]
投稿日時 2005年07月09日(Sat) 14時53分09秒
このスレッドに書き込むのが初めてなふくろうです。まあ、私も自分のスレッドを持っているのですが(笑 では、書かせてもらいます。

「苦しみを感じるなら、僕なんて愛さなくていいんだ」

第十九回メフィスト賞受賞作家、舞城王太郎が書いた作品。「九十九十九」からこの科白を持ってきました。主人公の超絶メタ探偵九十九十九が独自をしているような場面で、この科白が出てきました。九十九十九という作品自体、かなり妙な出来上がりとなっているのですが、舞城王太郎の最高傑作だと私は思っています。この作品を読む前に、清涼院流水の作品と聖書を読んだ方がいいですね。

「夜中の三時に寝静まった台所の冷蔵庫を漁るような人間には、それだけの文章しか書くことはできない。そして、それが僕だ」

二十五年前の郡像新人賞を受賞した作品、「風の歌を聴け」から。作者は村上春樹。
――あまりに苦い一文ではないでしょうか。例えどんなに素晴らしい構想や、展開を思いついたとしても夜中の三時に起きて冷蔵庫を漁る人間には、それだけの文章しか書くことができない。何を目的に小説を書いて、そして生きればいいのでしょうか。切なすぎる。

投稿者 メタファー[19]
投稿日時 2005年07月11日(Mon) 16時18分45秒
初めまして、メタファーと申します。
グッときた台詞ですが、とある楽曲に載っていた台詞(歌詞?)です。

僕は僕の道を探すために青雲の志を持って故郷を後にしました。
何度も何度も何度も倒れながらそれでも僕は道を探し続けました。
山紫水明 白砂青松 花鳥風月
この町には僕が暮らしてきた風景は何一つとしてありません。
何度も何度も何度も郷愁に打ちひしがれながら
それでも僕は道を探し続けました。
そしてある日僕は気づきました。
ひょっとして道はどこにも無かったのではないかと。
僕が探していた道とは決して目の前には無かっただけなのではないのかと。
立ち止まって振り向いた時、
僕の目の前には長い長い道が続いていました。
最初から道は僕と共にずっと一緒に歩いていたのです。
そしてこれからも共に歩いていくのでしょう。
ずっと、ずっと、ずっと・・・。

これはcali≠gariというバンドの「青春狂騒曲」という曲の一節です。
すごく感動して涙が出そうでした。

投稿者 屍本 怜[20]
投稿日時 2005年08月15日(Mon) 09時56分50秒
はじめまして、ホラー・怪奇で駄文を書いている屍本と申します。
端的に数個。ネタ被りしてた場合はすいません。
「この世には不思議な事など何も無いのだよ、関口君」(京極夏彦:京極堂シリーズ:中善寺明彦)
「I AM PROVIDENCE」(HOWARD・PHILLIPS・LOVECRAFT:実在の怪奇小説家の墓碑に刻まれた言葉)
「絶望とは死にいたる病である。自己の内なるこの病は、永遠に死ぬことであり、死ぬべくして死ねないことである。それは死を死ぬことである」(キェルケゴール:『死に至る病』)
「カタコト英語で照れ隠ししたクッサイ歌詞。まねっこのコード進行。外せない意地が両耳に鈴生り。消せない刺青は、見栄見栄の虚勢。『――ああ………かっこよくなりてぇなぁ』」(米倉けんご:イエローハーツ:松本春斗)
それでは。

投稿者 小野[21]
投稿日時 2005年08月22日(Mon) 11時07分15秒
>「苦しみを感じるなら、僕なんて愛さなくていいんだ」
>
>第十九回メフィスト賞受賞作家、舞城王太郎が書いた作品。「九十九十九」からこの科白を持ってきました。主人公の超絶メタ探偵九十九十九が独自をしているような場面で、この科白が出てきました。九十九十九という作品自体、かなり妙な出来上がりとなっているのですが、舞城王太郎の最高傑作だと私は思っています。この作品を読む前に、清涼院流水の作品と聖書を読んだ方がいいですね。

意味深な十九の台詞ですね。私もこの作品読もうとしてつい挫折するので
頑張って読んでみます

>「夜中の三時に寝静まった台所の冷蔵庫を漁るような人間には、それだけの文章しか書くことはできない。そして、それが僕だ」
>
>二十五年前の郡像新人賞を受賞した作品、「風の歌を聴け」から。作者は村上春樹。
>――あまりに苦い一文ではないでしょうか。例えどんなに素晴らしい構想や、展開を思いついたとしても夜中の三時に起きて冷蔵庫を漁る人間には、それだけの文章しか書くことができない。何を目的に小説を書いて、そして生きればいいのでしょうか。切なすぎる。

まるで村上さんが自身の事を独白しているみたいですね。
グッとくるというよりも、考えさせられます。

投稿者 小野[22]
投稿日時 2005年08月22日(Mon) 11時10分12秒
>初めまして、メタファーと申します。
>グッときた台詞ですが、とある楽曲に載っていた台詞(歌詞?)です。
>
>僕は僕の道を探すために青雲の志を持って故郷を後にしました。
>何度も何度も何度も倒れながらそれでも僕は道を探し続けました。
>山紫水明 白砂青松 花鳥風月
>この町には僕が暮らしてきた風景は何一つとしてありません。
>何度も何度も何度も郷愁に打ちひしがれながら
>それでも僕は道を探し続けました。
>そしてある日僕は気づきました。
>ひょっとして道はどこにも無かったのではないかと。
>僕が探していた道とは決して目の前には無かっただけなのではないのかと。
>立ち止まって振り向いた時、
>僕の目の前には長い長い道が続いていました。
>最初から道は僕と共にずっと一緒に歩いていたのです。
>そしてこれからも共に歩いていくのでしょう。
>ずっと、ずっと、ずっと・・・。
>
>これはcali≠gariというバンドの「青春狂騒曲」という曲の一節です。
>すごく感動して涙が出そうでした。

歌詞できましたか!歌詞でもOKですよ!!
私はm-floが好きなのでL.O.Tの歌詞が好きです!

投稿者 小野[23]
投稿日時 2005年08月22日(Mon) 11時16分01秒
>はじめまして、ホラー・怪奇で駄文を書いている屍本と申します。
>端的に数個。ネタ被りしてた場合はすいません。
>「この世には不思議な事など何も無いのだよ、関口君」(京極夏彦:京極堂シリーズ:中善寺明彦)

出ましたね、決め台詞(笑)うぶめの夏映画化しているんですよね、見に行きたいです。

>「I AM PROVIDENCE」(HOWARD・PHILLIPS・LOVECRAFT:実在の怪奇小説家の墓碑に刻まれた言葉)

私は摂理である、凄い言葉ですね。

>「絶望とは死にいたる病である。自己の内なるこの病は、永遠に死ぬことであり、死ぬべくして死ねないことである。それは死を死ぬことである」(キェルケゴール:『死に至る病』)

エヴァ思い出してしまいました;

>「カタコト英語で照れ隠ししたクッサイ歌詞。まねっこのコード進行。外せない意地が両耳に鈴生り。消せない刺青は、見栄見栄の虚勢。『――ああ………かっこよくなりてぇなぁ』」(米倉けんご:イエローハーツ:松本春斗)

青臭い台詞だけど好きですね。
まだまだ書き込み募集中です。歌詞でもコミックからの引用もOKです。

投稿者 小野[24]
投稿日時 2005年08月22日(Mon) 11時24分35秒
コミック版(貞元義行)の新世紀エヴァンゲリオンの二巻。
STAGE12の『優しさの輪郭』でミサトがシンジにペンペンを引き取った理由を話すシーン。
「こんな役にも立たない大喰らいの鳥、なぜあたしが引き取ったかわかる?
かわいそうだったから…、それもあるけど、でもあたしは、
ずっとひとりで暮らしてたし、仕事が終わって、夜遅く疲れて帰った時、
出迎えてくれる誰かが…、家族がいてくれればいいなって思ったのよ。
あたしは、同情や仕事の上だけで他人と一緒に住めるような、
物事割り切れる人間じゃないわ。誤解しないで」

ミサトなりの優しさの輪郭(かたち)ですね。

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