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表現法について。。。
投稿者 夏麻[1]
投稿日時 2005年02月01日(Tue) 23時04分50秒
初めまして。
 小説を書かせて頂いてる夏麻と言います。
小説を書いていて悩むことが幾つかあるんですけど、その内の一つに
自分の『表現法の貧困さ』によって壁に当たるんです。
僕の頭がついてこないのか、上手くジャストフィットする言葉が思いつかないこの悔しさ…。分かる人いらっしゃいますか??
 僕は思いつかない自分が悔しくて悔しくてしかたがない。。。



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投稿者 [3]
投稿日時 2005年02月02日(Wed) 22時13分24秒
>初めまして。

初めまして、聖と申します。
表現方法は確かに難しいと思います。でも、捻りすぎて逆に意味不明になるのも困りものですよね。
表現方法、即ち「言葉」を多く知ることもある種の方法ではないかな、と思います。と言うのも同じ意味合いの言葉でも色んな「文字」があるからです。例えば、「月の光」ですと、「月光」「月華」とも言い換えることが出来ます。「驚く」も同じように「驚擾」「驚騒」「驚擾」「驚動」「驚破」「驚駭」などがあります。
その場面に合った意味合いの熟語を使うのも手段ではないでしょうか。最も、文体が堅苦しくなる、と言われるかも知れませんが……。

投稿者 馬駆 春[4]
投稿日時 2005年02月03日(Thu) 00時53分12秒
はじめまして。馬駆と申します。

確かにそういうときってありますよね。以前はしょっちゅうあって、ものすごく気持ちわかりますv
でも上のかたがたの通り語彙でも補えますし読書量は必然的に必要になってくると思います。
まあ自分は最終的に語彙よりも感覚的なものというので言葉を選んでいく方が好きですv
難しい単語というか、簡単なものの類語よりも、簡単なものでいかにそれをどううまく表現するっていうのも大事なんだと思います。
聖さんが例にあげている「月の光」でも「月の下ろした影」というような表現にすると結構味があるんじゃないかとv
月は影を下ろさないのに下ろしている、月が下ろすものは何かそれは光なのだから、月の影=月の光って感じで。自分はむしろそういう言葉遊びのようなものの方が好きだなぁ、となんだか自己満足に走りかけちゃってますけど、言わんとしていることはあまり変わらない(?)と思います。
ファンタジーなら「月の影」を使っても大丈夫な気がしますが、ミステリーやら純文学やらでは格好付けな表現はなんだかなぁって感じがしますし、そういったジャンルではむしろストレートな表現を中心にした方がいいような気がしなくもないです。

ん〜相変わらず自分の意見って脈絡がないな〜。
その辺は文才の無さの表れですので勘弁してやってくださいv

投稿者 シュウ[5]
投稿日時 2005年02月04日(Fri) 16時48分32秒
はじめまして。シュウと申します。
表現って難しいけれど、どんな表現を選ぶかによって作者の個性が光りますよね。
表現方法を増やす手段としては、辞典を読んでみるのもいいかと思います。辞典には類義語が載っている場合が多いですよね。
それから、類義語辞典なるものも書店で販売しています。書店に行くのが面倒ならば、某百円ショップで購入してみてはいかがでしょう?
YAHOO辞書 http://dic.yahoo.co.jp/ もお勧めです。
例えば「雨」で検索すれば様々な雨が出てきますよ。色なら和風の表現もいいですよね。ミッドナイトブルーよりも藍色だとか瑠璃色のほうが風格がありますよね。

投稿者 夏麻[6]
投稿日時 2005年02月04日(Fri) 21時42分33秒
皆様、貴重な意見ありがとうございます。
 もっともっと本を読まないと…と、とても思いました。
僕はどうも片寄った本の読み方しかしないらしく更に読む本はほとんどがマイナーな、あまり人に知られていない本が多いんです。

 出来るだけ綺麗な表現を使いたいって言うのが、僕の唯一の我儘で。
何て言うか…。
 風景や感情を綺麗に書き綴りたいんです。僕がそうできるようになるにはかなりの時間を要するだろうけど。

 確かに、ちょっと別の言い方に変えるだけでイメージが変ったり雰囲気が想像出来たりするものですよね。
 やっぱり、小説は奧が深い……僕では到底手が届かないですよ。
頑張って手が届くような小説を作っていきたいですねぇ。

投稿者 夏麻[7]
投稿日時 2005年02月04日(Fri) 22時14分02秒
はじめまして、シュウさん。

YAHOO辞書 http://dic.yahoo.co.jp/ もお勧めです。
↑↑ここ、見させて頂きました。

 とても、参考になりました。本当にありがとうございます。
ついつい楽しくて不覚にも色々な言葉を検索してしまいました。
 これで一つ、また知識が増えたきがします。
                    ありがとうございました。

投稿者 レッド[8]
投稿日時 2005年02月04日(Fri) 22時40分17秒
夏麻さん

レッドです。
マイナーな本がだめなんてことはないと思います。
だって、その方は一応、プロ作家なんですから・・・・

短い文章で描写が一番凄い作家さんはなんといっても芥川龍之介さんだと私は思います。

羅生門なんかは最高ですね。
でも、私は 芥川作品なら 鼻 がすきなかな。

太宰治さんのは人間失格しか読んだことがないです。
走れメロス・・・・の方が有名なのに・・・

投稿者 夏麻[9]
投稿日時 2005年02月04日(Fri) 22時58分32秒
>レッドさん>>

 僕が読ませて頂いてる本は若い作家さんが書かれた本が多いです。
何で? って問われても困るのですが、やはり年齢的に若い人を選んでしまうのでしょうか。。。
 若い人、それか分かりやすい本、共感がもてる本、そして自分を引きつけてくれる本。
 自分が少しでも面白いと思わなければ、途中でも僕は読むのを止めます。
そこら辺が成長しない原因でしょうか?

 僕は恋物語かファンタジーが主です。
自分で想像するしか仕方ないんだろうけど、小説って言うのはやっぱり大変なんですね。

 羅生門は学校の授業でやらせていただきました。
先生が熱い方で、話の内容がよく理解でき物語のはしはしの言葉遣い、色の表現の仕方が凄いと思いました。

投稿者 レッド[10]
投稿日時 2005年02月05日(Sat) 13時03分45秒
夏麻さん

どうも

> 僕が読ませて頂いてる本は若い作家さんが書かれた本が多いです。
>何で? って問われても困るのですが、やはり年齢的に若い人を選んでしまうのでしょうか。。。
> 若い人、それか分かりやすい本、共感がもてる本、そして自分を引きつけてくれる本。

ほう、そうですか、私は自分と同じ年齢の人という感覚で本をよんだことがない人です。

> 自分が少しでも面白いと思わなければ、途中でも僕は読むのを止めます。
>そこら辺が成長しない原因でしょうか?
>
よいと思います。
面白くないことを続けても苦痛がつづくだけですから


> 僕は恋物語かファンタジーが主です。
>自分で想像するしか仕方ないんだろうけど、小説って言うのはやっぱり大変なんですね。

いえ、漫画ちっくなノベルならそれもありでしようけど、一般的なものは多くは作家さんの人生経験が物語の基盤になっているとうかがってます。

たとえば、猿の惑星を書いた作家の方は、戦時中、南方で日本軍の捕虜になった経験をもとにかいたといわれてます。つまり猿は我々日本人なわけです。アジア人は当時は、欧米人からは猿だの家畜以下だのといわれていたわけなんですから・・・・
さまよえる宇宙飛行士テイラーが作家自身なんでしょう。


>
> 羅生門は学校の授業でやらせていただきました。
これはずっと載ってるんですね。
なんせ短いお話ですが、すごくリアルで映画でもみているかのような感覚になります。

短編の挑戦もいいのかもしれないあとたまに思います。

ここまで書ければ相当なもんです。


>先生が熱い方で、話の内容がよく理解でき物語のはしはしの言葉遣い、色の表現の仕方が凄いと思いました。
>
現代でも十分通用するのがすばらしいと私は思います。

プロダクションIGの作品で、源頼光(みなもとのらいこう)を主人公にしたお話がありますが、源頼光といえば、大江山の鬼退治をした人として有名で、その家来に坂田金時(さかたのきんとき)がいたことは知ってます。
この金時は成人した金太郎さんなわけです。
古い時代の話なんですが、言葉は現代風に置き換えられており、鬼も自然な解釈になされております。
でも、こういう描き方もありだなと私はおもいました。
話自体は面白いので。

サムライ7なんかもいいですね。

なんだもとがアニメーションではないかと申されるかもしれませんが、映像化されたものの先に脚本をみているわけです。

ファンタジーにはただ不思議じゃなく、人が描かれるわけで、恋になやみ、人とのまじわりや社会になやみ、壁にあたりそれをのりこえ成長する姿に人はひきつけられるのです。

描かねばならない壷はそこにあると思うのです。
それはファンタジーでなくともSFも、現代ものも推理も、ホラーも同じだと思いますがいかがでしょうか?

投稿者 夏麻[11]
投稿日時 2005年02月05日(Sat) 18時20分14秒

>ファンタジーにはただ不思議じゃなく、人が描かれるわけで、恋になやみ、人とのまじわりや社会になやみ、壁にあたりそれをのりこえ成長する姿に人はひきつけられるのです。
>
>描かねばならない壷はそこにあると思うのです。
>それはファンタジーでなくともSFも、現代ものも推理も、ホラーも同じだと思いますがいかがでしょうか?

 いかに人を引きつける文章を書けるかが問題ですね。
それはどんなジャンルでも同じでしょう。
 例に僕が面白いと思う本のジャンルはバラバラです。
どうしてこの問題を乗り越えるか。 人は壁にぶつかった時どうするのか。
 その描き方によって、自分的に惹かれるか。それともこんな乗り越え方には惹かれないか、になるのでしょう。

 何か、言ってる意味がどんどん分からなくなっていってるんですけど。
兎に角言いたいのは、惹かれる本に人は集まるという、当たり前のことですね。

 最近悩んでいるのが、僕は一体何でこの本が面白いか否かを決めているのだろう。 と言うことです。
 小さい頃はただ漠然と本を読んでました。
でも、今はやはり本を選ぶ基準と言うのが自分の中に組み立てられてると思うんです。
 それはどんな定理によって組み立てられているのかがイマイチ分かりません。
 何て、くだらない悩み事です。
            では、失礼します。

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