18年後25歳。足で弾く花音は世界で表彰された。
そして国のお金で指を治してくれた。
花音はコンクールで出会った仁志(ひとし)と言う男に出会い結婚。
その後豪邸に住み優雅な暮らしをしている。
そして子供も今3人いる。女二人.男一人で三つ子だった。
二人はこの子供らを世界ピアノコンクールで一位にしたい。
しかし、3人はピアノを好まない。弾けるが・・・花音は困っていた。
花音「三人ともピアノの練習しなさい!」
指音「(しおん)えーいやぁ!今ロックバンドごっこしてるのにー!」
花音「こらぁ!何ピアノの上で打楽器で遊んでるのよ!下りてきなさい!」
綾音「(あやね)ぶぅ!これはロックバンドごっこだよぉ!」
花音「あんたら5歳なのにまだそんな遊びしてるの!?」
響「(ひびき)5歳でわりーか!?」
花音「響!あんたそれお父さんのギターよ!?」
響「うるさーい!」
花音「響!ブルグミュラーの帰途弾けるようになったの!?」
響「まぁな☆」
花音「はいはい。いらんところでかっこつけなくてよろしい。」
響「オーッス!」
花音「指音はブルグミュラーのタランテラ弾けるようになった?」
指音「うん!」
花音「綾音はバラード弾けるようになった?」
綾音「ばっちしw」
花音「まずは響から」
響「響様の登場だーい!」
花音「早く弾きなさーーーーーーーい!!!」
響「へーい」
ジャジャジャジッララー・・・・・・・・・・・・・。
花音「最後ピアニッシモになってない!」
響「ほーい」
花音「後はいい。次指音!」
ジャララララララララジャララララララララ・・・・・・・・
花音「スタッカートが重々しい!もっとパッパッパッと!」
指音「はいはい・・」
花音「次綾音!」
ジャッジャッジャッジャッジャラララララジャラララララっ・・・・・・。
花音「もっと左手を素早くつなげるように!」
綾音「はーい」
そして夜。
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