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苺の詩集 作者:

第3回  
            
             悲しみの雨が落ちてくる。
            
          ポツポツと、私の体に落ちてくる。
           
           ------空はきっと泣いているんだ。
 
           この世の起きる悲しい事全てに。
 
           太陽は私達を照らしてくれるけど、
           
           雨は涙の結晶。悲しみの結晶。
         
         空がいつか晴れるまで、私達は悲しみに落ちる。
        
        
       私達の悲しみが無くなれば、空はきっと晴れるだろう。
       
      この世の皆、全てが幸せになれば、空はきっと晴れるだろう。
           
           でも、避けられない「運命」もある。
        
       悲しい運命を世界のどこかで受け入れている人は何人もいる。 
            
           空はその事にも泣いているんだ。 
     
             今日もまた1人、2人、3人。
               命が消えて行く。


また私がブログで書いた物をちょこっとアレンジしました。
こんな調子でこの詩集は続くかなのかな〜。。?なんて思ってしまいました。
これはまだ「苺の詩集」ですが、その内、「林檎の詩集」とか
「檸檬の詩集」とか「葡萄の詩集」とか全部フルーツの名前で
やってみたいです。

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Novel Editor by BS CGI Rental
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