■ トップページ  ■ 目次  ■ 一覧 

ねぶの詩集2 作者:ねぶ

第4回   4
『覚醒剤』

夢を無くしたこの世界に夢遊病者の群れがいる

群れを率いている奴は楽譜を読めない指揮者だろう

あの子はアイツにシッポ振って

アレを鵜呑みにしてるみたい

僕にはあの子のおとぎ話が聞こえるよ

そういう僕もrealを知らず夢見てるんだ



いつまで布団を被っているんだ?

早く行かなきゃ学校に遅刻するよ

heartを奮わすニトロをおくれ

brain目覚める覚醒剤を探そう

だけど、drugはバイニンが売ってるもんじゃない

僕の求めるdrugは汗水垂らした足元に浮かんでる

見たいのは死ぬ間際のrealじゃなくて、この瞬間のreal


*******************************

【あとがき】
もちろん、俺は覚醒剤など飲んだことはないです。
飲んでいるのは抗うつ剤です。
飲めば目が覚めるどころか眠くなりますw
でも、そろそろ目を覚まさないといけないと思います。
俺が眠っていても回りはどんどん動いているのだから。

← 前の回  次の回 → ■ 目次

Novel Editor by BS CGI Rental
Novel Collections