『るーびっく・キューブ』
好き嫌い
良い悪い
可能・不可能
3次元の複雑に絡み合った胸の中のルービック・キューブ
いつだってその六面の色をきちんとそろえたいと考えている
それにも関わらず心は些細なことで千路に乱れてしまうんだ
モザイク、もざいく、もザいク、mosaic……
乱れた心が拡散して、激しい後悔の念だけが残る
そして、その後悔の念のもとに心は集積されていく
しかし、それさえもそろった色の六面体にはならない
決して面の色がそろうことはないと僕は気付いている
それは決して手の届かない偶像なのかもしれない
でもその偶像が確かに、この僕を動かしている原動力
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【あとがき】 偶像崇拝は誰もが行なっていると思います。 ただ、その偶像の正誤を見抜くことが必要でしょう。 俺も見抜く目を日々養おうと思っています。
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