地デジへの完全移行まで9ヶ月を切った。NHKによると9月末時点で地デジ受信機の普及台数は約8569万台だという。各家庭に一台ずつならば普及率はほぼ100%だろうが、実際には地デジテレビから地デジテレビへ買い換えたり、一家庭で2台以上の地デジテレビを保有している場合もあり、実際の普及率は50〜70%程度だろう。 テレビ局は盛んに地デジ化を呼びかけているが、高画質やデータ放送では希求力不足と思われる。そもそも地デジへの移行理由が説明不足である。電波帯域の有効利用、著作権絡みのダビング回数制限などが理由のようだが、実際は家電メーカーなどへの利益誘導ではないのかとうがった見方もしたくなる。 地方の視聴者における地デジ化の最大の利点は、BSデジタル放送による多チャンネル化と思われる。別途BS受信機が必要だが、青森県では視聴不能なフジテレビ系、テレビ東京系の番組もある程度は視聴可能になる。なぜ地デジ化が必要なのか、どのような利点があるのかを配信側はより丁寧に説明すべきではなかろうか。
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