夏の高校野球選手権が閉幕した。中京大中京が優勝したが、六点差の最終回二死からでも日本文理高の各選手は諦めることなく、五点を奪って一打同点まで迫ったのには驚愕した。『野球は二死から』と言われるが、まさにそれを体現していた。 二、三年前に野球留学が問題となったが、日本文理高はナインのうち七人が新潟県人、準決勝で涙を飲んだ花巻東はナイン全員が岩手県人であった。故郷に錦を飾るんだという郷土愛が躍進要因の一つではなかろうか。地元出身者が中心でも勝ち抜いていけるのである。 そもそも留学生が主体の高校ばかりの大会ならば、各都道府県別に出場高を決める意味合いが希薄である。プロ野球では外国人の出場枠が限られているが、高校野球でも留学生の出場枠を限ったほうが良いように思われる。
2009年8月読売新聞不掲載
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【あとがき】 初めて全国紙に投稿しましたが不掲載でした。投稿者数も多いでしょうし甘くはないですね。それと東奥日報は500字以内ですが、読売新聞は300字以内となっており、字数の制約がかなりキツいです。500字でさえ言いたいことが伝えきれませんが。
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