■ トップページ  ■ 目次  ■ 一覧 

ねぶの新聞投稿記 作者:ねぶ

第23回   2010年5月19日東奥日報夕刊掲載
 「若者の何何離れ」という言葉をしばしば耳にする。なかでも久しく言われているのは若者の政治離れである。先日、ある政治家の集会に顔を出してみたが、ほとんどの参加者が私の父母、祖父母といった年代の方々であった。しかし、むしろ若者こそが政治に関心を持つべきではないだろうか。中高年よりも若者の人生のほうが先は長いのだから。
 政治家にしても中高年の割合が多すぎる。衆参両院において30歳以下の議員はたった6人しかいない。31〜40歳は94人、41〜50歳は188人、51〜60歳は183人、61歳以上は247人にものぼる。政治に関心にある若者が少なく若い議員も少ないならば、当然ながら若者の声を政治に反映させるのは難しい。
 参院選を前にして新たな政党がいくつか誕生したが、所属議員がベテランばかりでは新しさがまるでない。斬新な政治的提案があったとも寡聞にして聞いていない。議員にも新陳代謝が必要であろう。若者や新たに政治を志す人たちが立候補しやすい環境が促進されることを望む。

(2010年5月19日東奥日報夕刊掲載)

← 前の回  次の回 → ■ 目次

Novel Editor by BS CGI Rental
Novel Collections