津軽地方では四年ぶりの大雪に見舞われているが、これでも平年の積雪量よりは下回っているらしい。いかに近年が暖冬であったかを思い知らされる。全国的にもこの冬は厳冬となっているようで、各地で路面の凍結や積雪による交通事故が報じられている。先日は私の目の前でも軽度の衝突事故が起こった。「人の振り見て我が振り直せ」という格言があるように、私自身も車の運転に気をつけなければならないと心を引き締める次第である。 しかしながら自分自身が気をつけていても、事故が生じることもある。日々、自動車を運転するなかで私がヒヤリとさせられるのは、自転車運転者を見かけたときである。しかも、そのほとんどは高齢者である。一時間ほど街中を運転していると毎回ニ、三人は見かけられるので、少なからぬ高齢者が冬道での自転車運転を行なっていると思われる。自転車運転者にもそれぞれの事情があるのかもしれないが、もし転んだなら、たとえ自動車に巻き込まれなくとも大怪我は必至である。自分のみならず、他者をも危険にさらす冬道での自転車運転は控えてほしいと切に願う。
2010年2月20日東奥日報夕刊掲載
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