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探偵少女AI 作者:真樹

第4回   (3)初仕事の依頼
朝食のテーブルについているAIの父の三上礼二は朝刊に載っている昨日のAIの記事を発見した。
「三上探偵事務所に侵入した賊を三上愛さんが探偵7つ道具を駆使して御用とした。賊の目的は金銭目的の誘拐だったようだが、相手が悪かったようだ。だとさ」
礼二は記事を読み上げた。
「事務所の施錠をもっと厳重にする必要があるわね。あと、AIちゃんを叱っておいてくださいよ」
母はAIが事務所に忍び込んだことを怒っていた。
その頃自分の部屋で、スティックホルダーを装着しくるくると回してホルダーにスティックを入れるAI。その他の探偵七つ道具を制服のぽけっとに忍ばせていく。
「へへへ。これで準備完了」
完全に探偵気分のAI。
階下に下りると、トーストをひっつかみ玄関に走る。
「AIちゃん!」と呼び止める母の言う事など聞きもせずすでに道を走っていた。
「今日も事件を解決するんだ」
AIは事件を求めて学校へ向かった。

学校に近づくと新聞を読んでAIの事だと分った友達と出合った。
「AIちゃん、すごい犯人を捕まえたんだって」
「かっこいいー」
などと、もてはやされAIは得意になっている。
ベンツに乗って送られてくるYUIが校門の前で降りた。
「狙われたのはあの子?」
AIと数人の友達はYUIを見て言う。
「そりゃ、そうよ。誰もAIちゃんと狙わないよ」
「それは、どういう意味!」
AIは拳を振り上げて逃げる友達を追って校舎の中へ消えていった。

教室に着くと一人の少女がAIを待っていた。
「三上さんですね」
「あなたC

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Novel Editor by BS CGI Rental
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