俺たちは先へと進んでいった。
そのうちに、柱の上に橋が通っている場所についた。
まだ先があるが、試験管らしい人がいたのでここで到着ということにする。
早速声をかけてみた。
「えっと、あなたが試験管ですかー?」
「そうよ。私が試験管よ。」
「あ・・・あれ!?さっきの案内の人・・・?」
マチが一番最初に気がついた。俺は人の細かい所とか見ないから気づかなかった
「うぉ本当だぁ!お前なんでいるんだよ!さっきあたしらの前で消えたばっかじゃ ん!」
ビッグさんも言われて気がついた。
「え、そうなのか?」
やっぱり俺はわからなかった。
「あたしは試験管もやってるのよ。なんせ人手が足りないからね。」
ただ目立ちたがりやなだけじゃないのか・・・・。
「ただの目立ちたがりじゃ無いわよ。」
心を読まれたし(; ̄Д ̄)もう、余計なことは考えないことにしよう。
「いい心がけね。」
また読まれたよ!
「紹介が遅れたわね。私は試験管もやってるルネ。よろしくね。」
急に自己紹介をしてきた。話の転換が強引だ。
「じゃあ、早速テストを始めるわよ。上田君前へ。」
「はい。」
一番は俺のようだ。
「〜〜〜〜」
ルネが謎の呪文を唱えた。その呪文のせいか俺は、犬になっていた。
「!?」
「本能開放の術よ。うーん、大丈夫みたいね。合格。」
俺は合格したようだ。すぐに術が解かれた。
「次は、幸田さん。前へ。」
「はっ・・はい!」
「〜〜〜〜〜」
町も同じ術をかけられているようである
「うう・・ぐるるる・・」
何だかマチの様子がおかしいぞ・・・?と思った瞬間
「がぁ!」
マチが襲い掛かってきた!
俺は逃げ出した・・・・・・・・。
「ああ、やっぱりね。これが心配だったのよ。」
「麻智さんどうなったんだ?いつも大人しいのによ、急に・・・・。」
「あの子、普段色々抱え込んでるでしょ?それが原因ね。」
「普段感情を発散できない子は術を掛けるとだいたいああなるわ。ホント、面倒ね ぇ」
「幸田さんは私が何とかするから。二人は次のテストへ行って。」
「え、あたしはこれやんねーのか?」
「あなたはやる必要も無いわ。見ればどんな精神かわかるほど力が強いから。」
「そうかーあたしつよいのかー。」
仕方が無いので次のテストに行くことにした。けどどこに行けばいいんだろう?
わからないのでとりあえず座っていることにした。すると・・・
「上田君、そこの柱へ。」
と急にどこからかともなく声が。とりあえず近くの柱へ行ってみる。
すると、7,8人ぐらいで子供達(多分テスト中)が皆で手をつなぎ柱を囲んでいた
「あ、君もこのグループか。早く入りなよ。」
とりあえず、一緒に囲んでみることに。
すると、急に景色が回りだし、気がつくと草原に一人で立っていた・・・・。
つづく
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