【あとがき】 うわ……読んじゃいましたか。ここまで。 凄いですねぇ。ってこんなこと言ってる場合じゃないか。 ありがとうございます、ありがとうございます、ありがとうございます、ありがとうございます、ありがとうございます、ありがとうございます、ありがとうございます、ありがとうございます…… とこれ以上書いたら、さすがにウザいですかな。 これぐらい感謝してます。本当にありがとうごさいました。できれば感想ください。 おっと、名前を名乗ることすら忘れてました。つい熱中して一睡もせず、外が明るくなってきちゃった……ああ、どうしよう、と考えている奇伊都というもんです。 これマジ話です。今八時。昨日確か十時ぐらいに風呂にはいってから、延々とやってるはず。 熱中しすぎだろぅ……。
それにしても予定通り、年内に「均しき絆」が終わるとは、お釈迦様でも思うめぇ。 やった。やりましたよ私は。 最後の詩?のような部分を打ち終わったとき、やり遂げたぁって感じがしましたね。 ……まだシリーズ完結してませんけどね(笑)
で、次の作品であり、この「均しき〜」シリーズ最終作名は……(ドラムロール、カモン!) 「均しきさだめ」 です。ああ、やっぱり寝不足で変なテンションになってますね。ご了承ください(笑) 気付いた方もいらっしゃるかと思うのですが、「均しき〜」シリーズは全部「均しき○○゛○」になってます。 最初から決めてましたっ!(半分嘘です。二作目を「均しき絆」に決めるときに決めました) ただし、三作目が「さだめ」になるかどうかは、ギリギリまで悩みましたよ。 結構あるんですよね。二文字目が濁音の三文字の言葉って。 適当に挙げていくと、願い・ひずみ・風見・屍骸・凄み……って屍骸ってなんだよ! あはは、まあそんな感じでいっぱい挙げた中で、最後まで「さだめ」と争ってたのが「ひずみ」なんですよ。 一作目が漢字+ひらがなで、二作目が漢字だけ。じゃあ三作目はひらがなだな、という思考のもと、その二つに絞ったんです。 実をいうとこのあとがき書くまで悩んでましたけど、もう悩みません。書いちゃったもん(笑)
やっぱりここまで読んでくださるということは、一作目「均しき望み」も読んでくださってますよね? ……え?読んでない? 読んだけど忘れた? ……まぁ、これから始まるネタばれ話がイヤじゃなければ、このまま読んでやってくださいな。
とは言っても何書こうかなぁ。 「均しき絆」は言うなれば中継ぎ作品。「均しき望み」ではっていた伏線の答えをだすためと、「均しきさだめ」への伏線をはるための作品ですからね。 変なこと書くと、どれもこれも次回作のネタバレになるんですが……
キャラクターについて、いきましょうか。 というかコレ言っときたかったんですよ。いいですか? いいですね。
実は存在自体、没になったキャラが二人います(笑) 亮の姉ちゃんと、三国志演義読んだ人なら知ってるだろう鳳雛です。 鳳雛とは鳳統という人のことで、鳳(おおとり)の雛(ひな)として、亮の臥竜(臥せた竜)と対をなして三国志演義で紹介されている人ですね。 ……おい、こんな重要な奴を没にしたのか。 とお怒りをもらいそうですけど、す、すみません。ちょっと弁明をさせていただきますと…… 鳳統は均実が襄陽に行ったときに、どこからともなく登場させるつもりでした。が、ページが足らない。 なかなかエピソードが多い人物なので、書ききれないんですよ。 亮の姉ちゃんもほぼ同じです。 本作では季邦に引きずられて均実は襄陽に行ってますが、最初あれは落ち込んでいる均実を元気づけるために、亮の姉ちゃんが襄陽に連れて行く話でした。 で、そこに現れた鳳統を均実に紹介するのが、亮の姉ちゃんの役目。 でも鳳統の出番を削ったせいで、亮の姉ちゃんをだす必要はなくなっちゃったんですよね。 せっかく考えたし、まったく日の目を見ないのも可哀想かと思ってこんなとこでばらしちゃいました。
他のキャラでネタバレにならないやつ……、ああ、水鏡先生がいた。 ぶっちゃけて言うと、こいつは「均しき絆」の中で私が一番嫌いなキャラでした(笑) 水鏡先生がしゃべってるとイライラしてしまうので、会話シーンは必ず一回では書けないんですよ。 で嫌いだったし、一番書きにくいキャラでもあったんじゃないかな。 この「均しき〜」は均実が主人公ですからね。読み手には均実に同調してもらえるように、いろいろ工夫しているんです。 でも水鏡先生は均実が納得していない(亮といると無理をするという件)を話してるじゃないですか。 納得しにくいですよね。でも書かないと話にならない。 やり難かったぁ。でもぉ、もう登場しない(はずだ)からぁ安心〜。 ……あ、うつった(笑)
均実も純も、こちらの世界に馴染んでますねぇ。なんだか陽凛が怖いこと言ってますけど、どうなるんだか(笑) 関羽の扱いを今回凄まじく困りましたね。もう前作で彼の心情は書きあげた感があるもんで、三作目まで休んでてって言いたくなりましたよ。 亮のことを書きたいんだけど、均実は新野に行っちゃうし。ま、一応予定通りのセリフなどは言わせたからいいけどさ。 徳操が警告した均実と亮のこと……これは、はてさて?
では「均しきさだめ」の話にうつりましょう。
あの人物です。キーパーソンは、あの人物です。 言えません。内容については、これ以上は本気で言えません。
やっと今までの伏線をようやく全部使えます。 というかこの「均しきさだめ」を書くために、これまで二作も使って伏線を書いてきたんですよ。 ふふふ、燃えますねぇ。 最後らへんなんか、凄く燃えますねぇ。 まだ最初のほうしか書けてませんが。
何がそんなに奇伊都を燃やしているのか、気になれば「均しきさだめ」と読んでねぇ!(宣伝パート2)。
予定通りいけば、三月内にこのシリーズは終わるはずです。 お、終わんなかったらごめんなさい。
「均しきさだめ」のあとがきは、二、三回使ってキャラクターの裏話とかもやろうと思ってます。 ページの都合でだせなかったキャラの昔とか。う〜ん、でもこれ書くと番外編かけないんですよね。 まぁあとがきまでいってから考えますんで、それについてもご意見があれば、どうぞ教えてください。
ふぅ……こんなもんでしょうか。 発病(「均しき望み」あとがき参照)しそうになると、時間を忘れて小説書いちゃう生活って、体にかなり悪いですね。 う〜ん、まあ「均しきさだめ」を書き上げてから、体には休んでもらいましょう。
では前作と同じく、最後になりましたが……
嫌がらせにしか思えないほど長い小説にここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。 あと一作です。あと一作で、このシリーズも完結します。読み辛い情勢の説明や、心情を逆なでするようなふざけた描写に呆れ果てて放り出さずに、ここまで読んでくださったこと心から感謝しております。 ですからあと一作。逆鱗はどうぞ隠して、お付き合いください。
奇伊都
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