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我こそは!!!皆に頼りにされている?! 作者:雷香

第5回   名前の呼び方。















・・・・・・休み時間。












「おきっち!!さっきはゴメンな!!」





なんとなくただボーっとしていた俺の目の前で、隆幸は手を合わせて謝ってきた。


・・・ってか、「おきっち」って何?




「ああ、大丈夫。気にするな〜。」


過去を悔やんでばかりいては、前には進めない。




「ぉぅ、センキュ〜!!」


ただ、前に進む為には、過去の事を反省して活かさなきゃいけんぞ、少年。





「そういやさ、おきっちって一年の時、何組だった?」


こいつ、O型かな?
などと、勝手に予想。




「4組だった。ってか「おきっち」ってやめない?「た●ごっち」みたいじゃん。」


まめっち、おきっち、てんしっち。

・・・リズムが合ってるのが悲しい・・・・・・。





「じゃあ、なんて呼べば良い?」


「“長瑠”でいいよ。」


「OK!!たけっち!」




・・・・・・大した変化無いよ。










「何やってんだ?」


背後から声がした。
振り向いてみる。

そこには、政幸と泰幸がいた。




早速幸3、勢ぞろい?!





「あ、まさ、やす。今、さっきプリント飛ばしちゃった事を謝ってた。」


隆幸が笑顔で答える。





「「ドジだよなぁ」」


ハモってるよ。
也3の奴等に似てるよ。






「えっと・・・なんて呼べばいい?」


泰幸が、隆幸と同じ事を聞いてきた。





「あはは。たけっ・・・・・・」

「“長瑠”でいいよ。」


隆幸が「たけっち」と言いそうになったので、急いで遮った。



ってか、なぜ隆幸が答えようとする?






「「OK。長瑠。」」


こいつ等(政幸&泰幸)の方が物分りが良いのぉ〜。




「「「俺等の事は、たか、まさ、やす、で良いから。」」」



・・・・・・短くて呼びやすいね。







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Novel Editor by BS CGI Rental
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