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第7回
俺ってばお人好し。
ｉｎ木工室
『由梨が松木君の事･･････好きなんだって。』
ビックリだ。
最近驚く事が多すぎ。
ま、いいか。それが俺のキャラだから。（ぉ〜ぃ）
でもさ、しかしさ、俺にさ、その事をさ、言わなくたってさ、いいと思うのさ。（大丈夫？）
「･･････長瑠？」
放心していた俺を、坂井が呼ぶ。
「･･････････････････････････････あ、はい、なんでございましょう、」
棒読みで返事をしてしまった。
それに気づいて、もう一度ちゃんと返事をした。
「え〜っと･･･なんで俺に言うの？」
返事じゃねぇ。質問返しだ。
「････長瑠って、松木君と仲良いじゃん。」
「うん。」
「それで、長瑠にちょっと協力してもらいたくて･･･。」
「うん。」
「由梨の恋の手助けをする気にならな〜い？」
「うん。」
･･････はっ！
話に流されて「うん。」しか言え無かった。
最後の「うん。」って、どういう意味なんだ？！（今更･･･）
「する気にならない？」で「うん。」だから、する気にならない。
いや、相手はなんて解釈したんだ？！
「･･･ありがと！沖永君！」
牧野が顔に笑みを浮かべた。
･･････嗚呼、そう解釈したのか･･･。
もう、好きにして･･････。
「･･･････････俺は何をしたらいいの？」
こいつ等頭良さそうだから、絶対何か計画してるよ･･････。
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Novel Editor by BS CGI Rental
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