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我こそは!!! 作者:雷香

第2回   2
















「理由が、わか・・りませ、んよぅ・・・」





胸倉を掴まれ、約30分。

・・・いや、実際には5分程度だろう。



その間、也3は俺の事を睨みつけていた。
中でも、力也の睨みが強烈。





と、突然力也は俺の胸倉を離し、その場にしゃがみこんでしまった。






「・・・え?」





急に消えた息苦しさと、しゃがみこんでしまった力也を見て驚きの声をもらす。












「・・・・・・・・ぅ、うぅぅ・・・・・・」





力也がおかしな声を漏らした。

和也と雄也は顔を見合わせて、やれやれ、と首を振った。





「ちょ・・・大丈夫か、力也!腹でも・・・・・・」


痛いのか?と言おうとしたが、最後まで言い切れなかった。










「うわぁぁぁぁぁぁあああ!!!うぉ――――――!!」






力也が大声で喚きだしたのだ。




・・・・・・と思ったら、泣き声だった。












「えええええええええええええ?????!!!!!」






更なるおっどろき〜。






















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