「理由が、わか・・りませ、んよぅ・・・」
胸倉を掴まれ、約30分。
・・・いや、実際には5分程度だろう。
その間、也3は俺の事を睨みつけていた。 中でも、力也の睨みが強烈。
と、突然力也は俺の胸倉を離し、その場にしゃがみこんでしまった。
「・・・え?」
急に消えた息苦しさと、しゃがみこんでしまった力也を見て驚きの声をもらす。
「・・・・・・・・ぅ、うぅぅ・・・・・・」
力也がおかしな声を漏らした。
和也と雄也は顔を見合わせて、やれやれ、と首を振った。
「ちょ・・・大丈夫か、力也!腹でも・・・・・・」
痛いのか?と言おうとしたが、最後まで言い切れなかった。
「うわぁぁぁぁぁぁあああ!!!うぉ――――――!!」
力也が大声で喚きだしたのだ。
・・・・・・と思ったら、泣き声だった。
「えええええええええええええ?????!!!!!」
更なるおっどろき〜。
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