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夢紡ぎ詩 作者:秋桜

第7回   秋桜

秋に咲く桜

コスモス…小さなこの花は私のハナ
その花言葉を、意味を知っていますか?
ちなみにコスモとは無限大の宇宙のこどだったりします、
とにかく一度辞書を引いてみてください
今回そんな全てのコトバの意味を含ませて詩をつくりました


限りなく
この広大な空間のなかで
私はいつ 芽をだそう

血塗られた 緑あるべき大地に
残ったものは数少ない。
秩序を正すため わたしはやがてたくさんの子を育む親となろう

怒り 憎しみ 険悪を
光で包んでみせる
廃除したりはしない
喜びと悲しみを調和させて
新しい世界を創ろう
咲き誇るだけでは 意味がないから


生きるということ
今 生きているということは
つまり こういうこと


殺伐とした世界で生きている花、それでもまっすぐ上に延びようとする意志の強い花がいい、
そう思ったんです。
コスモスは秋の花…、
古典の世界では儚げなイメージがありますよね?
でも和えて、わたしはコスモスを強いく優しい花の代名詞にしたかったんです
(いやいや、ハナはどれも強く気高いですが、あえて!)

かくして10月生まれのわたし自身、もっと強くありたいと思っているのです。

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Novel Editor by BS CGI Rental
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