空は蒼い…何故かそんなことを思った はしゃいでばかりいたあの頃、自分の世界ばかりが美しくて 回りなんて見ていられなかった あの日 君に気付くまで…そう、いまでも鮮明に覚えてる。 忘れることのない体育祭
僕等の青春 キラキラ輝いてたね 汗を流した 涙も流した 声も嗄らした 見えないゴールに向かってただひたすら走ってた 走って走って走って走って、地面に倒れ込んだ 何が楽しんだか、虚しんだか、そんなことさえ わからなくて泣き笑いしてた
しばらく世界は暗かったけど、目を開けてみると 世界は驚くほどに眩しかった そこにある雲に手を伸ばしても届かない だけどよく考えれば、そこに雲さえ無かったんじゃないかな… 大きくて眩しくて、真っ青な君には勝てないと思った だけど 普段何気なく歩きながら それもビルとビルの間から見る君と、 広いグラウンドの中央で 真下から寝転がって見える君とではずいぶん違って見えたよ
君は美しい…僕をそう思わせたのは何だろう?
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