吉田拓郎さんの『夏休み』とくれば、次は井上陽水さんの『少年時代』を出さないわけにはいきませんね。
（私が勝手に決めた謎ルールです。笑）
　
少年時代　　井上陽水
https://www.youtube.com/watch?v=dNS4rE2dKJA
　
この歌は、1990年の映画『少年時代』の主題歌で、何でも、井上陽水さんの最大のヒット曲なのだそうです。
Wikipediaの記述によれば、この歌は陽水さんの代表曲の一つに挙げられることがあるばかりか、1994年以降の中学校・高等学校の音楽教科書に何度も掲載されているのだとか。
　
映画『少年時代』は、藤子不二雄(A)さんが1978年（昭和53年）から1979年（昭和54年）まで『週刊少年マガジン』（講談社）に連載した同名の漫画を原作としています。
しかし、その漫画も、作家・柏原兵三の小説『長い道』を原作として描かれました。
つまり、小説『長い道』を映画化したのではなくて、それを原作とする漫画を映画化したわけです。何だかややこしいですね。
藤子不二雄(A)さん自ら企画・製作を務め、映画は作られました。
　
何はともあれ、その主題歌はとても美しい。
藤子不二雄(A)さんと陽水さんは飲み友達で、(A)さんが陽水さんに直接、主題歌の制作を依頼したのだそうです。
歌詞の中に「風あざみ」、「宵かがり」という聞きなれない言葉が出てきますが、これらは陽水さんの造語だそうです。
意味は分からないながらも、美しい造語だと思います。
　
作詞は井上陽水さん。作曲は陽水さんと平井夏美さん（川原伸司さんの変名）。
それから、ピアノは何と、来生たかおさんが演奏しています。