サポディラの樹の下で
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[8091] 阿久悠さんと伊藤咲子さん
投稿者: じろう丸 2024年06月01日(Sat) 12時22分16秒
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伊藤咲子さんのデビュー曲『ひまわり娘』(1974年)も、大人気曲『きみ可愛いね』(1976年)も、どちらも阿久悠さんの作詞なんですね。
調べてみたら、伊藤咲子さんはデビューから1977年の12枚目のシングル『何が私に起こったか』まで、すべて阿久悠さんが書いた歌詞によるオリジナル曲を歌っているのです。
(もちろん、これはシングル盤に限った話です。アルバムでは井上陽水さん、荒井由実さん、小坂明子さんなど、他の歌手のカヴァー曲も歌っています。)
阿久悠さんは、よほど伊藤咲子さんを気に入っていたのでしょうね。
伊藤咲子さんの方でも、阿久悠さんに全幅の信頼を寄せていたのでしょう。
ちなみに伊藤咲子さんが16歳のときにリリースされた大ヒット曲『木枯しの二人』は、やはり阿久悠さんの作詞ですが、なんと、男性と駆け落ちする歌なんですね。
16歳の少女に駆け落ちをテーマにした歌を提供するとは、阿久悠さんもなかなかのチャレンジャーでした。
【HD】 伊藤咲子/ひまわり娘 (1974年16歳デビュー当時)
https://www.youtube.com/watch?v=gbVAHD2ZotM
[8093]
Re:阿久悠さんと伊藤咲子さん
投稿者: フォン ブラウン 2024年06月06日(Thu) 02時18分45秒
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私が「ひまわり娘」を聞いて連想する曲に、アイルランドの曲、「Believe me if all those endearing young charms」(春の日の花と輝く)があります。古風だが美しい曲と思います。
リンク
https://www.youtube.com/watch?v=KF1e59-gX2I
和訳参考
https://ezokashi.opal.ne.jp/english/e_believeme.html
[8094]
Re:阿久悠さんと伊藤咲子さん
投稿者: じろう丸 2024年06月07日(Fri) 20時34分05秒
返信
>フォン ブラウンさん
これは美しい楽曲ですね。
私はアイルランドの音楽はまったく知りませんが、ジャンルとしてはやはりクラシック音楽に分類のでしょうか。
そういえば『ひまわり娘』の作曲者も外国人なのですよ。
シュキ・レヴィさんという人で、私が少年時代に読んだ、『スター誕生』について書かれたある本によれば、たしかフィリピンの人だと書かれてあったと思います。
ところが、今ウィキペディアで調べてみたら、なんとイギリス委任統治領パレスチナ(現在のイスラエル・テルアビブ・ラマト・ガン)出身となっていました。
全然違っていますね。
いずれにせよ、伊藤咲子さんはデビュー曲が外国人の作品だったために、『日本レコード大賞』の新人賞には選ばれませんでした。
同大賞は、あくまで日本人の作品を対象としているためです。
伊藤咲子さんは、デビューからいきなり挫折を味わったわけです。
でも、伊藤咲子さんは、思わず応援してあげたくなるような人柄の良さが感じられて、私は好きでした。
[8095]
木原和敏さんの絵
投稿者: フォン ブラウン 2024年06月09日(Sun) 05時59分21秒
返信
約10年前、日展の出展作品を鑑賞する機会がありました。私は特に美術ファンではないので、様々な作品を次々見ながら回っており、標記の木原和敏さんの作品も一見して通り過ぎようとしました。しかし、待てよと引き返して見直したところ、そこには極めて繊細で上品さにあふれる絵があり、しかもモデルの女性が歩いて出てきそうな迫力があって、30分間位そこでじっとたたずんでいたことを覚えています。
絵画は2次元なので、何らかの立体化技術を使わなければ3次元を表現することは不可能と、それまで考えていましたが、描き得ることが初めてわかりました。木原和敏さんの絵はインターネット上でも公開されていますが、実物でないと、その立体性はなかなか実感できません。しかし最近、その立体性が垣間見える作品を見出したので、ご紹介します。この中で、背景に海と町がある作品の拡大版が、特に立体感が感じられます。パソコンの画面上で拡大してみるとさらに効果が出ると思います。
https://ameblo.jp/midate/image-12632390317-14836904323.html