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もともと雑工業者は

  もともと雑工業者は アクサダイレクト‐自動車保険ランキング 2014/06/11 12:00:13 

もともと雑工業者は [返事を書く]
 もともと雑工業者は、上古から雑戸として、卑品と認められていたのであったが、平安朝以来いわゆる非人法師が輩出したについて、彼らの徒の中には自然この卑職に流れたものが多かった。したがって雑工業者の徒のうちには、室町時代に至るまでも、相変らず法師姿でいたものが多い。「七十一番職人歌合せ」の絵を見ると、筆結・弦売・轆轤師・饅頭売・賽磨・甲細工・草履作・足駄作・唐紙師・箔打・鏡磨・玉磨・硯士・鞍細工・葛籠作・箙細工・枕売・仏師・経師・塗師の助手・硫黄・箒売・一服一銭・煎じ物売など、下り者と云われた諸職人・諸行商人は、多く法師姿である。その他既に俗体になっているもののうちにも、同じ流れのもの多かるべきは云うまでもない。渡守・関守・山番・野番・水番などにも、同じ流れの者が多く、長吏は、それらをもみなエタ支配の下にいると主張していたのであった。
 遊芸者の仲間も多くはまた同様で、千秋万歳法師・田楽法師・猿楽法師など、もとはその名の如く法師であり、虚無僧の如きも、やはり尺八を吹く遊芸僧であった。それで長史は、この流れの遊芸者をもやはり自己支配の下にいると主張しておった。
アクサダイレクト‐自動車保険ランキング 2014/06/11 12:00:13

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