MEN IN BLACK V the Novel ゴジラと一緒☆ 2007/04/21 00:05:08 └2010年7月20日05:00L.A. ゴジラと一緒☆ 2007/04/21 10:27:57 └2010年7月20日10:00L.A. ゴジラと一緒☆ 2007/04/28 15:42:56 └長身の好青年エージェントL、彼は二人の8年... ゴジラと一緒☆ 2007/04/28 15:43:23
Re: 2010年7月20日10:00L.A. [返事を書く] | ||
長身の好青年エージェントL、彼は二人の8年後輩に当たる。Rが冗談交じりに答える。 「あぁ。つい一時間前に、N.Y.郊外で謎の熱源だそうだ。俺は温泉だと踏んでるんだがな」 「あぁR…よもや地下鉄ミミズのことを忘れちゃいませんよね?」 「うん、何度アイツと対決したことか…!!伝説のタフガイ、エージェントJが片付け切れなかった唯一の仕事といったら、間違いなくジェフ様御一族だな」 地球に住み着いてしまった『MiBの商売相手』の一匹、巨大ミミズと、MiBの全ての構成員の永遠の憧れ、エージェントJの度重なる対決(?)は、今やMiBの伝説であり、予備軍においても歴史の時間に丸1日を掛けてこの話を講義しているという都市伝説まで存在する。初代のジェフは20世紀末、襲来者サーリ−ナによって爆散させられているが、その後彼の死を悼む間もなく卵が発見され、子孫たちが今でもN.Y.の地下を元気良く駆け回っている。 「でもな、今度の奴は金属反応もあったって話だ。もしかすると……」 「遺物という可能性だってありますからね」 Yはにべもない。 「…なぁおい、俺に夢を見る暇を与えてくれよ、Y」 「残念ながら地球は平和な方がいいですよ、私は」 「ったぁ冷てぇな…ん、待て待てケータイがブルってる……」 いそいそと上着の内ポケットから携帯電話を取り出して、Rは期待に目を輝かせてそれを耳に押し当てる。 「Rだ、Lか?……何ッ、それは…マズいな…すぐ戻れるか?…うん、うん、よし分かった」 終話ボタンを押したRの顔は蒼白だった。 「お望み以上の掘り出し物だったのでは?」 Yが眼鏡の奥で僅かに笑う。 「いや……トンでもない物にぶち当たったぜ…」 血の気の引いた顔をYに向け、Rはゆっくりと言葉を続けた。 「N.Y.の郊外にはなぁ……大規模軍需工場があるんだとさ」 束の間の沈黙…… (続く) | ||
|
└「……闇に葬られているのは我々だけじゃな... ゴジラと一緒☆ 2007/04/28 15:56:55 └「ただ今戻りました、R」 ゴジラと一緒☆ 2007/04/28 16:04:40
[アッキーの部屋〜長文掲示板〜]
[HPへ戻る]
新規発言を反映させるにはブラウザの更新ボタンを押してください。