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小説が輝く時(古老の戯言)
投稿者 カロカロ[1]
投稿日時 2008年10月13日(Mon) 23時03分15秒
お久しぶりの方も、始めましての方も、こんにちわ時の傍観者ことカロカロです。
古老がわいて出て何を申すか!という感じかもですが、こんな阿呆の話でも聞いておやりになられてください。
私、時の傍観者は今日まで様々な経験をこのサイト様で積ませていただきました。
今でも、このサイト様に掲載したての頃に『教育』された事はよくも悪くも思い出……。
人間として成長できた部分もあります。

しかしながら、同時に考えに固執してしまった事もございました。
例えば、小説は人に読まれてこそ輝くのではないか……など。
それにより、空回りしてしまった事もありました。
勿論、今でもある種の先入観はあるのでしょうが……。

さて、ここで本題です。
皆様は、小説とはいかにして輝くものだと思いますか?
なんだか変な質問だとは思いますが、お答えいただけたら幸いです




投稿者 城ヶ崎 勇輝[2]
投稿日時 2008年10月14日(Tue) 22時57分29秒
>お久しぶりの方も、始めましての方も、こんにちわ時の傍観者ことカロカロです。
あらら、どうも、同じく古老の城ヶ崎ユウキです。
城ヶ崎ユウキという人物も投稿屋と共に育ってきたようなもんですからね。
それでは質問に答えましょう。

>皆様は、小説とはいかにして輝くものだと思いますか?
そうですねえ……。
私は、子どもと同じように、小説を作った人がその小説を愛せば愛するほど輝くものではないでしょうか……?
例を挙げますと、私の書いた小説『翼の生えた少女』ですが(自分で言うのも変ですけど)、とても愛情をこめて書きました。完結した今、とっても輝いて見えます。
自分の書いた作品だからかもしれませんけど、でも愛読者も他の自作品に比べて(感想を貰った回数的に)多いですし、何より今まで書いていたなかで、一番楽しかったです。

きっと、自分がどれだけその作品に想いを込めて、色々なことを調べて、時には実物を見たりしたものを小説として残す……。自分が書きたい! と思ったものを自分で満足できるような作品になったとき、その小説は輝くんじゃないでしょうか……?

と、城ヶ崎なりの答えでした。

投稿者 カロカロ[3]
投稿日時 2008年10月15日(Wed) 22時55分27秒
城ヶ崎ユウキさん、お久しぶりにございます
>それでは質問に答えましょう。
>>皆様は、小説とはいかにして輝くものだと思いますか?
>そうですねえ……。
>きっと、自分がどれだけその作品に想いを込めて、色々なことを調べて、時には実物を見たりしたものを小説として残す……。自分が書きたい! と思ったものを自分で満足できるような作品になったとき、その小説は輝くんじゃないでしょうか……?
なるほど、自分で思いを込め、満足できるような作品を書く……。
自分は、思いを込めて書けていたか、また満足していたか、今一度考えさせられました。
最近、日常が忙しく作品も更新のために書くようになってしまっていた部分や、満足という段階まで達していなかったかもしれません。
今の自分の作品は輝いているのでしょうか?
う〜む、難しいです。
質問に答えていただき、ありがとうございます^^

投稿者 Naked on Society[4]
投稿日時 2008年10月19日(Sun) 11時18分48秒
初めまして。Naked on Societyと申します。
名前、長くてすみません。
大変興味深いタイトルに惹かれ、気付けば返信をクリックしておりました。

小説が輝く時、という考え方、とても好きです。
なかなか輝いてくれない、というのが私の作品なのですが。
いや、これは私自身の力の話。

>例えば、小説は人に読まれてこそ輝くのではないか……など。
凄まじく同感です。
しかしながら、ある意味で。

多くの人に読んでもらえる作品を書ける、それだけで十分に力を持っている作家さんだと感じます。
ただ、全員が全員、同じ読後感を得られるのかは保証できないんじゃないでしょうか。
読者によって、心に残ったシーン、共感できた描写、好きな登場人物etc、それぞれ異なるかと思います。
その中の誰が正解で、誰が不正解で、という区別はできません。読者の方々にとっては、それが事実ですから。

私も微力なりにいくつか作品を書かせてもらっている立場ですが、本当に多種多様な感想を戴きます。
時には、「え、そこなの!?」といった感想も得られます。
自分が狙って書いたところが、まったく違う景色で見られていた事なんて、それこそ星の数。

とまぁ、「こなちきしょう」根性でもって未だに作品制作を続けている私ですが、一度だけ、作品を書いて良かった、と心底思えた事があります。
思えば、自分の作品が最も輝いた時だったかもしれません。

お一人の方からの、たった1つの感想だったんです。
私の作品を読んでもらった方から、お持ちの思い出を書いて戴けました。
私の小説が、その方の記憶と、感情を手繰る糸になることが出来たんです。
正直、「あんたの思い出の方が数百倍ステキだよ!」と思いもしたのですが(笑)
しっかりと受け止めてもらえる、読んでもらえるべき人に作品を届ける事が出来たと実感した体験です。

城ヶ崎さんのおっしゃる通り、「どれだけ自分が書きたかったか……とくと知れ!」(誇張表現)という思いを乗せた小説はそれだけでも十分に素晴らしい作品です。
私自身も実感済みです。書き切った時の満足感といったら、あまりの清々しさに心が通常の2.5倍、広く感じられます(当者比)
さらにそれに加えて、顔も知らない方との橋渡しになった時、小説というのは素晴らしく輝くものなんじゃないかと思います。

長々と書いてしまいましたが、小説はボトルレターであると考える私なりの意見でした。
ご参考になりましたかどうか。

それでは、乱筆乱文失礼致しました。