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リレー小説
投稿者 中木寸[1]
投稿日時 2008年06月21日(Sat) 20時26分46秒
前、とあるサイトで同じような小説をリレー小説にしたらミステリアスになったのでこのカテゴリーに投稿です。
ちょくちょく見に来ますが、本サイト投稿もあるので僕の投稿は難しいと思います。みなさんの想像力に一任します。




投稿者 中木寸[2]
投稿日時 2008年06月21日(Sat) 20時29分54秒
私の名前は、大場明子。20代の平凡な看護師だ。ただ、他の人と違うところが一つある―。「居野寺さん、血圧はかりに来ました」「あぁ、ありがとう」私の担当患者、居野寺さん。3ヶ月も前から高血圧で入院している。このまま行けば、あと2ヶ月ほどで退院できると院長から言われ、毎日が楽しみのようだ。ただ、生きて帰れる確率は低い。「はい、じゃあ腕を捲くってください」そう言って、黒ずんだ腕を見るとドキッとする。腕にはところどころに赤い斑点があるからだ。とは言え、他人にはただの黒ずんだ腕にしか見えない。そう、私は生まれつき、もうすぐ亡くなる人の腕に赤い斑点が見えるのだ。

投稿者 褪紅[3]
投稿日時 2010年04月04日(Sun) 12時38分14秒
 最初は、それが何なのか分からなかった。
 近所のダルメシアンにその斑点を見たときは、「わぁ!何という珍品種だろうっ!」と興奮したものだ。
 しかし、いつからだろう。気づき始めたのは。
 私にしか見えていないということに。
 その斑点が、死の前兆だということに。
 私はいつから気づき始めたのだろう。