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作品カラーって分かります?
投稿者 アグァ・イスラ[1]
投稿日時 2006年04月01日(Sat) 21時31分34秒
 
 アグァ・イスラというものです、初めまして。
 よく、何処かの出版社に作品を投稿するときには、その出版社のカラーにあった作品でないと受賞は難しいと聞いたことがあるのですが、あなたは出版社のカラーを区別できますか?
 電撃さんと富士見ファンタジア、スニーカー文庫、ビーンズ文庫、スーパーダッシュ文庫の違いって分かりますか? 
 誰か分かったら教えてください。大体で構いません。曖昧でもいいです。
 どうも私には特に電撃さんと富士見ファンタジアさんのカラーの違いが分からないのですが? 何となく、違うなぁとは思うんですが、言葉にすると分からないのです。全部の出版社のカラーを答えてくれなくてもいいです。
 どうか、教えてください。 




投稿者 殻鎖希[2]
投稿日時 2006年04月02日(Sun) 00時00分05秒
初めまして。殻鎖希(こくさのぞみ)と申します。

出版社による作品カラーですか…確かにあるように思いますね。
私もどの出版社がどのようなカラーのものを出しているのか…ということについてはっきりと区別をつけることはできません。
例えば、「電撃文庫であればゲームを元にしたような話が多いのかな」とか「富士見ファンタジアとスニーカーは傾向が似ているように思うけど、富士見の方がファンタジーとしての世界を確立した物語が多いような気がするな(スレイヤーズ、オーフェンなどは勿論ですが、フルメタルパニックのような現代日本を舞台とした話の世界の中にも、現実とは違うファンタジー性が色濃く宿っていたり)」とか…そういったことは考えたことがありますが、明確な根拠がありませんので私の偏見であるかもしれません。

ただ…私が思うことは、複数の出版社で本を出されている作家さんの作品を読み比べてみると、違いが見えてくるようにも思いますね。
例えば、神坂一先生や麻生俊平先生は富士見ファンタジアとスニーカーで小説を書かれていますが、読み比べてみると確かに作品の傾向が違うように感じられるんですよ。
なんともうまくは言えませんが…^^;

質問の答えになっていないかもしれませんが…私の意見としてはこのようなところです。

投稿者 アグァ・イスラ[3]
投稿日時 2006年04月02日(Sun) 10時30分19秒
 初めまして。殻鎖希(こくさのぞみ)さま。
 書き込みありがとうございます。
 そうですよね、やはり区別はできないように思うのですが、私は何処かの出版社に投稿しようと思っったはいいものの、出版社のカラーが曖昧で区別できず、困っております。私の作品は一体、何処の出版社のカラーなんだろう、と思い、そもそも出版社のカラー自体が分からないことに気がついたのです。ばかですよね……。すみません。

>ただ…私が思うことは、複数の出版社で本を出されている作家さんの作品を読み比べてみると、違いが見えてくるようにも思いますね。
>例えば、神坂一先生や麻生俊平先生は富士見ファンタジアとスニーカーで小説を書かれていますが、読み比べてみると確かに作品の傾向が違うように感じられるんですよ。

 大変参考になりました☆ 早速、読み比べてみます↑
 富士見ファンタジアとスニーカーが傾向が似ているのですか、それは初めて聞いたので、勉強になりました。ありがとうございます。私が書いた原稿もファンタジーが強いので、何処に投稿しても同じなのかな〜という気もしてきました。曖昧ですし。区別するのは。
 では、書き込みありがとうございました、とても参考になりました。

 それと、曖昧で構わないので、この出版社とあの出版社はここが違うと思った方はどんどん投稿してください♪ 

投稿者 高千穂ゆずる[4]
投稿日時 2006年04月04日(Tue) 23時16分56秒
初めまして、高千穂ゆずるといいます。

投稿するにあたり、出版社のカラーがわからないということでしたので。
あまり参考にはならないとは思いますが、私も投稿していたりするので意識して注意していることを書かせてもらいますね。

いくつかの出版社へ投稿するのに、自分の作品はどこ向き? っていうのは悩むところですよね?
その中で、ある出版社の編集部の言葉として、出版社のカラーというよりも、刊行されている作品を読んだことがあるかどうかは応募してきた作品を読めば、大体わかるというものがありました。(ここの出版社はそこの辺りを重要視されていました)
たしかに出版されている本を読んだことの無い人と、ある人とでは自ずとカラーというものに差が生じるのではないかと思うのです。
出版社(どこもそうだとは限りませんが)の意見として、投稿したいと思っているところの作品は一応読みます。といってもすべてを網羅することは無理なので、その中でも自分の好きなタイプのものとかを選びます。
好きな作家さんがいればそちらを購入しますし。

傾向は似ていても、作品を読めば少しはわかると思うのですが。すでに読んでいます!ということであれば、ただの老婆心ですね。
申しわけありませんでした。

投稿作業はいろいろと大変ですが、頑張ってくださいね。

投稿者 碧砂[5]
投稿日時 2006年04月05日(Wed) 12時54分32秒
初めまして、碧砂といいます。
出版社の作品カラーがわからない、とのことですが、それでしたら『このライトノベルがすごい!』という、ライトノベル特集冊子が発売されていますので、それを読まれることをオススメします。
その中に「主要レーベルの傾向と対策」という特集が組まれていますので、参考になるかと。
全てのレーベルカラーを理解するにはそれなりの読書量を積まねば為りませんし、やはりアマチュアの目から見ると、ぼんやりとしかカラーが見えぬ場合もあると思います。上記の特集であれば、プロの目から見た「出版社カラー」を手っ取り早く確認できると思います。
因みに、現在『このライトノベルがすごい!』は2005年度版と2006年度版が発売されています。

蛇足ですが、富士見と電撃の作品カラーの相違について私的意見を。

富士見は、確固たる独自の世界観を持って、多様にキャラクターを動かすことのできる、フィールドがとても広いファンタジーを求めている傾向があるように思います。キャラだけでは駄目、世界観だけでは駄目……何か一つ群を抜いている文章と言うよりは、総合的に見てバランスの取れた作品が多く出版されている感じですね。
電撃はどちらかというと、もう何でもあり! な雰囲気が、少々感じられますね。こちらは、何か一つ群を抜いていればいいようですよ。一芸に秀でた作品を求める傾向にありますか。電撃の主なカラーといいますと、ブギー・ポップやキノの旅などが上げられますが、それらとは全く違う作品も多く出版していますし、一概に「これが電撃!」と言えるものはないように思います。
富士見はとても狭き門ですが、電撃の場合はたとえ賞を受賞できずとも、審査員の目にとまれば出版してもらえることがあります。
キノの旅の時雨沢さんは、実際、最終選考までいくものの、受賞をしたわけではなかったと記憶しております。……いえ、最終選考までいくのも大変なのですが(苦笑)でも、富士見よりは、出版される確率が高いかと。

と、余計な私的解釈はこの辺にして。
私のこんな語りを読むよりは『このライトノベルがすごい!』をお読みになる方が、数十倍役に立つと思います(笑)
何にせよ、お役に立てれば嬉しい限りです。
アグァ・イスラさんはライトノベル作家志望でいらっしゃるのでしょうか?
いつかアグァ・イスラさんの作品が店頭に並ぶことを、楽しみにしておりますね。

投稿者 アグァ・イスラ[6]
投稿日時 2006年04月05日(Wed) 15時40分27秒
 
 初めまして、高千穂ゆずるさま。
 書き込みありがとうございます。

 その中で、ある出版社の編集部の言葉として、出版社のカラーというよりも、刊行されている作品を読んだことがあるかどうかは応募してきた作品を読めば、大体わかるというものがありました。(ここの出版社はそこの辺りを重要視されていました)
>たしかに出版されている本を読んだことの無い人と、ある人とでは自ずとカラーというものに差が生じるのではないかと思うのです。

 ……そーですよね。読んでいるうちにそのカラーになっていく…、と。そういうこともあるかもしれません。多少でも読んでいれば、読んでいない人とは差がつく。なるほど、名言です。目から鱗ですね。

 傾向は似ていても、作品を読めば少しはわかると思うのですが。すでに読んでいます!ということであれば、ただの老婆心ですね。

 一応は電撃、富士見、その他と色々手をつけて、読んでいます。大体は読みつくしたとは思うのですが、やっぱり素人の目だと分からない。むしろ、読みすぎて良く分からない。どんどん深みに嵌っていっている気がします。 何が基準?ってな悩みであったのですが、確かに読んでいない人よりかは傾向はつかめているはずですよね。細かいことにこだわりすぎた嫌いがあるのかも……。
 また、自分の好きな作家、作品がいる出版社に投稿するのも手ですよね。
 自分も好きってことは、自ずと自分の作品もそれに似てくるのかもしれませんもんね。とても参考になりました。書き込みありがとうございました。
 

投稿者 アグァ・イスラ[7]
投稿日時 2006年04月05日(Wed) 16時05分49秒
 初めまして、碧砂さま。

>出版社の作品カラーがわからない、とのことですが、それでしたら『このライトノベルがすごい!』という、ライトノベル特集冊子が発売されていますので、それを読まれることをオススメします。
>その中に「主要レーベルの傾向と対策」という特集が組まれていますので、参考になるかと。
 
 読んでます。『このライトノベルがすごい…』。
 それでも良く分かってない私が愚かなんでしょう。すみません。愚かで。
 
>蛇足ですが、富士見と電撃の作品カラーの相違について私的意見を。
>
>富士見は、確固たる独自の世界観を持って、多様にキャラクターを動かすことのできる、フィールドがとても広いファンタジーを求めている傾向があるように思います。キャラだけでは駄目、世界観だけでは駄目……何か一つ群を抜いている文章と言うよりは、総合的に見てバランスの取れた作品が多く出版されている感じですね。

「…!」
 ですね。なるほど、そう言われてみればそうですね。富士見のほうが、フィールドが広い。バランスですか。確かに、電撃はあまり傾向を決める予定はないみたいに『このライトノベルがすごい』に書いてあった気がします。
 とても参考になりました。富士見と電撃の違いはフィールドです。バランスです。確かにそんな気がしてきました。
 『伝勇伝』とか『フルメタル・パニック』とかと比べると電撃の世界は狭いものが多い気がします。近所というか。また、現代モノが多いし、電撃さんは。
 
>富士見はとても狭き門ですが、電撃の場合はたとえ賞を受賞できずとも、審査員の目にとまれば出版してもらえることがあります。
>キノの旅の時雨沢さんは、実際、最終選考までいくものの、受賞をしたわけではなかったと記憶しております。……いえ、最終選考までいくのも大変なのですが(苦笑)でも、富士見よりは、出版される確率が高いかと。
>
 ずっと、私は電撃のほうが受賞自体が難しく出版も出来ないと思っていましたが、確かにそうとも限りませんね。出版が最終ゴールですから。実は富士見のほうが狭き門であったとは、全く知りませんでした。
 情報ありがとうございます。電撃は高く険しい壁が受賞の前に立ちはだかっていると聞いたものですから、先入観って怖いですね(笑)。
 
>アグァ・イスラさんはライトノベル作家志望でいらっしゃるのでしょうか?

 はい、そうです。一応……。
 まだまだ、未熟で、先日やっと、投稿してみる勇気が湧いてきたばかりのひよっ子であります。それまでは、自分の文に自身の欠片も持てずに投稿する気もおきませんでした(笑)。
 では、わざわざ書き込んでいただき、ありがとうございました。
 参考になりました。特に、富士見と電撃の違いがなんとなく分かったような気がします。