投稿者
| 大森貝塚 | [3] |
投稿日時
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2005年07月02日(Sat) 04時53分49秒
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はじめまして、京都出身、大森貝塚というものです。岐阜に住んでいた方なのですか。JR東海道線だと、大垣まではそうでもないけれど、米原まで行くと、とたんに関西弁が濃くなるような気がする…ってどうでもいいですね、すみません(汗)
実は以前、京都を舞台にした作品を書きました。僕の作品を検索してもらえれば、すぐに出てくると思います。セリフは全て僕が実際に使っていた京都弁をそのままに表現したつもりです。お気に召すかどうかはわかりませんが…。
実は「…どすえ」のような言葉は、もうお年寄りか土産物屋の店員さんくらいしか使わないんですよ。舞妓さんなんかは普通に使うのかもしれませんが、そっちの世界は縁がなかったものでわかりません。
京都の普通の人は、少し柔らかめな関西弁を使っています。例えば、 「何をしているのですか」→「何したはるん?」 「それ、違うよ」→「それ、ちゃうで」 みたいな感じですかね。隣の滋賀なら、あまり変わらないはず。イントネーションも関わってくるんですが、そこまでは文章では表現しきれない…。
僕みたいな素人ではなく、プロの作品なら、文庫で出ている田辺聖子の小説『ジョゼと虎と魚たち』がお勧めです。短編集ですが、全編できれいな関西弁が使われています。こういう上手い人の書く、方言のセリフっていいですよ。何ともいえない空気が漂うようで。関西弁に限らず、どの地方の言葉でもそうだと思います。
いずれ、ショートショートあたりで関西弁小説を書いてみようかと思います。そのときは、軽くお付き合いくだされば幸いです。よろしゅう、たのんます。 |
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