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地方の言葉を使った小説をリクエストします
投稿者 真樹[1]
投稿日時 2005年07月01日(Fri) 07時25分53秒
地方の言葉を使った小説をリクエストします。

わたしは、標準語しか話せません。

憧れるのは、京都弁です。

今、滋賀の話を書いていますが、滋賀に住んだこともないし、お隣の岐阜に数年いましたが、もう、言葉を忘れてしまいました。

方言って言ってもいいのでしょうか?

地方の言葉で、書かれた小説が読みたいです。
どなたか、そんな小説を知っている。
また、書いてやるって方がいらしたら、是非、お願いします。

言葉を勉強して、わたしの小説に生かしたいと思います。




投稿者 金堂 日洋[2]
投稿日時 2005年07月01日(Fri) 22時49分16秒
はじめまして 金堂 日洋 といふものです。
方言の小説ですか、やってみたいですが、私の故郷の方言は、小説にかきにくいのですなー

>地方の言葉を使った小説をリクエストします。
>わたしは、標準語しか話せません。
完全に標準語というのはありえないと思うのですが・・・・

ちなみに、じゃん とかは浜弁(横浜弁)で、だらーとかは静岡
下町の言葉だと、ビートたけしさんや久本雅子さんあたりの言葉になるようで・・・

そもそも標準語というのは明治のころにつくりだされた言語でして・・・
人に命令して統制するために、感情をいれる余地がなく、冷たく命令的な言葉としてあみだされたと、ものの本で読みました。
それまでは、方言でした。
なので、幕末のドラマをみても、坂本竜馬は土佐弁を、西郷隆盛は鹿児島弁を話してます。(TVドラマの鹿児島弁は偽者です。あんなイントネーションではないのです。)

英語でも方言はあり、逆に、標準語がないんだそうです。
え、じゃあ、学校で習った英語は何なの?となります。
イギリス英語は、ローマ字読み。ドイツ語なんかもそうです。
でも、アメリカ英語はあきらかに違います。
スペルどおりに発音していないという反則技です。

あ、脱線しちゃいました。

>憧れるのは、京都弁です。
>
・・・・どすえ。ですね。
えーと、あそこは舞子さんとかがじゃべらはりますと、そないにおかしゅうはございませんが、男の方も同じようにしゃべらはりますのんえ。
でも、きいつけなあきまへん。

微妙に、関西弁、兵庫弁、河内弁、奈良弁、似ているようで全然ちがいます。

>今、滋賀の話を書いていますが、滋賀に住んだこともないし、お隣の岐阜に数年いましたが、もう、言葉を忘れてしまいました。
>
別に、その主人公が土着の方でなければしゃべれなくてあたりまえだと思うのです。

私も関東にきたころは、あの じゃん や さー が大嫌いでした。(笑い)
でも、今では話しています。
しかし、ひとたび、昔の田舎にもどれば、そちらモードになります。

>方言って言ってもいいのでしょうか?
>
私は、標準語でないものが方言だと思います。

>地方の言葉で、書かれた小説が読みたいです。
>どなたか、そんな小説を知っている。
>また、書いてやるって方がいらしたら、是非、お願いします。
WEBサイトありましたよ。サーチしたら簡単にヒットしました。
そういう試みをされる方はたくさんいらっしゃるのでしょう。
http://www.geocities.jp/asagi_sizuku/kikaku_w.html
http://homepage2.nifty.com/tadashi-ohta/short/hougen.html

でなんでも 宮本輝とか言う方の 春の海 は関西弁で書いてあるとか紹介されてましたよ。

>言葉を勉強して、わたしの小説に生かしたいと思います。
もし、探偵ナイトスクープが放送されていたら、ぜひみてください。
関西系の番組なので私はノリノリで見れます。
関西一円の長寿人気番組です。
http://www.asahi.co.jp/knight-scoop/
私は、桂小枝が好きです。

本にかじりついた勉強も大切かもしれませんが、こういった生の感覚もとりいれ五感を敏感にしてはいかがかと思うのです。
余計な事でしたらすみません。

金堂 日洋
でした。

投稿者 大森貝塚[3]
投稿日時 2005年07月02日(Sat) 04時53分49秒
はじめまして、京都出身、大森貝塚というものです。岐阜に住んでいた方なのですか。JR東海道線だと、大垣まではそうでもないけれど、米原まで行くと、とたんに関西弁が濃くなるような気がする…ってどうでもいいですね、すみません(汗)

実は以前、京都を舞台にした作品を書きました。僕の作品を検索してもらえれば、すぐに出てくると思います。セリフは全て僕が実際に使っていた京都弁をそのままに表現したつもりです。お気に召すかどうかはわかりませんが…。

実は「…どすえ」のような言葉は、もうお年寄りか土産物屋の店員さんくらいしか使わないんですよ。舞妓さんなんかは普通に使うのかもしれませんが、そっちの世界は縁がなかったものでわかりません。

京都の普通の人は、少し柔らかめな関西弁を使っています。例えば、
「何をしているのですか」→「何したはるん?」
「それ、違うよ」→「それ、ちゃうで」
みたいな感じですかね。隣の滋賀なら、あまり変わらないはず。イントネーションも関わってくるんですが、そこまでは文章では表現しきれない…。

僕みたいな素人ではなく、プロの作品なら、文庫で出ている田辺聖子の小説『ジョゼと虎と魚たち』がお勧めです。短編集ですが、全編できれいな関西弁が使われています。こういう上手い人の書く、方言のセリフっていいですよ。何ともいえない空気が漂うようで。関西弁に限らず、どの地方の言葉でもそうだと思います。

いずれ、ショートショートあたりで関西弁小説を書いてみようかと思います。そのときは、軽くお付き合いくだされば幸いです。よろしゅう、たのんます。

投稿者 真樹[4]
投稿日時 2005年07月03日(Sun) 13時16分27秒
>はじめまして 金堂 日洋 といふものです。
金堂 日洋様。はじめまして、お答えいただきまして、感謝しています。

早速、ホームページを見に行きました。今、読み終わったところです。

今日も、漫画を見ていたら、大阪弁の女の子が出てました。でも、聞くのと書くのとでは、違いますね。

「……ねんでぇー」とか、「せやさかい」とか、「ごっつう」「ちゃうで」とか、使い方がわからしませんねん。(←自分で笑っちゃいます)

使い馴れるしかないのでしょうね。

>別に、その主人公が土着の方でなければしゃべれなくてあたりまえだと思うのです。
それは、いい提案ですね。

「あのさぁーあ」って、東京弁ですね。

>でも、今では話しています。
>しかし、ひとたび、昔の田舎にもどれば、そちらモードになります。
いいなぁー。

>本にかじりついた勉強も大切かもしれませんが、こういった生の感覚もとりいれ五感を敏感にしてはいかがかと思うのです。
>余計な事でしたらすみません。

いいえ。そうだと思いました。使うことが一番大切なことなのだと、金堂 日洋様のレスで思いました。

恥ずかしがらずに、書いてみます。ありがとうございました。

投稿者 真樹[5]
投稿日時 2005年07月03日(Sun) 13時21分35秒
大森貝塚様。レスありがとうございます。

今、大森貝塚様の作品を検索しました。沢山あるのですね。読んでからレスいたしますので、少々お待ちください。

テスト前で休憩中にやってきましたので、ごめんなさい。

投稿者 金堂 日洋[6]
投稿日時 2005年07月03日(Sun) 13時59分49秒
真樹さん
>日洋 です。

>今日も、漫画を見ていたら、大阪弁の女の子が出てました。でも、聞くのと書くのとでは、違いますね。
>
>「……ねんでぇー」とか、「せやさかい」とか、「ごっつう」「ちゃうで」とか、使い方がわからしませんねん。(←自分で笑っちゃいます)

「……ねんでぇー」
「ですってねー」とかじゃなかったかな。

「せやさかい」
だからですねー という切り替えし。
博多弁でいいかれば「せやばってんくさ」

「ごっつう」
すごいとかいう言葉。ごっつうええ とか言います。

「ちゃうで」
これは分かりやすい。違う。
ちゃうちゃうの小話もありましたよ。
ちゃうちゃうという犬がいます。二人がかけあいます。

1)「あれ、ちゃうちゃうちゃうんちゃう?」
2)「ちゃうちゃう、ちゃうちゃうちゃうんちゃう。」

[訳]
1)あれ、ちゃうちゃう(っていう犬)だよね?
2)違うよ。違うって。あれは、ちゃうちゃう(っていう犬)じゃないと思うよ。

博多にはにたようなのが

映画館などで、人の隣に席が開いてました。
1)とっとうと? ->この場所開いて(確保して)ますか?
2)とっとうっと。->いえ、開いてません(確保してます)。

ちなみに、子供だけでなく大人もいいます。
大阪は昔、兄がすんでいたので遊びにいったりして、店で買い物すれば
「にいちゃん。おおきに。」とかけられ、街ではおっさんが女学生(死語か?)に「おい、ねえちゃん」といいます。
「にいちゃん、ねえちゃん」自体が方言だったとは・・・・

漫画やアニメがおすきであれば、おすすめが

じゃりんこチエ
 たぶんコレは作家の方も関西出身者。で、CV(キャラクターボイス)も、チエが坂本千夏さんだし、テツは西川のりおさん。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005Y0ZF/249-9635569-0137133

アベノ橋魔法商店会
 主人公の二人の声優さんがどっちも大阪出身者で、おもろすぎます。ほとんどコントです。おすすめは、 第11話「決断!アベノ橋☆戦場商店街」
http://www.gainax.co.jp/anime/abesho/
おお、このコーナーにはなんと大阪弁コーナーが
http://www.gainax.co.jp/anime/abesho/osakaben1.html

あずまんが大王
http://www.imagica.com/shop/azumanga/
 作者のあずまきよひこ氏は、兵庫県の出身。登場人物に大阪からやってきた女の子がおりまして・・・・
漫画も、アニメもどっちゃもいいです。

>使い馴れるしかないのでしょうね。
まあ、言葉ですから、声に出して話して使わねば・・・・

>「あのさぁーあ」って、東京弁ですね。
ですから、浜弁ではないんですか?
そもそも、東京の方言は、下町弁のはず。つまり江戸弁のなごりだと思います。
「あのさー」、とか「・・・・じゃん」は横浜弁だと聞いております。

>いいえ。そうだと思いました。使うことが一番大切なことなのだと、金堂 日洋様のレスで思いました。
>
>恥ずかしがらずに、書いてみます。ありがとうございました。
お役にたてて光栄です。

投稿者 来夏[7]
投稿日時 2005年09月04日(Sun) 22時50分19秒
えっと、初めまして。来夏と申します。
方言を使った小説を幾つか紹介させてもらいます。
京都弁
浅田次郎「活動寫眞の女」京都の町を綺麗に描写してとてもうっとりとする小説です。
広島弁
重松清「ビフォア・ラン」
ここからは漫画ですが
作者忘れました「はだしのゲン」
木村太彦「瀬戸の花嫁」
沖縄弁
「ちゅらさん」

投稿者 中木寸[9]
投稿日時 2008年06月21日(Sat) 20時32分02秒
>地方の言葉を使った小説をリクエストします。

拙作「http://works.bookstudio.com/author/11820/11493/contents.htm」はなるべく五島弁を使おうと心がけて書きました。 Sun Nakagi

投稿者 中木寸[10]
投稿日時 2008年07月22日(Tue) 10時59分35秒
>作者忘れました「はだしのゲン」

中沢啓治さんではなかったでしょうか?

投稿者 褪紅[11]
投稿日時 2010年04月04日(Sun) 12時48分02秒
>地方の言葉を使った小説をリクエストします。
>あ、私丁度小説のせりふ部分に方言使ってます!
>わたしは、標準語しか話せません。
>私は多分無意識に方言を喋ってます・・・。
>憧れるのは、京都弁です。
>残念ながら栃木南部の喋り方かと・・・。
>今、滋賀の話を書いていますが、滋賀に住んだこともないし、お隣の岐阜に数年いましたが、もう、言葉を忘れてしまいました。
>う〜ん・・・。
>方言って言ってもいいのでしょうか?
>標準語じゃなければ、なんでも方言?的な考え方なのですが・・・。
 ○○なん?とか、○○したん?って、方言ですよね。
>地方の言葉で、書かれた小説が読みたいです。
>どなたか、そんな小説を知っている。
>また、書いてやるって方がいらしたら、是非、お願いします。
>現在連載中ですっ!!↓
 http://works.bookstudio.com/author/16706/15821/contents.htm
 ↑推理・ミステリーのカテゴリに登録してしまいましたが、 ホラーの間違いです・・・。
>言葉を勉強して、わたしの小説に生かしたいと思います。
 東京は、は行とさ行が混合している方が多いように思います・・・。