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小説の禁忌
投稿者 空想科学者[1]
投稿日時 2005年05月04日(Wed) 00時57分44秒
発スレッドです。

今、私は作品を書き始めたのですが、いつもは読み直しが足りずあとでめちゃくちゃになることが多いので、今回は読みなしをしながら丁寧に書いております。
一旦、原稿用紙50枚以上の分のSTORYを書いたのですが、鬼のような会話文が続いたため、一旦中断し、余分な箇所を省いてお話の短縮を行ったりしています。

さてさて、本題ですが、みなさんが考える小説でやらなければいけないこととは何でしょうか?

私としては、つぎのことです。

・主人公なりサブキャラクターなりが登場したときに必ず、容姿に関する描写を入れる。

・同じ章の間はひとつの視点で描く。

・そのお話の中での出来事や歴史、技術、生活様式、を明確にしておく。
 SFやファンタジーならできることとできないことを明確にしておく。

・ありきたりの日常をだらだら描かない。

・言葉はできるだけあいまいにせず。完結させる。

・会話をさせるときは、目線の配り方や表情の変化や、体の動きもいれ感情の変化を描く。(会話だけの長セリフを避ける。)
 
・特定の分野を描く場合は、その分野について勉強する。
 実践可能な場合は、実践する。


よく、読み手の事など考えていないともとれるような意見を書かれている方の書き込みを目にします。
「自分の表現のあり方だ」と申されても、人が読まねば独り言を無表情に心の中で叫んでいる人になってしまうのではないでしょうか?
ここは前向きに捕らえれば「うまく表現しきれていない」のかもしれないです。
小説は人に読まれてなんぼです。
どうやったら人が理解してくれるか、どうやったら読んでくれるかを探求する先に「やらねばならないこと」が見えてくるのではないでしょうか?




投稿者 [2]
投稿日時 2005年05月04日(Wed) 11時26分00秒
 久し振りの書き込みです。
「小説でやらなければいけないこととは何でしょうか?」という事で他の方の意見を聞いてみたく、まず自分から書き込んでみます。

 とはいうものの、ほぼ空想科学さんと同じですね。最後の「分野の勉強」は特に徹底してやるようにしています。
 あと、書くまでもないかもしれませんが、書き始めるにプロットを作ります。実際プロットと呼べるほどしっかりと作ってはいませんが、最後を考え、そこまでの流れを書き出します。
 また、これは『私がやらなければいけないこと』なのですが、書き終えた後、必ず一回読み直します。誤字脱字もそうですが、書いている内に物語上で色々と設定が細かく決まっていく為(まぁ要するにプロットが甘いのですが)、それを統一していきます。それに書けば書くほど文章力はつく(変わる?)と考えているので、特に長編だと最初と最後で文章力が若干変わっている気がして、その面でも一度読み直します。

 あとは「やらなければいけないこと」ではありませんが、「どうやったら人が理解してくれるか」という事で、前に何かの本で学んだ事を一つ。
 安易な形容詞を使わない。例えば人や花を出す時、『綺麗な人(花)』とは書かない。形容詞の持つ意味の範囲が広く、人によって捉え方が違う為、『読者と作者のイメージの差が生まれてしまう』との事です。『綺麗』と直接的に書くのではなく、『どういう人(花)』なのかを書き、読者に『綺麗と感じさせる』訳です。やってみるとなかなか難しいですが、これは特に喜怒哀楽を扱う時には重要だと思われます。

 では、無駄に長くなってしまいましたが、以上です。お互い頑張っていきましょう。

投稿者 HANA(花檻)[3]
投稿日時 2005年05月04日(Wed) 15時47分45秒
初めまして。HANAといいます。
気になる話題だったので立ち寄らせていただきました。

「やってはいけないこと」ではなく「やらなければならないこと」ですか。
私もほぼ空想科学者さんと同じですが、一つ付け加えるなら本を読む。
ジャンルが偏ってはだめですが、プロアマ問わずとにかく読む。
以前「一作品書くには50冊以上読まないとダメだ」と言われたことがあります。その時は「ええ〜」とか思ったんですが、今は「なるほど、その通りだな〜」と思います。

個人的に私が「やらなくてならない」と思うこととして、
・世界設定をきちんと決める。
・主人公を追い詰める(笑)
・完結させる。
この三つです。個人的なものですから全ての作者がやらなくてはならないことではありません。完結はさせて欲しいですが。

こんな意見でいいですか? では失礼しました。
 

投稿者 殻鎖希[4]
投稿日時 2005年05月08日(Sun) 03時14分31秒
初めまして♪殻鎖希(こくさのぞみ)といいます。

私の場合ですと…小説を書く際に、というよりも小説を書く前に心がけていることになりましょうか。
具体的には以下のようなことですね(他の方との重複もありますが…)。

@細部に渡るキャラクターの設定(脇役のキャラであれ、設定するようにしています)
A物語における世界観の確立。
Bプロットの作成。(Bについては、@Aがあってこそできることですね)


空想科学者さんの仰っていること…「読み手のことを考えて文を書く」。
これもまた必要なことだと思います。
文章の書き方、というものも影響してくるでしょうね。
日本語の勉強(国語の勉強)を積み重ねていくこともまた、やらなければならないことの一つであると思います。

投稿者 空想科学者[5]
投稿日時 2005年05月09日(Mon) 23時55分50秒
みなさなまご意見ありがとです。

侑 さん
>安易な形容詞を使わない。例えば人や花を出す時、『綺麗な人(花)』とは書かない。
ついやってしまっている人はおおいでしょうね。
登場人物が思わずもらす言葉や思いであればつかってOKですが、描写では絶対にだめですよね。

HANA(花檻)さん
>「一作品書くには50冊以上読まないとダメだ」
プロの作家さんはそういいますね。
ひとつは類似作品とにかよらないようにするためもあるのだと思います。
アマでも盗作といわれるのは気持ちよいものではないですし。
小説風の書き方ってありますしね。

殻鎖希さん
>日本語の勉強(国語の勉強)を積み重ねていくこと
あたりまえのことですが、基本中の基本でしょう。

ただ、小説書く人は読書好きか?
どうでしょう。
私は、図書館見ると興奮します。神保町行くとうれしいです。
本がすきなのです。幼少の砌より・・・・

最近、小説を読んできづいたことは会話での目線配りですね。
ライトノベルでえ、その辺はきちんと描写されてます。

**が「・・・・・」と言った。

とかけば、これは幼稚な書き方。

せりふを直接描写の文章につなげないのが現代風の書き方のように思いいます。