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好きな作家
投稿者 馬駆 春[1]
投稿日時 2005年02月15日(Tue) 21時14分22秒
皆さんは好きな作家がいますか?
このサイト(投稿屋)のではなくプロの作家の方でです。
このスレッドでは好きな作家は誰なのか。
そしてその作家のどういったところがすごくて、どういったところが好きなのか、というのを熱く語り合おうではないか!っていう内容で進めて生きたいと思いますw

まず僕は村上春樹や中島らも に宮部みゆき、フランツ・カフカやゲーテが好きです。
でもその中でもやはり村上春樹が一番好きなので彼についてということで。

僕が村上春樹の作品をはじめて読んだのは中1のころで『神の子はみな踊る』でした。そしてそれからみるみるはまって彼の作品はほとんど読みつくしています。
彼の文章は独特、の一言に尽きます。
口語的でスレンダーで、繊細で綺麗で。
言い出したら切りがない。
登場人物の心情は語られずとも伝わってくる、そういう文章が果たしてどのようにして書けるのでしょうか。
そして最後まで本当にどうやって締めくくるのかわからない話。
僕は特にこのラスト、幕引きがいつも好きなんですけれど。
絶対に、最後まで語らないんです。
話を完結させるのではなく、そこに句読点を打った、ただそれだけ、という感じで。
絶対に話には謎を残し、余韻を残す。
他にもありすぎて語りきれる量ではありません。
話が長すぎると難ですので僕はこの辺で。
ぜひぜひ、他の方の好きな作家のことも聞かせていただきたいなぁと思っています。



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投稿者 馬駆 春[5]
投稿日時 2005年02月21日(Mon) 21時07分07秒
>馬駆 春さん

>そうですねまず、島田荘司さんをあげます。
>名探偵、御手洗潔シリーズなど江戸川乱歩を彷彿させるたくみなトリックの数々もそうですが、深い人間性ドラマに焦点をあてた巧みな心理描写は他の追従を許しません。
>彼の作品のベストをあげるとするなら、「奇想天を動かす」ですね。
>彼の作品は、金田一なにがしの亜流漫画にネタをとられるといった被害にもあったようですが・・・

有名ですよね。でも僕は一度も手をつけたことがないっていう。
心理描写がたくみなんですか?!ならば今度神田の古本屋街にいってみます。僕はどうやら図書館という場所におけるシステムがあまり合わないようなのでそれなら、お金をかけて買ってしまうんです。
脱線ですね。お金の無駄だとわかってるんですが。

>次は、落合信彦さんですね。
>ノンフィクションといいながら、フィクションにしか読めない内容なんですが、語りはすばらしく、とにかく説明が論理的で、「嘘でい!」と思いながらついつい読んでしまいます。どこから得たのかスパイ説も飛び交う彼ですが、とにかく彼の文章はあきないです。
>ベストあげるなら、私は「20世紀最後の真実」をあげます。

落合さんの作品はいくつか目を通しました。
ですよね。僕も「20世紀最後の真実」が一番好きです。
好みが合いそうですね。

>赤川次郎さん。三毛猫ホームズから読んだのですが、ミステリーからホラーなども読みましたが、すごくいい作品もかなりあり、凄腕作家だと思います。短編の方があなどれません。
>おすすめは、どっかにも書きましたが「白い雨」。原作はよんでませんが映画はみた「ふたり」。これは機会があったら是非よんでみたいです。

う〜読んでないんですよ。
有名なのに。池澤夏樹さんの小説とどちらにしようか迷った挙句、結局池澤さんの作品を選んでしまいました。

>トリは・・・(もちろん他にも好きな作家はいるがベスト3と勝手にきめました)、スティーブン・キングです。
>彼の作品は、映画化されているのが鬼のように多い人です。
>スタンバイ・ミー(原題は、「死体」)なんかも読んだのですが、やはり私は「ミザリー」をあげたい。というか、最後まで夢中になって読んだ作品なので。これは読むホラーとしては最高におすすめです。映画を見た方もいるかもしれませんが、映画なぞ小説の半分も怖くありません。読んでいて、「痛い」って感じさせられる小説です。背筋も寒くなります。
>「ダーク・ハーフ」は裏ミザリーかもしれないですが、これもGood。いろいろ映像化されてますが彼の作品はやはり、活字で読むに限るでしょう。
>そういう意味では、ITやドリームキャッチャーも小説で夜みたいです。
>デッド・ゾーンも小説でよみたいです。結構、長編が多い方なので気合を入れて読まないといけない人ではあります。

スティーヴン・キングは僕も大好きです!なんとも絶妙なホラー感覚というのでしょうか。感性における描写というのが刻々とありありと出ていて、彼のそんな描写はもっとも敬意を評し、憧れとしてみている作家の一人です!
確かに映画だと彼の完成描写の半分も表現できていないと僕も思います。
「リング」もそうですが、やはり小説の方が怖さと味が違いますよね。

>フランク・ハーバートのDUNE(砂の惑星)や、ジーン・ロッテンベリーのスタートレックにも挑戦してみたいのですが、どうもなかなかできません。

確かに僕も挑戦してみた方が何人かいます。
ジャック・ケアルックの作品が今のところ一番読みたいのですが。

投稿者 馬駆 春[6]
投稿日時 2005年02月21日(Mon) 21時20分11秒
>私も中島らも、宮部みゆきフランツ・カフカはかなり好きですので読書の趣味は馬駆さんと多少似ているのでは? 

おお!すごく有名な口ですしね。
でも似ている人に会えるとうれしいです。

>村上春樹は読んだことがないんです。十年近く面白そうだと気にしながら、未だ一冊も。何となくきっかけがなかったというだけなのですが。
>というわけで、馬駆春さんが村上春樹を語っておられるのを見て読まずにはいられなくなりました。おそらく近いうちに図書館か本屋で村上春樹の本を抱えていることでしょう……。

それなら僕はこのスレッドを立てたことに意義を感じることが出来ます。
うれしやうれしや(笑
村上春樹の一部の作品は読む順番っていうのを考えるとすんなり入ってくるそうです。
僕の知り合いに教えてもらった順は「羊をめぐる冒険」→「ねじ巻き鳥クロニクル」→「スプートニクの恋人」だそうです。
ですが、そんなのお構いなしにがんがん楽しめますけど。
僕のおすすめは「スプートニクの恋人」。
興味深く、作家を目指す人間がメインとして出てくるのでその口の方は読むべきではないかと。

>さて、それでは私の好きな作家ですが、上で挙げた他に、乃南アサや新井素子が好きです。両者とも、壊れていく女性の描き方がとてもうまいです。特に新井素子は、発想が面白いと思います。今までありそうでなかった切り口の設定にため息が漏れます。私は特に初期の作品が好きです。

乃南アサは僕も好きです。
「凍える牙」でしたっけ?直木賞を受賞した。
あれを始めて読んだのですが、その心理描写には舌を巻きましたw
新井素子ですか、今度読んでみようと思います。
推薦ありがとうございます。
確かに、初期の作品の方がよかった、いや自分の好みにあっていたという方はたまにですがいますよね。

>他には、夏目漱石も好きです。「こころ」などのような人間の内面を描き出したようなものもいいのですが、やはり「我が輩は猫である」「坊ちゃん」の様な、テンポの良い、風刺を含んだものの方が好みです。書き出しの文章だけで話の勢いに飲み込まれ、最後まで連れて行ってもらえる感じです。

夏目漱石はやはり通らねばならぬ道ですよ!僕としてはw
「我輩は猫である」などは秀逸ですね。
最後の部位は漱石自身の心の葛藤ではないか、という話もあるそうですしね。

>他にも、好きな作家はたくさんいて語り尽くせないのですが、基本的には文章のテンポが良くすんなりと雰囲気が飲み込める作品が好きです。
>と言いながら哲学書を読んだりもするんですが。あれは、別腹ですね。

確かに、上位で挙げるとすればで以上を挙げたので、僕としてももっとたくさん好きな作家はいます。
哲学書は実に興味深いですよね。
「善悪の彼岸」などのニーチェの作品がすごく好きです。

投稿者 馬駆 春[7]
投稿日時 2005年02月21日(Mon) 21時28分21秒
>初めまして。最近こちらの掲示板に登録した高遠と申します。

はじめまして〜。馬駆春です。どうぞよろしく。

>さて、私はよく外国の作家さんの本を読むのですが、シドニー・シェルダンを紹介したいと思います。
>代表作は「ゲームの達人」でしょうか。日本でもドラマ化されてました。あと「女医」もドラマになってましたね。

ふむふむ。シドニー・シェルダンさんの心理構成・描写は非常にすばらしいと思うのですがいまいち僕の好みにはそぐわないようです。
なぜなんでしょうか。リアリティのあるどろどろさや心理構成はすごく好きなんですけど。む〜摩訶不思議です。
「映画化」よりも「ドラマ化」された小説の方が僕は読み応えがあると思ってます。
宮部みゆきの作品としてはなので「模倣犯」よりも「RPG」や「理由」の方が好きだったりします。

>ドロドロした裏の人間関係を絶妙に描いています。さらに、展開の速さが特徴です。読み始めたら最後まで一気にいってしまいます。どんでん返しの連続で、読者を騙すことに関しては天才だと思います。

確かにそこには絶妙な光があると僕も思います。
あ!もしかしたら僕はそこに引っ掛かりを覚えていたのかもしれません。
展開の速さ。僕はじっくりと一文をかみ締めているので、そういう作品だと気持ちよりも話がぐいぐい進んでいってしまうので心持ち嫌な感覚を覚えるのかもしれません。
むぅなるほど。
勝手に自分の好み的なところを判断してしまいました(汗
すみません(苦笑

投稿者 レッド[8]
投稿日時 2005年02月21日(Mon) 23時37分34秒
馬駆 春さん

リング・・・・
そうですね。ボクも読みました。続編の らせん も。

実は、映画化されるまえに、サラリーマン金太郎役者の方が出演されたTV版リングがあったんですね。こちらは小説そのままでした。
映画よりも私はこちらがいいです。

小説では、貞子の医学的な秘密や、貞子の出生の秘密にせまっていくあたりなど、ぞくぞくしました。あの貞子が葬られた古井戸の場所がある一点につながったとき・・・・、ぞくうううううううううううといたしました。
らせんも小説はかなり怖かった。
バースデイは読んでないですが・・・・

シドニー・シェルダン
ゲームの達人、明日があるなら、いろいろ読みました。
映画の脚本とかやられていた経歴の方なんで、展開のおもりおし作品がかけるのでしょうね。

で、キングのミザリーの主人公の不幸な小説家の名前、ご存知ですか?
ポール・シェルダンです。
これは皮肉があったんでしょうか・・・・・・・

赤川次郎さんは ふたり がおすすめだとか・・・・
映画はみました。大林監督がてがけてみたくなるようないい雰囲気の作品です。実話のようでファンタジーのようで、そして切ない。ぜひ、小説を読みたいです。注文すればいいのですが・・・・
それそろ体調もよくなったので神保町にでかけたいですな。図書館もいいんだけど・・・・図書館の欠点といえば、1冊しかないことですね。

投稿者 緑川潤[9]
投稿日時 2005年02月22日(Tue) 00時57分06秒
馬駆春さん

>村上春樹の一部の作品は読む順番っていうのを考えるとすんなり入ってくるそうです。
>僕の知り合いに教えてもらった順は「羊をめぐる冒険」→「ねじ巻き鳥クロニクル」→「スプートニクの恋人」だそうです。
>ですが、そんなのお構いなしにがんがん楽しめますけど。
>僕のおすすめは「スプートニクの恋人」。
>興味深く、作家を目指す人間がメインとして出てくるのでその口の方は読むべきではないかと。

村上春樹の作品、たくさんあるのでどこから手を付けようかと思っていましたが、尋ねる前に教えて頂いて、ありがたいです。参考にさせていただきます。

>「我輩は猫である」などは秀逸ですね。
>最後の部位は漱石自身の心の葛藤ではないか、という話もあるそうですしね。

そうなんですか。なるほど、確かにあのラストは結構奥が深そうですね。

>「善悪の彼岸」などのニーチェの作品がすごく好きです。

ニーチェ、最初は嫌いでした。「この人を見よ」の副題にある「なぜわたしはこんなに賢明なのか」とか、何様だお前はっと、カチンときたものです。でも読んでいったらそこまでの自信を持って強い事を断言できるだけの広い見識と深い考察と強い精神を持っているということが分かりますし、本当にすごい人だなと思えます。その考えが全て分かるわけではないでしょうが、その一端に触れる事ができるのは楽しいです。ただ、難しいですね。西洋のキリスト教的な考え方の基礎をある程度知らないと付いていけない部分もありますし。

西洋の思想といえば、「創世記」は面白いです。旧約聖書の。キリスト教の考え方の基本が……、などという読み方もできると思うのですが、ただ物語として、面白いです。最初の「創造」で神が世界を創っていくところなどは、とてもダイナミックで気持ちいいです。「出エジプト記」も迫害されていた人々が様々な奇跡を経て自由になっていくというストーリーは難しい事抜きでエンターテインメントとしていいです。どの宗教に対しても特に思い入れがない私のような人間が読んでも楽しめました。

話が少し脱線してしまいました。

最後にまたひとり、紹介を。
安部公房です。「砂の女」などを書いた。自分の居場所は本当にここなのだろうか、などと思っているときにうっかりした作品を読むと、自分って何? という位まで混乱させられたりします。まあ、これは私の使用感ですが。

投稿者 馬駆 春[10]
投稿日時 2005年02月22日(Tue) 23時42分11秒
>馬駆 春さん
>
>リング・・・・
>そうですね。ボクも読みました。続編の らせん も。

僕は「らせん」を読んでないんですよ。
元来、怖いものが苦手なのでw

>実は、映画化されるまえに、サラリーマン金太郎役者の方が出演されたTV版リングがあったんですね。こちらは小説そのままでした。
>映画よりも私はこちらがいいです。

そうなんですか?でも確かに映画よりはるかに怖いですよね。

>小説では、貞子の医学的な秘密や、貞子の出生の秘密にせまっていくあたりなど、ぞくぞくしました。あの貞子が葬られた古井戸の場所がある一点につながったとき・・・・、ぞくうううううううううううといたしました。
>らせんも小説はかなり怖かった。
>バースデイは読んでないですが・・・・

確かに。僕もつながった瞬間背筋にドライアイスを乗せられたような気分でした。
リング 以外は僕も読んでないんです。

>シドニー・シェルダン
>ゲームの達人、明日があるなら、いろいろ読みました。
>映画の脚本とかやられていた経歴の方なんで、展開のおもりおし作品がかけるのでしょうね。

そうですね。非常にセンスのいい作家だと思います。
心理的構成はとにかくどろどろにしよう、そういうスタイルが好きです。

>で、キングのミザリーの主人公の不幸な小説家の名前、ご存知ですか?
>ポール・シェルダンです。
>これは皮肉があったんでしょうか・・・・・・・

ん〜む、微妙ですね。ポールという名のなかなか有名な作家がいれば(あいにく僕は知りません)その可能性はあるのではないかと。

>それそろ体調もよくなったので神保町にでかけたいですな。図書館もいいんだけど・・・・図書館の欠点といえば、1冊しかないことですね。

僕も風邪を引いちゃっててw
神保町ですかぁ。
僕は最近通い始めたんですが、神田の古本屋街はホントにすごいですね。
無類の本好きにはたまらない場所です。

投稿者 馬駆 春[11]
投稿日時 2005年02月22日(Tue) 23時46分53秒
>村上春樹の作品、たくさんあるのでどこから手を付けようかと思っていましたが、尋ねる前に教えて頂いて、ありがたいです。参考にさせていただきます。

それはよかった。僕も中傷的な書き方をしたな、と後になって思ってしまっていて。

>ニーチェ、最初は嫌いでした。「この人を見よ」の副題にある「なぜわたしはこんなに賢明なのか」とか、何様だお前はっと、カチンときたものです。

確かに。僕も初期はそう思っていました。

>ただ、難しいですね。西洋のキリスト教的な考え方の基礎をある程度知らないと付いていけない部分もありますし。

そうですね。僕もニーチェの本を読むために西洋思想をなかなか学んだつもりでいます。

>西洋の思想といえば、「創世記」は面白いです。

僕もたった今二度目の「創世記」を読んでいます。
趣味あいますねw

>旧約聖書の。キリスト教の考え方の基本が……、などという読み方もできると思うのですが、ただ物語として、面白いです。最初の「創造」で神が世界を創っていくところなどは、とてもダイナミックで気持ちいいです。「出エジプト記」も迫害されていた人々が様々な奇跡を経て自由になっていくというストーリーは難しい事抜きでエンターテインメントとしていいです。どの宗教に対しても特に思い入れがない私のような人間が読んでも楽しめました。

7日間で神が世界をつくったところですね。
あそこは僕も好きです。
あと、ノアに対し、神が自分のエゴを認めるところも好きでした。

>最後にまたひとり、紹介を。
>安部公房です。「砂の女」などを書いた。自分の居場所は本当にここなのだろうか、などと思っているときにうっかりした作品を読むと、自分って何? という位まで混乱させられたりします。まあ、これは私の使用感ですが。

ふむふむ。まだ手をつけたことないですね。
ぜひぜひ参考させていただこうと思います。

投稿者 レッド[12]
投稿日時 2005年02月23日(Wed) 03時18分19秒
馬駆さん

ポール・シェルダンとはシドニー・シェルダンとひっかけたという意味です。

作品のポール・シェルダンはミザリーという女性を主人公にしたベストセラー小説をかいている人気作家、ことに女性ファンが非常に多いのですが、本人は商業向けの作品よりも、自分の内からこみあげるハードボイルド的な男らしい小説を常々描きたいとおもっていたのです。

シドニー・シェルダンも、ある種、商業的な人気小説をたくさんかいてます。それらは多数ドラマ化されました。しかし、作家仲間として、あるいはライバルとして、スティーブン・キング氏の目にはシドニー・シェルダン氏がどううつっていたかについては推測のいきをでません。

商業的な作品を書くことで、作家(ここではクリエーターとした方がいいでしょう)は、有名になり人気も出、一財をなしますが、同時に自分の作品をつくれぬ葛藤におちいります。
それでつぶされてしまう作家も世の中には少なくないのです。
それでも我慢して続けていればやがて、自分の作品を描ける機会がまわってくると思って、つまらない仕事でもプロとしてこなし結果を出しつづけなくてはならないってところです。

最初からなんでもできる人、若くして才能にあふれている人は一握ですので、ポール・シェルダンも地道な下積みを経験した人気作家ということなんでしょう。

投稿者 馬駆 春[13]
投稿日時 2005年02月23日(Wed) 23時29分51秒
>馬駆さん
>
>ポール・シェルダンとはシドニー・シェルダンとひっかけたという意味です。

わかっていたのですが、僕自身の勘違いも含まれました。
僕はキングは、同時に二人に対する皮肉を込めたのではないか、というような見解で述べました。
そこにはポールというまったく別の第三者的人気作家を僕が想像したことに対して何の説明も補足されなかったところに非がありましたね。
ポールとシドニー。この二つは捩られたものなのか、或いは関連性のあるもの、キングほどの頭脳であれば、シェルダンというだけの引っ掛けではないのではないか、と僕はふと思ったんです。ただそれだけです。

>最初からなんでもできる人、若くして才能にあふれている人は一握ですので、ポール・シェルダンも地道な下積みを経験した人気作家ということなんでしょう。

それはすなわち、シドニー・シェルダンに対する敬意的な意図とも取れなくはないということでしょうかね。
今度、読み返してみようと思います。

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