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「アナーキズム」と「ナショナリズム」
投稿者 馬駆 春[1]
投稿日時 2005年02月08日(Tue) 20時13分04秒
はい、相変わらず馬駆 春です。
ちくま新書からの発行、浅羽通明著の本です。
「アナーキズム」という本と
「ナショナルリズム」という本の二冊両方読むべきじゃないかなと思います。

日本の思想、もとい世界的な思想の対極的存在「ナショナリズム」と「アナーキズム」を客観的に論述するものです。

「アナーキズム」というのは“無政府主義”つまり人工的組織を否定する思想です。これに対してはまったくの御幣はありません。
人工的な組織を一切認めない主義のことです。

故ジョン・レノン氏の歌った「イマジン」は余りにも有名ですが、その詩もいわゆるアナーキズムに属しているとか。

対して「ナショナリズム」は“国家主義”つまり人工的組織による管轄の下で動く主義のことです。

後者に対して前者はたくさんの主義の中のワン・オブ・ゼムとされていますが、非常に思想自体は面白いものです。
あきらかにアナーキズムの説明の方が長いのは「ナショナリズム」はまだ読み始めたばっかりだったりするからです(苦笑
どちらかにも偏っていない、あくまで客観から見た二つの思想に対する論述ですし、読む価値は十二分にあると思います。

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