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プロの作品との見比べ
投稿者 レッド[1]
投稿日時 2005年02月07日(Mon) 19時37分09秒
現在、執筆中のファンタジー(スペースオペラもの)ですが18回のアップに至り、お話も中盤にさしかかろうかという具合です。

しかしながら、自分がかいたものを振り返りますと、なんだか理想と違ってるのです。それで、今日、フィリップ・K・ディックの短編集(マイノリティーリポートや記憶売りますなど)やE.E.スミスの銀河パトロール隊(キンボール・キニスンが活躍するいわゆるレンズマンです。)を購入してみました。

自分のは描写がちょっと少ないと感じたのです。あんの上、これらの作品と比べるとセリフの方が断然に多く、故に話のつながりがいまいちつながらない箇所があると思ったのです。
ここのスレッドでもお見受けする方々の小説も最近いかばかりか拝見しておりますが、やはり、みなさんセリフが鬼のように多く、描写が少ないため、場面の展開や時間の経過が極めてわかりにくいと感じました。

これではいくらかいても上達しない。
人の作品の感想などのたまっている場合ではないと思いました。

さて、皆さんは、プロの作品と自分の作品を見比べ、どこを直すべきかを真剣にやっておられる方どのくらいおられますか?

それはどういうやり方をされておられますかよかったら教えてください。
私はこれから研究するところです。




投稿者 本条琉威夜[3]
投稿日時 2005年02月07日(Mon) 23時30分31秒
こんばんは^^初めまして。レッドさん。
本条琉威夜(ほんじょうるいや)と申します。よろしくお願いします。

描写が少ないとの事ですが、プロの作品と見比べなくても上達できると思います。
にたりよったりな描写をずらずら並べても、あまり面白くないです。
描写の多さはやっぱり個人個人によって違うものですし、
もし会話文の方が圧倒的に多かったり、描写が苦手な方は会話文で色々な
描写のかわりも出来ると思うんです。私もやった事ないのでわかりませんが、
会話文だけでも共感や感銘できる文ってあると思うんです。
このサイトさんの作品にも、探してみればあると思いますよ(^^)

プロと見比べる事は、私はしていないです。
見比べて直していってもだんだん、プロに似てしまう気がするんです。
だったら散歩とかをして、思い浮かんだ言葉をメモして、って感じに
やっていった方が自分らしい文が出来ると思うんです。

それでは書き込み失礼しました。
変な文章になってしまい、申し訳ありません(汗)

投稿者 ねぶ[4]
投稿日時 2005年02月07日(Mon) 23時37分18秒
一番なりたい職業が小説家ならばとっくにプロに…なれませんよf^^;)
まさか共同出版(自費出版)のことを指してるわけではないですよね?
この出版不況の中で新人が企画出版で本を出すのはとてつもなく大変ですよ。
身内にプロの作家がいるのでよーくわかっているつもりですが。
仮にプロになれても印税だけで食べて行けるのは極一部。
身内の人は多くの講演やたまのテレビ、ラジオで収入を補っています。

アマチュアの文も息抜きで読んでもいいとは思いますが、
どうせ読むならプロで且つ筆力のある人の文を読んだほうがいいかと思います。
アマでも筆力のある人は探せばいるでしょうが探すのに手間もかかるでしょうしね。
筆力を上げるには殻鎖さんも言われているように模索しながら書くしかありません。
自分と向き合って模索し続けることがプロに近づくことではないでしょうか?

議論をするつもりはないですのでレスは不要です。
レスをされても読みはするかもしれませんが再返信は恐らくしませんので。

投稿者 レッド[6]
投稿日時 2005年02月08日(Tue) 22時26分10秒
こういうスレッドをたてますと、おせっかいな?それとも自己陶酔型の勘違いさんたちが、のうのうと忠告しにこれられので、なんかいい塗り薬でもないものかと思います。

別に誰もプロになるなどといってません。
小説でけ食える人なんかは一握にすぎず、はっきりいって運よくデビューできてもそれきりってことはよくあります。

プロ歌手の世界も似たようなもの、インディーで名前をあげ、プロデビューしかし、途端に売れなくなって、CDの売り上げもさっぱりで、数年経過、なくなく、断念って人たちたくさんいます。
お相撲さんだって、野球選手だって、日の目を見ない人たちがごまんといます。演歌歌手、お笑い芸人さんたちだっていっぱいいます。
ただ、簡単にはなれないよと、偉そうにいえない人には諭されるいわれはないでしょう。

私は、評価してくださいといわれたことに対し、私見ながら第三者レビューをやったにすぎません、その方の意図が見えない場合は、見えないよとはっきり言います。
ただそれを、その方が多くの意見のひとつと捕らえるだけの広い心があるかないかまでは私もわからないのです。

私の小説はあくまでも趣味です。
しかし、仕事柄文書は書きますし、敬語も言い回しもそれなりに知りえていないと困る場合もあるのです。もちろんビジネス文書と小説はまったく違いますが、文章をつづり表現力をいかばかりか豊かにするであろうと思ってやってます。

しかし、ただやみくもにやるのは意味の無い事なんです。
目標をたててやっていないものは、どんなにやっても無駄な行為です。
それは経験にもなりません。

写真はただとればいいか?
確かに枚数とっていい瞬間を多くおさめなくてはなりませんが、それには、露出や被写界深度などをきちんと知ってなくてはなりません。これはデジタルになった今でも必要なことです。

上っ面だけを見て、物言いをするのはゴシップの世界です。ああいう記者なら下世話で興味本位で大げさにかけば売れます。でも、商売なら、それもアリでしょう。おまんま食うのがまずありき、理想は余裕ができてからでないと追求できないものです。どんな売れっ子作家も、幾度も商業主義の餌食にされた方は何人もおられます。
それでも魂をすてずに生き残った方が真の巨匠になるのでしょう。
ご自分の人生ふりかえって、果たして人に説教たれられる人物であるやなきやをもう一度見直すのもご自身のためだと思います。

投稿者 mina[8]
投稿日時 2005年02月09日(Wed) 03時17分06秒
プロの作品は、やはりよく書けてますよねぇ。
少なくとも、誤字や脱字の類はありませんし、
誤った言い回しなども見られません。
技術的には敵わないなぁと脱帽するほかないです。とほほ。
ストーリー展開の方法などは、
手本を小説の世界に限って求める必要はないように思いますね。
例えば、映画の世界とか、音楽や絵画の世界、演劇の世界・・・。
わたしは、いろんなものを一生懸命、観てます。
ブラウンが花粉の不規則な運動から発見した不確実性の理論は、
物理学界のそれまでの理論を根底からひっくりかえすことになりましたが、
それを経済学に持ち込み、変革をもたらしたシュンペイターのように、
他世界から新しいものを持ち込むのも良い結果を生むような気がします。
・・・たとえが古い・・・人の名前もうら覚え・・・すまん・・・
確かに、セリフと会話文は異なるものかもしれませんねぇ。
シナリオを書く場合は、演じる役者さんを思い描いて、
彼女にこんなセリフを言わせてみたいなんて感じで書くのかなぁ、
書いたことないけど・・・。
読んでみて、おもしろいかどうかが、肝心なのだから、
その部分はプロに学ぶというよりは、
もって生まれたもののような気がしますね。
その部分が、学習でどうにかなるというのなら、
わたしにも努力しだいで、チャンスがあるかも・・・。
多分、世の中、そう甘くないですよね。フフフ・・・。
プロの作品を読んで感動したら、ファンレターを書くようにしてます。
うまくすると、作者からコメントをいただけるかもしれません。
作者からのコメントは、凄く勉強になりますよぉ。
投稿の世界でも、そういうことはあるので、
お互い感想を述べ合うようにして、切磋琢磨するとよいと思われますが、
嫉妬と憎しみで殴り合いになるかも・・・。
少し気になる話題だったもので、つい入ってしまいました。
お許しください。

投稿者 殻鎖希[9]
投稿日時 2005年02月09日(Wed) 23時08分41秒
そうですね。
プロの方の作品は基本的にはよく書けています。
が…しかし。
「誤字や脱字の類はないし、誤った言い回しなども見られないか?」…というとそうでもありません。
読んでいると結構あるんですよ(特に多いのは後者…誤った言い回しですね)。
そういったものを見つけ、自分が小説を書く上での勉強に役立てる…というのも一つの方法です♪

ちょっと余談ですが…セリフと会話文のことについて。
この二つをごちゃ混ぜにしてしまっている人は結構多いです。
劇やドラマ、映画などであればセリフと言っても差し支えはないのですが、小説の場合ではまず使いません。
「セリフ」と「会話文」の詳しい違いは辞書等で調べてみると分かると思います。

本題に戻りましょう。
作者の方からコメントをいただけるというのも勉強になりますね。
手紙を出すというのも勿論良いと思いますし、このようにインターネットという場を利用することもできます。
小説を著する者として情報や意見を出し合い、切磋琢磨し合う…お互いのレベルアップにも最適ですね♪
議論が白熱すると、半ば喧嘩腰になるようなこともしばしばですが…(私も幾度となくそういった議論を目にしてきました)。
しかし、そうした議論をした後は不思議とすっきりしているものですよ。
白熱の議論を終えてから飲み会に赴くも良し、今後の交流を深めるも良し…
お互いにとっての力にもなるし、言うことなしでしょう♪

投稿者 tea[10]
投稿日時 2005年09月22日(Thu) 23時54分51秒
>さて、皆さんは、プロの作品と自分の作品を見比べ、どこを直すべきかを真剣にやっておられる方どのくらいおられますか?

僕はアガサクリスティの短編集から書き方のヒントを得る事が多いです。
短編なので、過剰な情景描写は一切無く、しかし必要な事はきちんと書かれています。
会話の繋ぎや展開も見事で、テンポ良く最後まで読者を引きつけます。
描写やディティールに凝るのは悪くありませんが、
読者の興味範囲の中でやらないと読み捨てられる結果にもなりかねません。
しかし、その判断が作家の個性を作っているような気がします。

僕はパトリシア・コーンウェルも好きですが、
彼女の作品はやたら情景描写に凝っています。
同じミステリ物でも、アガサクリスティと比較したら圧倒的です。
過剰とも言えますが、それが殺人現場であったり、それに纏わる人間の心理を反映するものなので、興味が尽きないのだと思います。

この二人の作家は作風は極端に違うものの、両方とも偉大さを感じます。
描写の量が問題ではなく、物語と読者にとって必要なだけ書かれている事が大事なのではないでしょうか。