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恋愛小説におけるテーマ性
投稿者 来夏[1]
投稿日時 2005年01月30日(Sun) 22時37分10秒
来夏と申します。
今回皆さんに尋ねたいのが「テーマ性」なんです。
昨今の恋愛カテゴリーの中の作品を読んでいるとオーソドックスすぎると思うんです。
多い傾向として、学園モノですね。
同級生や先輩後輩はてまた先生とか、主人公が好きになってなんだかんだあってハッピーエンド。確かにそれはそれでいいと思います。
僕もそういうほのぼのとした話は大好きです。
けど、それだけだと物足りないんです。
そこには読者に対して訴えかけるものがないと思うんです。
純文学じゃないからと言われたらそれまでなんですが。
でもプロの方々をよく見ると作品の中にちゃんとしたテーマ性があります。
僕はダメ人間なんで「ギャルゲー」と呼ばれる恋愛ゲームをよくやります。
その中にも名作はあるもので「KANON」「AIR」「水夏」「君が望む永遠」「CROSS†CHANNEL」「家族計画」「加奈〜いもうと〜」(それぞれPS2で発売されたものまたは発売予定のもの)などそれぞれにテーマ性のある話があります。
家族の大切さを説いた「家族計画」
大切な者の死について説いた「加奈〜いもうと〜」など
それぞれに大きなテーマ性があります。
このカテゴリーの中であげるなら「タイムーアル」さんの「ドリームメール」や「何処かにあった恋」など普通の恋愛とは違ったアプローチをしています。
少々意味不明かも知れませんが言いたいことは、皆さんは何か「テーマ」があって書いていますか?
自分はこういうテーマがあるって方は教えてください。
それでは




投稿者 殻鎖希[2]
投稿日時 2005年01月31日(Mon) 18時39分01秒
今晩は、殻鎖希(こくさのぞみ)です。

恋愛ゲーム…私もKANONだけはやりましたよ(ゲームが好きな性分でして、大抵のジャンルには手を出しております)。
あれはなかなか感動的なストーリーでしたね。
一見すると、よく見るようなほのぼのとしたストーリーなんですが、その奥底にあるテーマは意外にハードであったり…(ネタバレしないように、詳しい説明は割愛します)
面白かったと思います。

私がかつて持っていたテーマとしては、「物語の最後をハッピーエンドにしない」というものがありました。
一時期の間、私が書く恋愛小説の中にも表れていましたね。
バッドエンドであるからこそ読者に訴えかけるものもあるだろうし、何よりも世の中そんなに甘くないよということで、とにかくハッピーエンドを書こうとしなかったんです。
尤も、今ではハッピーエンドも書くようになりましたがね(どちらにも良さがあるということで…)。

そういうわけで…かつて私の持っていたテーマの一つに「悲劇性」というものがあります。
しかし、ただ哀しい結末であればいいというわけではない。
読者に訴えかける哀しさがなければいけないと思うんですね。
例えば…物語の主人公にとっては悲劇であったかも知れないけれども、その他の大勢の登場人物達は幸せになることのできたバッドエンド…などね。
「めでたしめでたし」と、一概に締めくくることのできるような話は書かないようにしようと心がけています。
考えさせられる結末を書こうとする…このことについては、今も昔も変わらない、私のテーマなのかも知れませんね。

投稿者 馬駆 春[3]
投稿日時 2005年01月31日(Mon) 23時15分30秒
来夏さん、はじめましてv
以前テーマ性のある(かどうかはわからないけど)、オーソドックスじゃない話をここに投稿したことがあってそれで興味を持ったんですよ。
一応、まだ残ってます。
自分の名前か、「偏屈恋愛紀行」という作品で検索してみると出ると思います。
まあ正直駄作なような半ば実験的なもので書いたのですが(苦笑

ん〜ですが、各々テーマ性はあると思いますよ。
似てるのはストーリー性じゃないでしょうか?
でも確かに訴えかけられるものがあまりないというのは共感できます。

話を先に考えるとやはり話のテーマ性は薄れちゃうんじゃないかと思います。
逆にテーマから話を絞ればテーマ性の高い作品に仕上がるんじゃないかと。
自分は一応プロを目指しているので後者の方法で作品を仕上げてます。
遊びと言うか、エンターテインメント的に書くとしたらやはり前者もいいものだと思います。自分もたまにそんな方向に走ったりしますし。それについては来夏さんも同じようなことを書いてらっしゃるようで。

と、ん〜脈絡無いような・・・・・。
でもまあとりあえず今回はこれで失礼いたします

投稿者 夏麻[4]
投稿日時 2005年02月04日(Fri) 21時49分31秒
初めまして。 夏麻と申します。
僕は、あまりテーマを持って書いた事がないですね。
むしろ、一人称で進む物語が主なので廻りから見た『テーマ』はとても表現できません。

それでも、もし自分がこんな立場だったら…そう考えて物語を書いてます。
もし自分がこんな二者択一されたら…?
 自分ならどうする?

 物語は自分の鏡だと思います。
テーマ考えるのも大切だと思いますけど、やはりムリに考えることはないと思いますよ。

むしろ、自分の自由に手が物語を綴る…みたいな感じが、一番いいんではないでしょうか。

 でしゃばった真似して、すみません。 では。

投稿者 朝比奈優樹[5]
投稿日時 2005年02月05日(Sat) 20時55分02秒
こんばんは。
朝比奈優樹と申します。
気になったテーマなので、受験シーズン中にもかかわらず書き込ませていただきます。
>多い傾向として、学園モノですね。
>同級生や先輩後輩はてまた先生とか、主人公が好きになってなんだかんだあってハッピーエンド。
これはまさにわたしの小説そのものなんですよ。
同級生が主ですが、学園モノしか書いてない……ですね。しかも、中学三年限定。
これは、自分の知る世界が狭い、と言うことが主です。
モノ書きとして成長しなければならない反面、焦らなくてもいい、背伸びする必要はない、と思っているので、気にはしていませんが。
か>そこには読者に対して訴えかけるものがないと思うんです。
わたしは、さりげなく、本当に少しの人しか気付ないようなテーマを盛り込んでいるつもりです。
「素直になる」「一生懸命」「できる、と自信を持つ」とか。
そんなものです。
今書いているものにも、テーマを入れています。(ほとんどの方は気付かないと思っていますが)
小さいながらも大切な事を訴える、それがわたしのテーマのテーマです。
大きなものを訴える事は難しいと思っているので。
そのことに気付いてもらえなくても、何となく伝わる、それがテーマであると思います。
だから、「テーマなんて無い」と思っているかたの中にも、さりげなく訴えてる事、伝えたい事があるんじゃないかとわたしは思っています。
支離滅裂な文章でごめんなさい。では。

投稿者 来夏[6]
投稿日時 2005年02月14日(Mon) 22時13分01秒
皆さん色々ありがとうございます。
皆さんそれぞれテーマをもってやっているんですねえ。
自分も頑張れなくちゃと思っています。
僕自身のテーマは作品それぞれで、主に「生と死」について書いています。
そういうところでは「セカチュウ」は仮想敵でもあります(笑)

夏麻さん一人称でもテーマを元に書くことが出来ます。
ギャルゲーと呼ばれるゲームはほとんど一人称で進めています。
名作と呼ばれるものは台詞だけじゃなくて、主人公の心情とかも細かに書いているのですごく勉強になります。
まあ堕ちる覚悟があればの話ですが・・・

それでは