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いろいろな人物を描くには・・・
投稿者 レッド[1]
投稿日時 2005年01月28日(Fri) 21時39分38秒
人物の描き方は以前もふれたのですが・・・もっと具体的にほりさげさせてください。

私の小説は、過去3回(うち2個はここのサイトにあります)どんづまり、今4作目をなんとかつまらずに執筆中です。

で、登場人物の年齢層はというと・・・これは今、執筆中のもので書きますね。

15歳前後 ・・・ 主人公の年齢
          男女あり
20歳前後 ・・・ サブキャラで主人公の姉のような存在
          男女あり
35歳前後 ・・・ サブキャラで主人公を助ける
          男女あり
45歳前後 ・・・ 主人公の育ての親
          20くらいの娘がいる親キャラの年齢
70歳以上 ・・・ 主人公の師とあおがれる老子
          いまのところ爺のみ

職業は、商売人、料理人、政治家、公務員、軍人、盗賊などさまざまです。
以前は、老探偵やハンターも書いてました。

で、難しいのは、年齢のある人で、私は、その人をレセプション会場で話をさせたり、若い頃の思い出ばなしを若者にきかせ、説教こいたりさせてます。

かなり人間的なひとたちばかりで、慈善家は皆無ですな。
実世界にほとんどいないような人たちをえがいてもおもろくないので・・・

みなさんは官僚社会や、その底辺の人たちのくらしぶりなどとかを描いたりされますでしょうか?
現代小説なら、中流家庭という何不自由のない家庭を描かれますか?

私の場合、親がいなかったり、極貧だったりしますな。
金持ちもでますが・・・成金だったりしますね。

そういったとき、話し言葉とかどうされてますか?

上品そうな老紳士が人をよぶときは ***くん

利発そうな女の子の言葉なら    はい *** します。 です

敬語もよく使わせてます。

お母さんもこれから登場させる予定ですが、一応、ビッグママが想定なんで・・・いせいのいいお母さんになりますね。

上品なおかあさん。(うちのおかんは上品とも下品でもないが)って、どんな言葉使いしますのかね。うちの父親の母上は、子供に対してもさんづけをしてました。 




投稿者 レッド[2]
投稿日時 2005年02月05日(Sat) 16時25分45秒
しきりなおしです。

物語をつくるにはいろいろな人物を描かねばなりません。

たとえば、ある一家を描くでも

父  40 エンジニア 課長  若い頃は嫁さんとテニスで汗を流した
母  35 主婦&パートタイム 旦那とは社内恋愛
息子 12 中学1年 テニス部 補欠だが学校の成績はそこそこいい
                だがテニスでレギュラーをとりたいと思                っている。
                妹は可愛いと思っている。     
娘   8 小4        学校の成績はそこそこだがだがピアノはうまい
                兄の愛情はうざいと思っている。
祖母 60           夫に先立たれ2年 元は高校の国語の先生
                嫁の作る味噌汁がへたくそだと思っている。
だったとしましょう。 

このくらい人物設定が明確になっていると、言葉使いはおろか、その生活習慣ですらかなり気を配らないと、主体で描くべき話自体がうそくさくなり、面白みをかいてしまいます。

前にも似た質問をしたら経歴をかいたりとかいうかたもおられました。
経歴をかくのはいいのですが、実際にどういった言葉使いを考えたりされてますでしょうか?

投稿者 小野[3]
投稿日時 2005年05月13日(Fri) 11時02分45秒
人物の言葉づかいについては、性格によりけりなのですよ。
例えば一人称でも、俺、オレ、おれ、だけでも、随分違った
印象を感じるでしょう?僕、ボク、ぼく、あたし、私、
わたし、わたくし。その他にも自分の事を「自分」と
呼ぶ人も居れば、名前で呼ぶ人だっている。要するに、
その人物の性格設定を明確にはっきりすれば、自ずと口調も
決まっていくものではないのでしょうか?周りに居る人を
良く観察すれば、色々な喋り方をする人が居るものですよ。
敬語やですますばかり使う丁寧なキャラクター、
のんびりおっとりした話し方をするキャラクター、
明るくてはきはきした気さくなキャラクター、
無口で冷静でクールなキャラクター、
粗野でぶっきらぼうなキャラクター、
と位置づけすれば言い回しも自然と決まります。
こんなアドバイスですが、参考になりましたでしょうか。

投稿者 空想科学者[4]
投稿日時 2005年05月18日(Wed) 12時56分13秒
小説を漫画のような視覚的にはいるもと混同しないことが重要だと思います。

つまらない作品に多いのは、言葉だけに頼って、肝心な心を描かなかったりしているものです。
また、心で思っていることをセルフまわしのように書くのもダメだと思います。実際読んで面白いとは感じません。
なぜか?それはセリフだけでは情景が浮かばないからです。
小説には絵がないので情景を読み手にうかばせるように仕向けないと失敗なんです。

本当に特徴をもたせたい特殊なキャラには、特有の自分の言い方があるでしょうから、そのときはそのように設定して、それ以外のものは普通に「私は」や「ぼくは」、「俺は」の方が文章として読みやすいです。

いろいろな、自分の読み方が混在すると文字だけの小説では混乱が生じます。どなたかもどこかにかかれましたがページの登場人物を描きすぎないことも重要です。

家族の誰かが主人公になれば、その視点からの家族を見る描き方でよいと思います。

父親が主人公なら、会社における地位と家族での地位を考えていると言葉使いも表のそれと、内面のそれがあるでしょう。

母親が主人公の場合、ご近所への体裁、自分の見栄、子供達への期待と不安・・・・そいうことが設定された人物像とかさなって複雑な心をえがけることになると思います。

そういう意味で、人物設定は重要です。
どんなゲームも、漫画も、アニメも、映画も、お芝居も、きちんと人物が描いてあります。
最近知りましたが、多少、ステレオタイプではありますが、血液型まで設定してある場合、O型のキャラはあけっぴろげで、おおらかな性格になっていました。おもしろいですね。
血液型までは設定したことがないのですが、参考にはしたいです。

自分なりの演出をしたい気持ちもわからなくはないですが、それは漫画でも描いてやってくださいといいたいです。

漫画のような小説(稚小説というべきか)にありがちなこと
擬音をセリフの中に書いているアマ作家の人をみかけますが、すごく醜いことだと思います。そこを描写で書いてこそ小説。

ジョーズの小説で最初の犠牲者が鮫に足を瞬間に食いちぎられたときの描写・・・・是非、読んでみてください。
何者かにがぶっとかまれた なんて書かれてないと思いますよ。