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天啓、降臨?
投稿者 土師 英明[1]
投稿日時 2004年12月27日(Mon) 01時08分11秒

いつの間にかこんなステキ掲示板が!!
という訳で皆様初めまして、投稿屋の方でファンタジーを描かせてもらっております土師と申します。
各作品の方の感想・雑談というのはどうもとっつきにくいようなイメージがある(少なくとも私は)ので、こういった掲示板は良いですね。

さて、小説をはじめ文章を書くというのは非常に難しく根気が要り、またそれ相応の知識と知恵と技能がないとうまく成り立ちませんよね。かく言う私もまだまだ未熟者で、本来ならとても人様の前で公開できるようなものではありません(公開したあとで後悔なら出来ますが。・・・すみません)。
しかしキーボードをタイプする手は追いつかなくても、頭の中で膨らみ続けるイメージだけなら他の誰にも負けないような壮大さを持っていると私は信じております。また、そこまで自信過剰にならなくても、「考えてるだけなら今の時点でもいい作品がある」方ならきっと沢山おられることでしょう。
今私が描いている小説も、そういった数多くのイメージの断片をなんとか繋ぎ合わせ構成されたものです。

【皆様は物語を描くとき、まず最初に何が思い浮かびますか?】

物語の冒頭?ラスト?あるいは何処かのワン・シーン?そうでなければ世界観、キーワード・キーアイテム、いやいやまずはキャラクターから?
現在小説を描いていらっしゃる方でも、まだ形にはしていないが頭の中ではこんな話が用意してあるよ(または上記のような『物語の断片』が思い浮かんでいる)という方でも構いませんので、何か教えてもらえれば幸いです。

今、あまり執筆の方が順調でないものでして、色んな人のネタ(ネタなどと言っては失礼にあたるかも知れませんが)を聞いてみたいな、と思っています。
思いついたことをメモる、くらいの軽い気持ちで書いてもらって構わないので、よろしくお願いします。





投稿者 レッド[2]
投稿日時 2004年12月27日(Mon) 01時59分33秒
こんにちはレッドといいます。赤のつく作家です。

今年の1月から3月末までで作品書いていましたが中途半端に終わってしまったのです。
なかなか世界観もえがけていたかのようにおもえたんですが、途中ですっこけました。
原因は、

話のつめすぎ(2,3個別の話がつくれたかも)
人物の登場させすぎ
無理やりなつじつまあわせ
長い文章(はっきりいって長編級でした)

もあるのですが、核がうまく描けなかったことにあります。
たとえば、ヒーローものなら悪の組織を全滅させるまでとかありますね。

冒険ものなら伝説の秘法をみつけたりしますよね。

以前描いた小説は大家族の宇宙冒険ものにしたかったのですが、そこになにやら事件をもりこんでしまい。その事件は裏があるとしたかったのですが明確にできなかったのです。
ある野心家の男が、独裁政治をしたいというのもありきたりで、世界を破滅させたいというのもなんで・・・
そんなの登場させる意味がなかったなーと後で後悔しました。

だもんで、やっぱりタイムチャートや年表なんかを書いていたほうがよいのでしょうね。

キャラクタも名前、性別、年齢、性格、趣味、好きな食べ物などこだわりや特徴があるようにしておかないと、話にからめにくくなるのでしょう。

で、今回は、あらすじを先にかいております。
それからどの場所から描き、それより前を回想にして描こうと考えております。

そんな感じです。


投稿者 土師 英明[3]
投稿日時 2004年12月27日(Mon) 19時49分57秒

レッドさんへ。

物語を創るという作業は往々にして上手くいかないものですよね。
私の場合、何かひとつ、そうたったひとつだけでいいので、物語の『芯』となるものがあればいいと思っています。
例えばあるキャラクターを思いついたとする。どうにかしてそのキャラクターを活かせる物語を創ることが出来ないか。そこから小説作品としての可能性が広がっていく訳であります。それは何もキャラクターだけに限らず、最初に記した通り世界観でもいいしキーワードでもいいし或いは場面の断片でもいい。
つまり、ひとつでもふたつでもいいからジグソーパズルのピースを見つけて、あとはそれに合わせて自分で残りのピースを創っていく、そんなイメージで私は小説を描いています。少なくとも私は。だから言ってしまえば、最初に想像したその「何か」がしっかりしていれば、あとはおぼろげでも構わないということです。強く思い描いた「もの」さえ常に見えていれば、あとの構成はどうにでもなる(と言ってしまうと何だか投げ遣りみたいに聞こえますが)。

・・・とは言え、設定をしっかりして執筆に臨むのに越したことはありません。
私のやり方だとしょっちゅう矛盾や置き去りにしたままの伏線とかが出てきてしまうので。あとで泣く泣く修正するか、最悪の場合修正不可能な「意味不明点」になってしまう可能性も孕んできます(汗

しかしまったく返信になっていないような気が。
あれれ?

投稿者 土師 英明[4]
投稿日時 2004年12月27日(Mon) 21時02分43秒

投稿者 土師 英明[5]
投稿日時 2004年12月27日(Mon) 21時06分10秒
↑しまった、ミスだ・・・(涙

投稿者 [6]
投稿日時 2004年12月27日(Mon) 21時48分37秒
はじめまして。

私の場合は、

こんなものが書きたい、または思いつく

冒頭と結末が出来る

キャラクターの設定

大まかなあらすじを考える

資料集め

執筆

と言った具合です。
ただ、いつも中盤がなかなか考えられないので中途半端な話になってしまいます。ですから、自分ではこれで完成と思った作品を寝かせて再度読み直したとき、それがあらすじになっているのでそこでさらに肉付けをしていきます。シリーズものは、全作品の内容を考え、シリーズ全体で起承転結になるよう、一つ一つを書いています。そのシリーズものでは、書きたいシーンが思いつくとそこから話が肥大化しているものもあります。

今、書きたいネタがいくつかあるのですが、それこそ冒頭と結末、キャラが決まっているだけで、執筆に入ることが出来ません。

余談ですが、
私が学生の頃、直木賞の最終審査まで残った創作部顧問の先生が言ってましたが、一ページに出てくるキャラクターは多くて3人までがよい、とのことでした。そうでないと、誰が誰だか読んでいる人にはわからないから、だそうです。





投稿者 土師 英明[7]
投稿日時 2004年12月27日(Mon) 22時19分39秒
>私の場合は、
>こんなものが書きたい、または思いつく
>↓
>冒頭と結末が出来る
>↓
>キャラクターの設定
>↓
>大まかなあらすじを考える
>↓
>資料集め
>↓
>執筆
>と言った具合です。

なるほどなるほど。
私も似たようなものですかね。「こういうシーンを描きたい」から始まって、ではどんなキャラでそのシーンを作るか、そこまで持っていくにはどんなストーリーにするか、という風に連なっていきますから。

>私が学生の頃、直木賞の最終審査まで残った創作部顧問の先生が言ってましたが、一ページに出てくるキャラクターは多くて3人までがよい、とのことでした。そうでないと、誰が誰だか読んでいる人にはわからないから、だそうです。

1ページに、3人。なるほど、確かに言われてみればその通りかも知れませんね。読む側が混乱してしまうというのは小説にとってかなり致命的ですから・・・。

投稿者 レッド[8]
投稿日時 2004年12月28日(Tue) 00時17分47秒
土師 英明さんありがとうございます。
>私の場合、何かひとつ、そうたったひとつだけでいいので、物語の『芯』>となるものがあればいいと思っています。

私の場合、芯はあったんですがうまく表現しきれなかったのです。
仲間や家族の愛情と友情が芯でその他のミッションはいかようにでもという考えだったのですが、やっぱり素人なんだから、まずは単純目的を中心とした短編をめざすべきだったと思ったわけです。


>つまり、ひとつでもふたつでもいいからジグソーパズルのピースを見つけ>て、あとはそれに合わせて自分で残りのピースを創っていく、そんなイメ>ージで私は小説を描いています。

土師 英明さんは1作品をどの程度のボリュームで仕上げていらっしゃいますか?私は、途中で終わったのでこの辺の考えも浅かったと思ってますが、ページ数もお考えになったりされてますでしょうか?
参考までにうかがわせてください。

投稿者 土師 英明[9]
投稿日時 2004年12月28日(Tue) 13時33分33秒
やっぱり素人なんだから、まずは単純目的を中心とした短編をめざすべきだったと思ったわけです。

恐れながら、素人云々は関係ないと思います。
確かに、まだまったく経験のない状態から広大で難解な物語を紡ぐのは難しいことでしょう。いや、例え執筆歴の長い人でも小説ひとつを作り上げるというのは絶対に一筋縄では行かない筈です。
「素人なんだから〜」ですべて済ましてしまえばそこから先には進めないでしょう。まずは自分の描きたいように描けばいいと思います。そこで行き詰ってしまったら、どうして進まなくなってしまったのか考えて、反省し、改善すればいいのですから。
・・・偉そうに語ってしまいましたが、これは私の正直な意見です。

>土師 英明さんは1作品をどの程度のボリュームで仕上げていらっしゃいますか?私は、途中で終わったのでこの辺の考えも浅かったと思ってますが、ページ数もお考えになったりされてますでしょうか?
参考までにうかがわせてください。

一般的な文庫本サイズで言えば、だいたい350〜400ページ分くらいでしょうか。少し長めですね。これはそう予定して描いているのではなく、いつも終わるとそれくらいの量になっているということです。
短編が描けないんです(汗)。どうもひとつの出来事を長ったらしく描いてしまう傾向があるみたいで。当初予定していたシナリオに、途中から思いついたサブイベントを盛り込んでしまうのも大きな要因になっているようですが。

参考になりましたでしょうか。