投稿者
| はねとら | [1] |
投稿日時
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2004年12月19日(Sun) 04時14分43秒
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作品名 魔女の腕時計 著者 早坂真紀 出版社 祥伝社
『ストーリー』 ジャンルは恋愛ファンタジー。魔法使いのお姫さまが人間の男性に恋をしてしまうというありがちなストーリー。 魔法界の住人は感情をもたない。主人公『瑠香』も感情を持っていなかった、だが人間の男性と出会い、恋をしてしまう。 その芽生えた感情に驚き戸惑う瑠香。 魔法界の頂点に立つ大王は、そんな瑠香を見据えた。
感情を持てば魔力がなくなる。それは魔法界の追放を意味していた。 また、人間との間に子供を作れば、瑠香や人間の男だけでなく二人の間にできた子供までもが不幸にさらされると忠告する大王。 果たして瑠香は愛をとるのか魔力をとるのか………。
本の帯には
「泣いたり笑ったり、怒ったり、そして恋をしたり……… 人間はなんて素敵なのでしょう――」と描かれています。
『感想』
不覚にも泣きそうになっちまいましたよ。 恋すらしらない魔女が、魔法界の住人に嫌われている人間に憧れて、いつの日か自分もなりたいと思ってしまう。 いま流行の純愛作品で、凄く心うたれます。 ああ人間って素敵なんだな、人間の嫌な部分しか見えていない世の中だけど、人間ってこんなにいい所があるんだ。なら、もうちょっと人間やってみようかなとか思います。 カバーも素敵なデザインで、二百ページと読みやすいし、一ページの行数も多くなく、案外サクッと読めるので書店へ行ったら、手にとって見てみてください。 おすすめです。アマゾンで検索 |
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