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ちょっと質問!!



投稿者 mt,tai15[1]
投稿日時 2005年02月19日(Sat) 12時39分23秒
どうも、このページでは初めまして!「mt,tai15」です。
知っている人もいるのではないでしょうか?「小説&〜投稿屋」に所属しています。

タイトル「ちょっと質問」なので他の作者さんがたに質問します!

みなさんは「作品」を創る時、どういう手順で作業していますか??

投稿者 レッド[2]
投稿日時 2005年02月19日(Sat) 18時37分14秒
mt,tai15さんへ、レッドといいます。
ちょっと失礼すぎる書きかたに思いましたので、すこしいいます。
まず、あなたはどうされているかを書いてほしいです。

それによって、人との違いがわかったり、もっと詳しく説明することで自分の足りない部分もみえてくるのではないでしょうか?

こういった情報交流の掲示板は GIVE AND TAKE でなくてはなりません。

ただ、ものの作り方というのは、電気製品も、ケーキやお菓子、料理のたぐいも、パソコンのソフトも、図工でつくる木工工作、すべてにあてはまる作り方が存在します。小説も、絵本も、童話も、読書感想文もしかりです。

いきなりモノができるということは絶対にありません。
頭の中で考えなら行っても、作業工程は存在します。
ただ、人によって工程をはしょったり、きちんと考えなかったり、腕や知識をやしなわなかったりすることで、ものの出来上がり方が違ってまいります。

と、いうわけであなたの意見をまず書かれた方がよいと思います。
そうすれば、他の方も、意見がいいやすいと思うし、あなたも情報をとりやすいと思います。

いかがでしょうか?


投稿者 夏麻[3]
投稿日時 2005年02月19日(Sat) 21時09分30秒
初めまして。夏麻と申します。
僕は作品を創る時、まずこんな話にしよう!!と決めます。
それからそこに出てくる人物はどうするか…と人物設定に入ります。
 でも、最後までしっかりと考えずに書き始めるので壁にぶつかることも多々…笑。
 完結してない物語多いながらも、自分で満足する作品は出来上がります。


投稿者 緑川潤[4]
投稿日時 2005年02月20日(Sun) 01時42分05秒
こんにちは。緑川潤です。
話を書いたりしていますが、プロを目指しているわけでもなく、趣味の域を出ないものですので参考にはならないかもしれませんが、私の作品を作る時の手順を紹介させていただきます。

1、どんな話かを思いつきます。これは、考えるというよりも、本当にぼんやりとしていてこんな話、アリかなと思う位です。時には夢から話の着想を得ることもあります。で、それを簡単に書き留めておきます。この時点では単語の羅列のことが多いです。
2、その思いつきの中から書けそうなもの、書きたいものに肉付けをして大体のストーリーを考えます。箇条書きが多いです。この時点で登場人物の色々な設定を考えて特徴も固めておきます。感情移入をしすぎて気分が悪くなったりします。でもこの作業が一番楽しいです。必要ならば(というか、大抵必要になってきてしまうのですが)資料集めなどもここですませておきます。
3、頭からきちんと書いていきます。表現力と語彙力のなさに泣きます。ストーリーに矛盾が出てきて2の作業に戻ったりします。
4、最後に読み直して推敲をします。自分の書いた文章が気に入らなくて修正を加えすぎて2の作業まで戻ったりします。いつも、もっと良く書ける筈だったのにという気持ちで一杯です。

この作業を全部パソコンで行っています。紙に書いたものは、なくすので。
基本的にはこの手順なのですが、違うことも結構あります。思いついていきなり頭から書き始めてしまったものとか、2の作業がなかなか進まなくて、書きたいところを先に書いてしまったものとか。
他にも色々と寄り道をしながら書いています。

問題点だらけの書き方かもしれませんが、これが私にとって書きやすい作業の手順です。

投稿者 殻鎖希[5]
投稿日時 2005年02月20日(Sun) 16時24分10秒
初めまして、殻鎖希(こくさのぞみ)という者です。

私はその時その時によって違いますね。
魔法世界の話を書きたくなったと思えば魔法世界の話を考えますし、こんな性格の人が書きたいと思えばその人を主人公とした物語を考えます。
あえて言うならば…最初に書きたいと思ったものから創り始めるといったところでしょうか。
一通りのお話をまとめた後は、それを文章にしていきます。

…とまぁこんなところです♪

投稿者 レッド[6]
投稿日時 2005年02月20日(Sun) 21時25分04秒
とりあえず、分からない事がわからないという場合もありますので一応下手な私でも次の手順をもっております。

1)おおまかなSTORYを考える。
  物語のジャンルを決める。SF,ファンタジー、ホラー、家族愛・・・
  物語がおかれている世界を考える。
  主要キャラを考える。
  サブキャラを考える。
  メカや建物、生活観を考える。
  スケッチもしたいとkろですが・・・・そこまでやってないです。
  年表も一応書きます。SFやファンタジーの場合は背景となるお話が
  いるので・・・
2)お話のプロットを考える。
  どのくらいのボリュームで、始まりと終わりの大筋など物語の骨子を
  考えます。
3)お話の構成を考える。
  主人公の生い立ちから始めるか、既に大人になった箇所からはじめる
  か、それかお話のクライマックスに近いところからはじめて過去を回想  させるとかをきめます。
4)執筆
  プロットや構成にあわせ、キャラと世界の時間を動かしていくようにしながら描きます。
5)何度か、1)から3)を見直します。
6)話の折り返しで、後半のつなぎ方を考えます。
7)序盤のふせんが生きるようにうまくつないでいきます(うまくいってないこと多いけど)
8)ハッピーエンドにするか、アンハッピーにするかは気分次第。
  できるかぎり明るい先がのぞめそうな終わり方にしたい。
   
その他にすること
・自分がかいている同じジャンルの本を読む。
・SFなら科学雑誌にも目を通す。(宇宙を描くときまるっきり、嘘っぱちもかきにくいので)
・アニメ、映画も身見る。(動きの描写の参考にしてます。)
・書きながら辞書もひく。

かならず書いていること
・家族愛/親子の絆
・なかまたちとの友情
・すこしねっとりとした恋愛、愛情表現
・熱血
・食生活

投稿者 高遠豹介[7]
投稿日時 2005年02月22日(Tue) 11時05分14秒
こんにちは、高遠と申します。

私が小説を書くときには、こんな感じの順番になってます。

1、こんな話を書こうと漠然と考えます。よく使うのが「○○モノ」という言葉です。「幽霊モノ」とか「異世界モノ」とかです。恋愛やSFなどのジャンルも、ここで決めます。

2、次に、物語のキーワードを考えます。これは、日常生活でふと思いついたことを書き留めているメモがあるので、その中から選んだりします。

3、この時点で、もうラストを考えます。こんなエンディングにしたいと、かなり先走って考えます。

4、話ができあがってくると、早く登場人物に名前をつけてあげたくなります。日本人の名前の場合、珍しくもないし、ありきたりでもない名前にしようと心がけています。名前自体に布石がある場合は別ですが。

5、話は全部できあがってないのに、書くことが好きな私はもう書き始めたくなります。「3」でラストは決まってますので、そのラストにたどり着くように話を組み立てるのですが、だいたい執筆と同時進行になります。

6、随時矛盾や誤字脱字がないかチェックしながら、さらに先の展開を考えながら書き進めます。

7、無事ラストまでたどり着いたら、添削を繰り返す。

こんな感じです。長々と失礼しました。
簡単に言うと、私は「見切り発進型」ですね。

投稿者 馬駆 春[8]
投稿日時 2005年02月24日(Thu) 22時51分12秒
僕は作業工程が飛び飛びなのであまり参考にならないかも。

@描写する。
僕はここから始まります。
話の本筋には関係なく作品をつくり前に簡単な描写をします。
そのとき僕の書きたい描写というのをそのまま出すと数珠繋ぎで話が出てくることがあるからです。(或いはテーマなど

Aとりあえずルーズリーフに言葉を書きまくる。
僕は色んな言葉を並べます。
行なんか関係なく殴り書きで次々と頭に浮かんだ言葉を書きまくります。
それは時に単語であり、時に主語述語があり、時に接続詞からの文だったりします。

Bなんとなく開放感に浸りながら自分が書きたい人物を考える
開放的な状態(作業工程Aで僕はそういう状態になる)でキャラを想像します。
そういう状態の時、何が書きたいのかが加工されずに出てくることが多いからです。

C上の単語の羅列のいくつかを結びつける。
具体的には僕の作品に「僕の住む町にはCDショップがない」というのがあるんですが、それは言葉の羅列の中から「CDショップ」と「だから旅に出る」が結びつきました。
そのときの状態や気分のおかげの結びつきなので僕は何故ここで結びついたかは謎です。

D人物をまとめる
主要だけはとにかく早めにまとめます。
伏線のためもありますけど

E異世界・異文化の作品の場合、その世界を考える。
そのまんまです。
全然関係のないことを取りとめなく書きとめます。
地名・宗教なども。

F採用するものをまた書き上げる。
そのときにはルーズリーフはぐちゃぐちゃだったり、簡素だったりしますけれど、ともかく使うものに丸をつけて書き上げていきます。

G話のおおよその見切りをつける。
これはそのまんまです。

H話の構成を深く考える。
そのまんまです。

I最初に書いた描写を消して再度最初から書く
最初に行った描写はイメージの窓を開ける取っ手みたいなもんですからさっさと閉めちゃうのが僕には重要だったりします。

とこんなもんです。
僕は大抵、善悪について訴えてたりすることが多いようです。
哲学をかじってるので(あくまで趣味的なもの)、そういったものも結構関連してることもあるみたいです。
とりあえずまとめてみたものの、何か飛んでる気がします。

投稿者 海土龍[9]
投稿日時 2005年02月25日(Fri) 15時45分53秒
こんにちは。海土と申します。
私のようないい加減な人間から言わせれば、「小説なんて、あなたがそれで、楽しく、あなたらしく書けるのであれば、どんな書き方であろうと、それで良し」です。
今のやり方で上手くいっているのであれば、それがその人にとって正しい方法であり、誰に何を言われる必要もないと思います。
ただ、そうは言っても、他人が何を考え、どうやって書いているのかは興味あることですよね。
……というわけで、一例として、今までの記事の中にないようなので、私の書き方を紹介します。
例は私の小説『沈黙の人形』です。


@その小説を読んで欲しい相手を考える。
(主に友人です。具体的に誰々と考える時が多いですが、もっと大きく、中学生から高校生の女子を対象に、と考える時もあります)
 例:高校卒業間際、進路が別れてしまった友人

A@で考えた相手に伝えたいことを考える。
(小説を通してイイタイコトです)
 例:「卒業して、毎日学校で会えなくても、友達である事は変わらない」

BAを言ってくれそうな登場人物たちを考える。
(主人公の『背景(家庭環境・生まれや育ち)』をまず考えると、そこから性格、話し方、癖、人間関係が自ずと決まってきます。ので、脇役たちも自然に決まってきます。ただ、脇役を『脇役』と考えないで、主人公と同じように思いながら考えます。「この人にもこういう理由があって、こんな行動をするんだ」と、例え悪役でもきっとわけあってのことだと思い、考えます)

CBで考えた人物たちが生きる世界(舞台)を考える。
(これについては、その時に私が興味を持っているものが直接的に影響します。大まかにどういう話にするのかも、この時点で決まります)
 例:(英国好きだ+怪盗格好良い+いろんな意味でホームズは素敵だ)→19世紀半ば、若き天才探偵家と正体不明の大怪盗が活躍する話

D何かが降りてくるのを待つ〔笑〕
(私の場合、世界と登場人物さえ決めれば、後は勝手に登場人物たちが動き回ってくれるので、私はただそれを文字にすれば良いのです。
つまり、私の小説を作り上げているのは彼ら(登場人物たち)であって、私がどうこうできる領域ではないのです。
偶に、彼らは思いがけない方向に突っ走っていき、彼ら自身では収拾がつかないことになっている時があるので、その時はエサでつって、思う方に導いたりします。
ですが、基本的に私の小説は、私にもどう転がっていくのかサッパリ分からないものです。
だから、私はひたすらに、彼らが動いた通りを文字にし、彼らが話す言葉を書き留めているだけなのです)


いかにも「小説を書く」という風に書いているわけではなく、「ある人の人生の一場面を書き留めている」という気持ちで書いています。
「キャラが勝手に動く」と言うと、「分からない」と言われることが多いのですが、そういう感覚を持って書いている人もいるという例でした。 

投稿者 レッド[10]
投稿日時 2005年02月25日(Fri) 21時07分17秒
海土さんのはおもしろいですね。
天才肌を感じさせます、まるでデビルマンをかいていたころの若干25歳の永井豪さんのような・・・・

>D何かが降りてくるのを待つ〔笑〕
>私の場合、世界と登場人物さえ決めれば、後は勝手に登場人物たちが動き回ってくれるので、私はただそれを文字にすれば良いのです。

音楽家の方にはこういう感じの人がおおいと聞きます。

古くは、ウルフガング・アマデウス・モーツアルト。
田中公平さんもそんなこと言ってました。

キャラが動き出す・・・・・・ある意味、そうですねー
プロットはざらっとは書くのですが、テキトーに動き回る

いえ、違います。
私の場合はまず、頭の中で映像がうかびまして・・・それを文章にしているという感jじでしょうか?
でも、降りているわけではなく、映画のように演出して演じてもらっている感じです。

投稿者 mt,tai15[11]
投稿日時 2005年03月05日(Sat) 00時41分31秒
みなさん、いろいろな意見ありがとうございます!
海土さんはすごいですね、レッドさんいわくおもしかったです。
みなさんの意見をいろいろと自分の視点からみて、研究して書きたいと思います。

投稿者 馬駆 春[12]
投稿日時 2005年03月05日(Sat) 23時12分00秒
>海土さんはすごいですね、レッドさんいわくおもしろかったです。

え〜っと、ぼくの捉え方で正しいのなら日本語おかしいです。
レッドさんいわくおもしろかったです、では「レッドさんが面白いと言った」という意味だけで文脈的におかしい、というか見ればわかるよ、というツッコミを入れたくなってしまってw
「レッドさんの言うとおり」ではないでしょうか。
間違いだったらごめんなさい。

投稿者 神門ぺぷし[13]
投稿日時 2005年03月14日(Mon) 10時13分14秒
私の場合は、新聞記事ではありませんが「5W1H」を組み立てます。

@where 場所、状況設定
たいてい地図や見取り図を描きます。地図や図面などを見て話を考えることもあります。

Awhen 時代、日時、
ストーリー展開の時間や日にちの流れを表に書いたり、登場人物のプロフィールにあわせた年表を作成します。

Bwho 登場人物
プロフィールと生まれてからの経歴、家族構成、性格・趣味・性癖などを作ります。容貌、ファッションも。

Cwhat 道具、服装、アイテム、背景
すべての出てくる物の描写、景色の様子などを視覚的に思い浮かべます。色彩も気にします。

Dwhy 理由づけ 
一番大切なことですが、何を読者に伝えたいのか?を考えます。
次に、登場人物の行動一つ一つにも「なぜこういう行動をしたのか?」という理由を考えます。

Ehow 過程
ストーリの流れ方を考えます。つじつま合わせにもなります。

投稿者 プリースト[14]
投稿日時 2005年04月10日(Sun) 01時37分05秒
自分は、途中に変なの入りますね(汗

手順としては、

1:ストーリーを決める。
  難しく考えたことはないです。
  あ、こういうのいいんじゃないかなあ、ってな気持ちで思いつくのがほ
  とんどです。
  他の本とかから思いつくのも多々あり。
  大まかな流れとかもそれなりに決める。

2:キャラを作る。
  ここでやるのはとりあえずメインキャラのみ。
  名前とか、性格とか、そんなの。
  あくまでも「作る」なので、破棄されたりすることも。

3:セリフを作る。
  何故かこれが入ります。
  何故かというと、キャラになりきるため。
  自分の場合、書いて表現するよりも、声に出した方が感情移入しやすい
  ので。

  夜な夜な女性キャラのセリフをつぶやく自分。
  ……自分でもはっきり言って変だと思う。

4:細かい設定を決める。
  随所随所の各種表現、細かいセリフ、さらに細かいキャラ設定とか。
  サブキャラも決めます。  
  一番悩むところです(ぇ

5:下書き。
  1〜4で決まったことをひたすら書いていきます。  

6:上書き。
  5のやつに、さらに書き足したり、削除したりしていきます。
  いわゆる推敲というやつ。

といった感じ。

多分3以外は他の人とあまり変わらないと思う。
後、2はいつも紙に書いてます。忘れたくないために。

投稿者 HANA(花檻)[15]
投稿日時 2005年04月11日(Mon) 00時03分50秒
初めまして。ファンタジー書いてるHANAといいます。

皆さんいろいろ考えて書いてるんですね〜。
私はわりといい加減なほう。作り方なんかあまり考えたことないといっても過言ではない(汗)
そんな私の場合。

1)ルーズリーフ一枚に物語の一場面を書きます。
この時登場人物や世界があっても、人物&世界の設定は深く考えない。思いついたまま、言ってみればアイデアを書くんですね。

2)そこから発展させて世界設定を作ります。
私はコレを作らないと一つの物語を書けないので、かなり細かく考えます。

3)1で出てきた登場人物に名前、性格、口調、人間関係などを決めます。
世界を先に作るので、登場人物をその世界に住まわす感じで考えます。私の住んでる世界の感覚を持ち込まないというか…。特に口調などは。

4)土台(世界)ができたら、1で書いた話に繋がるように話を書き始めます。
1で書くことが多いのは「転」の部分。たまに「結」から始まりますが、その場面を読んでもらうために書きます。
でも、きっちり起承転結を考えているわけではありません。

あとは登場人物一人にノート一枚分のメモを取る。口調を統一させるためと、矛盾をなくすため。
と、かなり大雑把ですがこんな感じですね。