藤君は手を動かしながら、続ける。
「やめてほしいわけ?」
ぐちゅり。と音を立てて水音が響く。
「っあぁ!!」 「可奈は気持ち良いからやめてほしいの?」
ああ、わたしは幻想でも抱いてたのかな。藤君は優しくて、もっと、もっと・・・ 由麻の話だって信じたくなかった。でも目の前でヤられると、信じざるをえないよね。
もう、こんな人は、あきらめよう
「ゃ、だ・・・!あぁっ」 「もっとしてほしい?」
石川さんは、うなずいた。そして、自分から藤君のものを取り出した。 その間にも、アソコには刺激が与えられて、手が震えている。
「・・・・・ゃああっん、!!」
初めて見る男のあれに、わたしは、びっくりする。藤君のものは、ものすごく大きくなって、勃起している。
「入れるよ」
藤君はひざの上に石川さんを乗せたまま、ゆっくりと自分の上に石川さんをあてがった。
「!!痛・・・・ぃ!!あああっ」
どうやら石川さんは処女らしい。指と比べ物にならないものの圧力に、痛さからか涙を流している。
「痛い・・・痛いよぉ・・・・!」 「すぐ気持ちよくなるから」
ぬちゃ、とまた粘着質の音がした。藤君は意地悪に言った。
「俺疲れたから、可奈が動いて」 「え・・・・?」
突然の発言に、石川さんもビックリする。
「だから、可奈が動いてよ」 「・・・・ぅん・・・」
石川さんは、動き始めた。藤君の上で、ゆっくり自分の体を動かしていく。
「んん・・ぁ・・・はっ・・・・・」
それに合わせて、藤君も動いていく。
「ちょ・・・・ふじ・・んあぁっ」 「黙って」
短く聞こえた後、ふたりの動きは加速していく
「あぁぁぁぁぁぁあッ!!イく・・・ひゃあっ!」
初め抵抗していた石川さんも、ただ喘ぐしかない。
「ふじ、ふ・・・・じ・・・っ!」
そのときだった。私が、見てしまったのは。 鋭い喘ぎ声を上げ、まさに石川さんが上り詰めた、というとき
藤君は
石川さんの首筋に噛み付いたのです。
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