後日。
「またかよ」 「よお」
俺の家の、今度は俺の部屋に穂高がいた。
「捨てないんだあ?」 「おう」
綾瀬のこと、だろう。
「美味いのか?」 「おまえにはやらねえよ」
俺は続ける。
「んで、俺もおまえにやらねえよ。あれはガキだったころの過ちだ」 「…まあお幸せに。そういや、さ。親父が言ってたんだけど」 「何」 「今までで一番の血に巡り会えたら、そいつと真っ先に結婚するのがベストだってさ。俺の親父も、藤の父さんも。みんなそうだって」
ああ、好きだよ。すっげー愛してる。
「おまえはホモか?」 「や、今度は現国の伊吹あたりを本気でいこうかと」 「せいぜい頑張れ」
きっとあれは過ちだった。こいつと関係を持ったのは。
「藤の100人斬り伝説もストップか」
今なら笑顔で言ってやれる。
「だって俺は綾瀬限定吸血鬼だから」
こんな不器用な伝え方しか出来なかったけど もう俺は綾瀬以外要らない 可愛いと思えるのも血が欲しいのも
「…あいつだけだから」 「なんか言った?」 「べつにー。」
*アトガキ* やっと書き終えたぁ…・゜・(PД`q。)・゜・今回はエロ重視より切なさに力を入れてみました。 桃も藤も穂高も藤パパママも全部お気に入りキャラです。由麻もです。 本当は由麻の彼氏の慶太君(本名:秋山慶太)も出す気だったんですけどね。 どんくらいで終わればいいのかなぁと決めたところちょうど此処に。 皆様の感想もありがとうでした。凄く励まされてやる気になりました。 最後はハッピーエンドです。よかったね〜v でも…まだ続くんです(しつこ 穂高と藤の番外編を書いていますのでもう少しお楽しみくださいね。では。
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