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少女調教 作者:柚良あず

第5回   禁断
 いつものように、雛が服を脱いで先に浴室に入っていった。僕はその様子を、克明に見ていた。
 なぜなら、昨日の寝る前に創造してしまった、雛のカラダ。雛の喘ぐ姿。それを思い出してしまったからだ。

「お兄ちゃん、どうしたの?」
「え?なんでもないよ」

雛を見つめすぎていた様だ。
ミサキさんのような胸も大きく、スタイルもよく成熟したのとはちがう体。
 胸もやっとふくらみ始め、性器には陰毛がうっすら生え始めている。尻も、少しずつふっくらし始めた頃の体。すべてが幼く、未発育で、未発達だ。このままいくと、胸は大きくなるんだろうか、などと考える。
 僕は女にも困っていないし、ロリコンでもない。
しかし、少女のカラダは見たことがなかった。

僕は毎日雛といっしょにお風呂に入っているわけではない。
 二人分の吐息と、赤く上気した頬と、せまい浴室、反響する声。
 僕の理性もおかしくなってしまいそうだ。いつもならこの願望に耐えてきた。
でも今日は、僕の中のなにかが違った。

ちゃぽんと湯船にふたりでつかる。雛のサラサラした髪が濡れ、顔が桃色に染まっている。

「雛」
「なぁに?」
「今から声をだしたらいけないよ」

禁断。

「なんで?」
「なんでも」

僕はそっと雛の唇に指を押し当て、「しーっ」とした。雛はそれをマネして、口をきゅっと結んだ。
 そんな雛を僕は抱き上げ、首筋に唇で触れた。

「んっ」

ピク、と雛が反応した。

「しーだよ」

そう言って、僕は雛の首筋にキスをしつづけた。
ちゅっ、ちゅっ。
 吸ったり、首筋に赤いアトがついていく。

「ぁ  ん・・・  」

ダメだよ、と言っても雛の口からは声が漏れる。
 きっと、気持ちよさをこらえてるんだろう、嬌声が。少しウエーブのかかった髪をなでる。
 そして僕は、雛の小さな胸の突起に手を伸ばした。

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Novel Editor by BS CGI Rental
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