いつものように、雛が服を脱いで先に浴室に入っていった。僕はその様子を、克明に見ていた。 なぜなら、昨日の寝る前に創造してしまった、雛のカラダ。雛の喘ぐ姿。それを思い出してしまったからだ。
「お兄ちゃん、どうしたの?」 「え?なんでもないよ」
雛を見つめすぎていた様だ。 ミサキさんのような胸も大きく、スタイルもよく成熟したのとはちがう体。 胸もやっとふくらみ始め、性器には陰毛がうっすら生え始めている。尻も、少しずつふっくらし始めた頃の体。すべてが幼く、未発育で、未発達だ。このままいくと、胸は大きくなるんだろうか、などと考える。 僕は女にも困っていないし、ロリコンでもない。 しかし、少女のカラダは見たことがなかった。
僕は毎日雛といっしょにお風呂に入っているわけではない。 二人分の吐息と、赤く上気した頬と、せまい浴室、反響する声。 僕の理性もおかしくなってしまいそうだ。いつもならこの願望に耐えてきた。 でも今日は、僕の中のなにかが違った。
ちゃぽんと湯船にふたりでつかる。雛のサラサラした髪が濡れ、顔が桃色に染まっている。
「雛」 「なぁに?」 「今から声をだしたらいけないよ」
禁断。
「なんで?」 「なんでも」
僕はそっと雛の唇に指を押し当て、「しーっ」とした。雛はそれをマネして、口をきゅっと結んだ。 そんな雛を僕は抱き上げ、首筋に唇で触れた。
「んっ」
ピク、と雛が反応した。
「しーだよ」
そう言って、僕は雛の首筋にキスをしつづけた。 ちゅっ、ちゅっ。 吸ったり、首筋に赤いアトがついていく。
「ぁ ん・・・ 」
ダメだよ、と言っても雛の口からは声が漏れる。 きっと、気持ちよさをこらえてるんだろう、嬌声が。少しウエーブのかかった髪をなでる。 そして僕は、雛の小さな胸の突起に手を伸ばした。
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