沙良は、自分から僕のものを欲しがった。入れて、と狂ったように叫んだ。 雛は、涙を流した。
「・・・・・・・・・・・・!!」
僕は激しく、雛から抜いたり入れたり、ピストンを繰り返した。
「お兄ちゃん、なんだか…こわい…ゃあ!痛い!痛い!っきゃ……あぁ!」
雛が泣き叫んでも、僕はやめなかった。狂ったように雛を求めた。 泣きつかれて、雛は眠った。強姦。そう言ったほうが正しかった。
また寝て、酔いも治ってきたころ、自分が何をしていたか思い出した。 最低だ。 きっと心の奥で、テレビで見たニュースを気にしてるのだろうか。でも、雛がここにいるとわかるはずがない。 この関係が、くずれるわけがない。
『僕』が飲み会に参加させられてから数日後、沙良はまた愛人関係の社長と会っていた。
「ごめんなさい!遅れました!」 「いいんだよ」
沙良が呼び出されたのは、会社の社長室だった。 社長室に愛人を呼びつけていいのかと思うが、如月氏には関係なかった。
「膝の上に座って」
椅子に座り、沙良を膝の上に載せて、ミニスカートの中を触り始めた。
「ぁん…」
沙良の細い太ももを手で這うようになでる。
「社長さん、ココ、会社ですよ……」 「関係ない。私は社長だからな」
そう言って、沙良の下着の中に手を入れた。 そこの割れ目をなぞるようにし、横から指を押し込む。
「きゃぁ!」
まだ濡れきっていないソコを、指でかき回す。
「ああんっ、ゃ、あ!!」 「もうクチュクチュ言ってるよ。沙良は本当に淫乱だな」 「んん、も、奥に入れないで…くださ、いっ!!あああぁぁんっ!」
膝の上に載せた愛人のブラをはずし、仲の形のいい胸をもみ、しつこく乳首を転がす。
「はぁん、あ、ゃあっ、もう、ダメぇ…!」 「何が?」 「社長さんの、おチンチン、入れてぇ!」
沙良が懇願すると、社長は騎乗位で下から大きくなりすぎた欲望を入れた。
「あぁぁぁぁん、やあっ!」
社長は下から激しく突き上げ、沙良のナカで何度もペニスを出し入れした。沙良はそのたびにここがどこかも忘れ、大きな声で喘いだ。 何度も何度もイッた。
行為が終わって、お互い下半身や大事な所だけをさらけ出した状態で、沙良と社長は部屋にいた。
「?」
ふと、沙良が机の上に置いてあるものに目をやった。
「これ、誰?」
沙良が持ち上げたものは、写真立てだった。
「ああ、娘だよ。このまえ君がテレビで見たといっていた」
写真には、笑顔で微笑む社長と、小学生くらいの可愛い女の子が写っていた。誘拐されて、戻ってこない子。何度かテレビで沙良も見た顔だった。
「ふぅん…可愛い子ね」 「本当に、可愛かった。この年になってからできたから、余計に・・・」
社長は悲しそうに、ため息を漏らした。
「でも、あれ……?あたし、どこかで見たような気がする」
その言葉に、社長はタバコを取り落とした。
「まさか。テレビで見たとかだろう」
「ううん、違うの。ほんとに、つい最近。すごく可愛い子。」
「あ」
「思い出したわ」
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