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少女調教 作者:柚良あず

第16回   記憶
沙良は、自分から僕のものを欲しがった。入れて、と狂ったように叫んだ。
 雛は、涙を流した。

「・・・・・・・・・・・・!!」

僕は激しく、雛から抜いたり入れたり、ピストンを繰り返した。

「お兄ちゃん、なんだか…こわい…ゃあ!痛い!痛い!っきゃ……あぁ!」

雛が泣き叫んでも、僕はやめなかった。狂ったように雛を求めた。
 泣きつかれて、雛は眠った。強姦。そう言ったほうが正しかった。

また寝て、酔いも治ってきたころ、自分が何をしていたか思い出した。
最低だ。
 きっと心の奥で、テレビで見たニュースを気にしてるのだろうか。でも、雛がここにいるとわかるはずがない。
 この関係が、くずれるわけがない。





『僕』が飲み会に参加させられてから数日後、沙良はまた愛人関係の社長と会っていた。

「ごめんなさい!遅れました!」
「いいんだよ」

沙良が呼び出されたのは、会社の社長室だった。
 社長室に愛人を呼びつけていいのかと思うが、如月氏には関係なかった。

「膝の上に座って」

椅子に座り、沙良を膝の上に載せて、ミニスカートの中を触り始めた。

「ぁん…」

沙良の細い太ももを手で這うようになでる。

「社長さん、ココ、会社ですよ……」
「関係ない。私は社長だからな」

そう言って、沙良の下着の中に手を入れた。
 そこの割れ目をなぞるようにし、横から指を押し込む。

「きゃぁ!」

まだ濡れきっていないソコを、指でかき回す。

「ああんっ、ゃ、あ!!」
「もうクチュクチュ言ってるよ。沙良は本当に淫乱だな」
「んん、も、奥に入れないで…くださ、いっ!!あああぁぁんっ!」


膝の上に載せた愛人のブラをはずし、仲の形のいい胸をもみ、しつこく乳首を転がす。

「はぁん、あ、ゃあっ、もう、ダメぇ…!」
「何が?」
「社長さんの、おチンチン、入れてぇ!」

沙良が懇願すると、社長は騎乗位で下から大きくなりすぎた欲望を入れた。

「あぁぁぁぁん、やあっ!」

社長は下から激しく突き上げ、沙良のナカで何度もペニスを出し入れした。沙良はそのたびにここがどこかも忘れ、大きな声で喘いだ。
 何度も何度もイッた。

 行為が終わって、お互い下半身や大事な所だけをさらけ出した状態で、沙良と社長は部屋にいた。

「?」

ふと、沙良が机の上に置いてあるものに目をやった。

「これ、誰?」

沙良が持ち上げたものは、写真立てだった。

「ああ、娘だよ。このまえ君がテレビで見たといっていた」

写真には、笑顔で微笑む社長と、小学生くらいの可愛い女の子が写っていた。誘拐されて、戻ってこない子。何度かテレビで沙良も見た顔だった。

「ふぅん…可愛い子ね」
「本当に、可愛かった。この年になってからできたから、余計に・・・」

社長は悲しそうに、ため息を漏らした。


「でも、あれ……?あたし、どこかで見たような気がする」

その言葉に、社長はタバコを取り落とした。

「まさか。テレビで見たとかだろう」

「ううん、違うの。ほんとに、つい最近。すごく可愛い子。」










「あ」
































             「思い出したわ」



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Novel Editor by BS CGI Rental
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