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少女調教 作者:柚良あず

第15回   目撃
2時間後、沙良は酔いが覚めてきた。

「・・・・まだ、寝てる」

『僕』を見て沙良が言った。『僕』はそのまま眠っていた。

「送ってやるか」

客もキャバ嬢も帰りかけていたときだったので、沙良は『僕』を家まで送ることにした。

「ミサキ、こいつ家まで送ってくる」
「家わかるの?」

沙良は自分が『僕』の家を知らないことに気づいた。携帯を見る。

「あ、大丈夫。ここならわかるから、ちょっと行ってくる」

そう言って、沙良は『僕』をズルズル引きずって行った。



キャバクラ店から、すぐの『僕』の家。

「これが鍵?」

眠っている『僕』の上着から、鍵を取り出す。そして沙良は鍵を開け、家の中へ入った。

「お帰りなさい!」
「あんた、誰…?」

出てきたのは、雛だった。

「え・・・?お姉さんこそ、誰ですか?」

久しぶりに見た『僕』以外の人。雛は怯えていた。

「ううん、あたしお兄さんが寝てるから、送ってきただけだよ。あんた、この人の妹?」
「?まぁ、そんな感じです」
「ふぅん。じゃあ、これの後始末よろしくね!」
「あ、ありがとうございました」

沙良は『僕』を送り届けた後、家を出た。

「お兄ちゃん。お兄ちゃん、起きて…!」

またキャバクラへと歩きながら、ぽつりと沙良は思った。





           「あの子、どっかで見たことなかったっけ?」





「ん…」

目が覚めた。頭が、ガンガンする。

「お兄ちゃん、起きた?」

隣に雛がいた。

「うん、ごめんね。って、え・・・・?いつの間に、僕は帰ってきた?」

僕はキャバクラにいたはずだ。なのに、なんで家に帰っているんだ?

「綺麗なお姉さんが、お兄ちゃんのこと運んで来てくれたんだよ」

綺麗なお姉さん?ミサキさん?沙良?どっちにしても、助かった。

「今日僕、お酒で酔ってるから、雛のことメチャクチャにするよ」

僕は気づいてなかった。
沙良が、雛を目撃していたということに。

「めちゃくちゃってどういうこと?」
「こういうこと」

僕は寝転んでいた体勢から、雛の唇を奪った。

「…っん、ぁ    ふぁ…ん……ゃ・・あ・」

貪るように雛の柔らかな唇に吸い付く。
 唾液の絡み合う、くちゅ、くちゃといった音が響く。

「お兄ちゃん、お酒くさい」
「いいから」

ぽす、と僕は雛を床に押し倒した。
 まだ完全に酔いが覚めていない、くらくらする思考回路。
 いつもなら、雛のカラダで散々遊ぶのに、僕は「入れたい」という欲求しかなかった。
雛のはいているものを強引に脱がせ、まが濡れてもいないマンコに指を突っ込んだ。

「!やぁっ!痛い!」

いきなり入ってきた指の感覚に雛が声をあげる。僕の頭にはそんな声、とどかない。
 そのまま指を中に入れていき、無理矢理唾液でしめらせた。

「っあ、やぁぁぁ!!痛いよ、お兄ちゃん!」

脚を開かせ、クリトリスを刺激する。愛撫に雛の秘部もしだいに濡れてきた。
 そこに、僕は一気にペニスを差し込んだ。



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Novel Editor by BS CGI Rental
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