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EXERUTZ ディレクターズカット版 作者:KASI-龍

最終回   追加:弐章
――――― 中立‐壱

 最初の異変はあの大規模な爆発だった。東アジアに位置する極東付近が爆心地だった。その余波は一瞬にして地球全土を覆い、大気圏外へと放出され、消滅。その直後世界各地に時空断裂確認。

証言‐1 イギリス北部

 「最初ものすごい風圧が、こう、ブワッと駆け抜けていって、東?だったかな、光の柱が立っていて・・・」
 ここから先、閲覧禁止。

証言‐2 アメリカ(ハワイ)
 
 「あれは・・・そう*(一部カット)なんか開いたんだよね。絡まっていた糸がほどけるように、そして羽みたいなものが・・・」
 ここから先は証言‐1に同じ。

証言‐3 *時空断裂について

 「最初は走っていただけなんだ。そしたら急に天地逆さまの世界?見たいなのに入っちゃって・・・」
ここから先は証言‐1に同じ。

このように異常現象は世界各地で確認されている。 
2025年記録。

「ふう」
パタンとデータベースノートを閉じる男。
「とりあえず俺の目的はゼロを探すこと・・・か」 
EXERUTZ・LEVEL・ZERO 
今、『テンペスト』が目覚める。世界を終焉に導くために。

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