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ぼくらの2号 作者:鳥の唐揚げ

第3回   攻撃
12日目は不快な夜を過ごした。

蠍だけではない。14人全員だった。

あのソフトを覗いても釣りソフトに見えない真面目な感じだ。

本当に自分がネット 森チャを背負うのか?

ほとんど眠れなかった。





次の日 森チャットはほぼ破滅状態だった。

入るだけで精一杯。

蠍はあのメールを思い出した。

(これは言うしかない・・・!)

チャットにいた人にはそのまま伝え、いないひとにはメールで送った。



黒龍->まじで?wwそれ事実だったらやばくねw

猫飯->うわああ・・・・

すると、いきなりある人が入室した。

ロシッドさんが入室しました(122.222.22.3:1029)

狩人->誰

ロシッド->伝えたんですね蠍さん

蠍->ってことはお前が・・・!

蓮織->こいつなの?

ロシッド->ええ、私たち14人の特殊攻撃方法でJetCHATを狙います。

ロシッド->まぁ生存できる可能性は0だと思いますがね。

サーベル->正気か?

ロシッド->信用しないならしなくて結構です。

ちぃ->ちょwwwwwwそれ真面目?www

ロシッド->無防備な相手をひねり潰すのも面白そうですね。

ロシッド->ではさっそく・・・

零->!?!?!?!!11




いきなりログがとまった。

蠍は発言しようと思ったが、できなかった。

更新してみると大変なことが起こった。

―ログインサーバーの接続に失敗しました。

蠍「これwwwちょっとまtwww」

蠍は焦ってほかのチャットを見た。

どの号室にも人数は0・・・

ためしに雑談チャットにも行ってみた。

やはり人はいなかった。

蠍はこのときやっと自覚した。

(ネットが大変なことになっている・・!)


―こちらは天照

(ぁ・・・なたが ・・さい・・)

天照「どうやら 最初は俺みたいだな・・・」

最初の守護神は天照に決定した。

天照「んぁ これをインストールすればいいわけか。」



インストール中・・・


〜インストールが完了しました〜

天照「まぁ、パソコンが壊れるってのは実際ありえないだろw 

   たしか森チャじゃなくてネットも操れるんだっけ?本当なのかな

   ためしにどこか消してみようか・・・」




天照はかなり小心らしいので、最初は自分のブログを標的にした。

天照「想像だな?想像・・・想像・・・」

天照は、単純に自分のブログを消すことを想像しただけだった。

天照「これで本当に消えたのか?ww」

天照は自分のブログを開けてみた。

・・・・

開かない。

終いに出たのはこれだった。

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うそだろ

まじかよ

天照はまだ信じ切れなかった。

もっと有名なサイトを・・・

とっさに思いついたのは、そう「ipひろば」だった。

IPを検索するだけで都道府県がわかるシステムだ。

天照は、初心時代に自分の都道府県を探られるいやな記憶があったのだ。

天照「ょ・・・し・・・やってやる・・・」

また想像した。

あの憎しみを・・・返す時がやってきた。





見事さっぱりと消えた。

No.1IP検索サイト「ipひろば」はもともと無かったかのように・・・

この事件は、Yahoo! googleなどでも大きく載せられた。

天照は、自分の罪悪感に襲われた。

これは本当に自分のやるべきことなのか。

自分がするべきこと

それは








『森チャットを守ること』

天照は決心した―

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Novel Editor by BS CGI Rental
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