「それはね?跡部財閥が裏で・・・まぁ平たく言うと悪い事をしていると言う情報があちこちから入ってきてるの。そこで私がその裏情報をつかみ、成敗する。それが私の今回の仕事。」 「・・・せい・・・ばい?」 「そうよ?跡部財閥の裏情報はとにかく多くてねぇ、とりあえず跡部景吾をつぶしながらいろんな情報をつかんでいかなきゃ行かないの。」 「ちょっっ、ちょっと待てよ!」 「何?」 「それ・・・跡部は関係あんのかよ!?」 「・・・直接的にはないかもしれない。でも、この仕事には重要なのよ。」 「っ!お前なぁっ!」
最低だった。すごいと思った女が。俺のイトコが。 俺の仲間を傷つけていくなんて。 何にも思わず仕事として跡部の将来を奪っていくなんて。
なんでだよっ・・・!!
「テニス部に迷惑かけるかもしれない。いやかけるわよ。でも私はただ仕事のためにだけ中学生のふりをしているのよ。それだけ。私はこの仕事が終わって全てしまったらあんたたちとは一切関わりは持たないだろうね。それじゃ、もうこの話は終了ね。これからアンタがどういう行動とるかは、亮、アンタ次第だよ。」 「奈乃香・・・っ!」
そういって奈乃香は部屋を出た。 俺次第・・・?
どうすりゃいいんだよっ・・・! 跡部を傷つける? 奈乃香の仕事を邪魔する?
俺は・・・どっちも選びたくない。 だって、みんな一緒にいたのが、楽しかった。 新しいことが出来そうな気がした。 また、楽しめそうな気がした。
俺の中であの日の記憶がよみがえる・・・
「跡部っ!俺たち全国にいけるぜ!」
「お願いします!跡部部長!」
「「「「氷帝!氷帝!」」」」
「・・・俺様とともに全国についてきな!」
なんでかな・・・。 これから頑張るはずだったのに。 みんなで一緒に・・・
俺1人じゃどうする事もできねぇよ! だれかっ・・・!!
なんで奈乃香は・・・あんな事するんだよっ。 あんな仕事をするんだよ!
これは・・・どうにもならないのか?
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テスト前のため短いです。 すみません。 奈乃香の仕事の内容が少しずつ明らかになってきました。 宍戸君はどうしてくれるのでしょうかね?
感想まってますv
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