「ねぇねぇ、キミ超可愛いじゃんvラッキー☆★一緒に遊ばない?」 今日も男が寄ってくる。ラッキーって何がラッキーなのか分からないんだけど。。。私に会えた事がってことかな?笑える・・・ 「やだなぁっお兄さん☆★・・・私に声かけるなんていい度胸じゃねぇかっ!」 「は・・・?」 知らないんだろうね、この人。私が、天才少女って言われてる‘宍戸奈乃香’って事を・・・。
今日も街に暴力音が響いた。 今日も街にけが人が出た。 今日も街は―――そんなことに目を向けなかった。
「奈乃香〜!ちょっと来てよっ!」 「何ぃ??お母さん!」 「アンタね、今回仕事で東京の氷帝って学校の中等部に行くことになったんだよねぇ・・・」 「東京?いいけどさぁ・・・なんで中等部なわけ??私もうすぐ大学生なんですけど?」 「いいじゃない?仕事だしっv今回は男子として行くから身長は気にしないでいいからね!しっかり仕事してきてよぉ〜v」 「はいはい。んで?家はどこにあるのよ?」 「それがね、今までアンタは会った事ないんだけど、実はアンタに中学3年生のイトコがいるのよねぇ、男で。その子の家に行くことになったから。その子も氷帝の中等部だしね。」 「へぇ、お母さんに兄弟なんていたの?」 「うん。仲の悪い兄がね。その子の名前は‘亮’だから。じゃぁ明日から頑張ってくるのよ!」 「はいはい・・・」
「ちっちゃい家・・・」
ピンポーンっ
ガチャっ 「はい?」
「こんにちは!あなたは亮さんですよね?私はあなたのイトコの奈乃香と申します。どうぞヨロシク。」 「・・・あ、あぁ。アンタが。」 「はい。あ、私はとりあえず18歳だから。細かいことはあなたのお父様から聞いてると思うけど、まぁそういうことだから。」 「分かった。じゃあ部屋に案内するから、上がって?」 「失礼します!」
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初めまして!連載スタートです! 感想をいただけると嬉しいです! っていうか短い・・・(汗 次は長くなるんで!
管理人 ナツ
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