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鬼嫁 作者:烏屋奇跡

第5回   回想
私は今非常に頭が混乱している。

保険医の侵先生と桐生君の関係。

桐生君が主で侵先生が僕………………。

………………………………頭から煙が出そうだ。



「ぅーーーーーーn」


「喜一様、若狭さま頭から煙が出そうな勢いですょ………………。」
「いきなりすぎたかなぁ………………。」
「そうですょぉ………やっぱり幼馴染でハッピーエンド風のほうが絶対よかったですって!!!」
「しかしあの晩に拾った雑誌にはこっちのほうがいいと書いてあった!!!」

「………………何の話?」

「ぁ………もどってきたか。」
「雑誌って何の話???」

「………………若狭さま。実はですねぇ」


−−−−−−−−−−10年前−−−−−−−−−−


鬼はーそと   福はーうち



「喜一様やはり地上には嫁候補となる女はおりません!!!
地上のものはみな鬼を嫌っています。
この慣わしを見たらわかります!!!!!
柊のはにいわしの頭を刺したものを戸口につけたり炒った豆を投げながら
鬼は外福は内と無礼なことを言っております!!!

ぁぁ………………私の大好きな鰯がつるされております………………。
地上のものは勘違いしすぎです!!!
私たち鬼がいなければみな病気で苦しんだり、死後さまよい続けるのですょ!!!
私たち鬼のおかげで死後楽しい生活が出来るというのにぃぃぃぃぃぃぃ………………………」

「おい………………………暴走するな………。」

「はっ!!!スミマセン。
でも地上のものの私たちに対する態度がひどすぎると思いませんか????」

「………………」

「喜一様?」

「………………………見つけた」

「ぇ?なにをですか?」

「あそこの子供………はそうではないようだ。」

「どの子ですか???」

「あそこの親子だ。青い屋根の家。端っこの」

「………………………ぁ本当だ。
鬼はうち 福はそと………………ってただ間違えているだけじゃないですか」

「さっきから何度親に注意されても同じことを繰り返している」

「タダの馬鹿なんじゃないんですか??」

「いや………鬼も福も内と訂正している。」

「へぇ………」

「決めたぞ。あの子を嫁にする」

「ぇ!!!まだあの子6歳くらいですょ!!!
さすがにはんざi「誰が今といった!!!数年後だ!!!」

「ぁぁ、数年後ですね。」
「大体10年かな。」
「喜一様偉い!!!こちら(地上)のちゃんと法律を守るんですね☆☆
さすが鬼一族の主☆」

「さすがにあそこまで小さい子を嫁にする気は」

「もう少し発育がいいほうがいいですよね☆☆
あでも年の差はいつまでたっても変わりませんがね」

「余計なお世話だ」

「喜一様こんなの拾っちゃいましたwww」

「落ちているものを拾うな」

「若者のための恋愛テク………結婚編て書いてありましたので」

「………………」

「少女漫画風にとか書いてあります。
少女漫画いっぱい読んでさっきの子を喜ばせましょう!!!」

「………………ぁぁ………………」




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意味わからん………………




















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Novel Editor by BS CGI Rental
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