『なぁなぁ、お友にならへん??』
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「ちぃーッス!てっちゃん」 「おぅ!みさ〜!!・・・今日も翔と仲良く登校かぁ??」 「ハハハ〜^^ 家がご近所だからねぇ〜♪」 「そらおめでとサンッあゆはまだ来ておらへんの??しかも翔おらんし・・・」 「あゆは委員会だって・・翔はなんか部活に届けに行った〜」 「そかー。んじゃぁ、ちょっくらWC行ってくるぁ〜(笑」 「いってらぁ〜♪」
私、日瀬海咲。今人生で一番ハッピーな時です^^ 学校も楽しいし、部活も調子いいし、勉強もついてけるしねぇ〜♪♪
「みさァ〜〜グッドモーニングww」 「あぁ〜あゆだぁ!!おはよぅ」 「鉄と翔は???」 「てっちゃんはトイレで、翔は部活に何か届けに行ってる〜???」 「へぇ・・・翔のトコ行ってくる♪♪」 「了解〜じゃぁ、私はてっちゃんと教室で待ってるね^^」
何か最近あゆが変なんだよねぇ〜・・何て言うかぁ・・ 翔のコトでいっぱい、いっぱいって言うか・・・なんだろぅね。 好きなのかな??ぃゃ・・あゆ最近『気になる人が居るんだv』って言ってたしそれはナイなぁ・・ あれ??もしその相手が翔だったりしたら・・ハハハ、ナイナイ〜
「どしたん??何か悩んでるん??」 「あら、てっちゃん〜・・トイレ終ったのねぃww」 「まーなぁ・・で、何やねん??」 「ううん・・いつまで続くのかなぁって思ってサ・・」 「何がや??」 「『幸せの夢』・・今、私すごく楽しいんだよッ」 「ハハハ・・!!海咲イキナリ何言ってんじゃぁ〜」 「ううん。ちょっとたそがれwwてただけダヨ^^」
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先生「んじゃぁ、明後日の文化祭についての役割分担を決める・・」
鉄「文化祭かぁ〜・・・あさってやなぁ〜〜」 翔「本当だ〜・・今年は日曜日かぁ・・・あれ、9月18日ってみさの誕生日じゃなぃ??」 み「ビンゴ!!さすが翔ゥ!!あさっては私の誕生日ダヨww」 あ「ホンマやぁ!!じゃぁお祝いもかねて最高の文化祭にしよーやぁ!」
でも、翔に言われるまで気づかなかった。私、明日で16歳。
先生「〜〜〜・・んじゃぁ材料係は仲良しこよし組の四人なぁ」 鉄「センセ〜仲良し四人組やって(笑」
って、何私ぼんやりしてたのッ何も聞いてなかった・・最悪・・。
「今日、リボン・折り紙・ポスカなどを揃え、明後日までに提出。だってさ」 「え・・アリガト。翔」 「ドーイタシマシテ」
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「よしっ!!材料集めまで行くかぁ!!」 「オッス!!てっちゃん副隊長!!」 「・・・なにげ副隊長かぃ・・」 「隊長は私v」 「じゃぁ、みさが決めたよぅに俺とあゆは折り紙巡り、みさと鉄は小道具(?)巡りな」 「ィェーッスww」 「・・・・・みさ、ちょっと来てや」 「ぅん、ココで言えないこと??あゆ・・」 「うん・・(///)」
「みさ、もしかしてぅちの気持ちに気づいとった??」 「え・・・????」 「・・ぅち、翔が好きなんよ。だから今日のペアあぁナッタン??」 「そうだったの??別に特にそう言うのは・・」 「せやったらぅちとみさ変えてな」 「何で??」 「恥ずかしいからやッとにかく変更ッ」 「・・・????」
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(みさ&翔チーム)
「ねぇ・・翔。」 「何?」 「・・・・・ううん。何でもない」
あゆ、何でだろ・・もうちょっと自分に自信持てばィィのに??? だってあゆはクラス一と言って良いほどモテるのに・・・ 頭も良いし、おもしろいし、顔は二重に色白、さらさらの髪に、料理上手。 誰だって、あゆに告白されたら「ok」するのにねぇ・・
「ねぇ、翔。アユたちに電話してみよっか!今ドンナ感じか・・」 「別に良いよ・・・?」
ピポパポピ・・・
プルルルッッ プルルルッッ_______________・・・
出ないな・・・気づいてないのカナ??
ガチャッ
『・・・・・・・・・さ・・・・みさ・・・』
「!!!!!!どしたのあゆッ???すごくしんどそうだよ!!」
『ハハハ・・・そらそうや・・・今鉄と一緒にタクシーのっとったら・・正面衝突したんよ・・・』
「えっっ????あゆとてっちゃんがのってる車が??」
『・・・・そや・・・こうして話せてるのも奇跡や・・・鉄もうちも意識がほとんどナイねん・・』
「〜〜〜〜っ!!今どこ???すぐ行くからッ」
『カフェ○○通りのドーロ・・アカンわ・・もぅ駄目や・・ゴメンなぁ・・誕生日・・祝えなくとって・・ゴメンなぁ・・・』
「あゆ〜〜〜ッッッ!!今行くからッ死なないで!!あゆ〜〜〜」
『安心しとってや・・死にぁせん・・から・・・・』
プッ__________
「みさ????どした??みさ??」 「あ・・・あゅ・・が・・・・し・・・・・死んじゃう・・・」 「え?みさ??」 「あ・・ぁぁゅ・・・・翔・・あゆが・・・」 「みさッ!!ハッキリ言って」 「カフェ○○通り・・早くいかんとぉ・・・早く行かないと・・・」 「〜〜〜???分った!!俺、走って行く・・みさは待ってて」
私は頭が真っ白でした。
ただ、あの事故が・・嘘だと・・嘘ならと・・思っていました。
目には、翔の後ろ姿だけ映っていました・・・・・
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