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スタート! 作者:綾波 ルナ

第1回   事故



『なぁなぁ、お友にならへん??』





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「ちぃーッス!てっちゃん」
「おぅ!みさ〜!!・・・今日も翔と仲良く登校かぁ??」
「ハハハ〜^^ 家がご近所だからねぇ〜♪」
「そらおめでとサンッあゆはまだ来ておらへんの??しかも翔おらんし・・・」
「あゆは委員会だって・・翔はなんか部活に届けに行った〜」
「そかー。んじゃぁ、ちょっくらWC行ってくるぁ〜(笑」
「いってらぁ〜♪」


私、日瀬海咲。今人生で一番ハッピーな時です^^
学校も楽しいし、部活も調子いいし、勉強もついてけるしねぇ〜♪♪


「みさァ〜〜グッドモーニングww」
「あぁ〜あゆだぁ!!おはよぅ」
「鉄と翔は???」
「てっちゃんはトイレで、翔は部活に何か届けに行ってる〜???」
「へぇ・・・翔のトコ行ってくる♪♪」
「了解〜じゃぁ、私はてっちゃんと教室で待ってるね^^」


何か最近あゆが変なんだよねぇ〜・・何て言うかぁ・・
翔のコトでいっぱい、いっぱいって言うか・・・なんだろぅね。
好きなのかな??ぃゃ・・あゆ最近『気になる人が居るんだv』って言ってたしそれはナイなぁ・・
あれ??もしその相手が翔だったりしたら・・ハハハ、ナイナイ〜


「どしたん??何か悩んでるん??」
「あら、てっちゃん〜・・トイレ終ったのねぃww」
「まーなぁ・・で、何やねん??」
「ううん・・いつまで続くのかなぁって思ってサ・・」
「何がや??」
「『幸せの夢』・・今、私すごく楽しいんだよッ」
「ハハハ・・!!海咲イキナリ何言ってんじゃぁ〜」
「ううん。ちょっとたそがれwwてただけダヨ^^」




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先生「んじゃぁ、明後日の文化祭についての役割分担を決める・・」



鉄「文化祭かぁ〜・・・あさってやなぁ〜〜」
翔「本当だ〜・・今年は日曜日かぁ・・・あれ、9月18日ってみさの誕生日じゃなぃ??」
み「ビンゴ!!さすが翔ゥ!!あさっては私の誕生日ダヨww」
あ「ホンマやぁ!!じゃぁお祝いもかねて最高の文化祭にしよーやぁ!」


でも、翔に言われるまで気づかなかった。私、明日で16歳。


先生「〜〜〜・・んじゃぁ材料係は仲良しこよし組の四人なぁ」
鉄「センセ〜仲良し四人組やって(笑」


って、何私ぼんやりしてたのッ何も聞いてなかった・・最悪・・。


「今日、リボン・折り紙・ポスカなどを揃え、明後日までに提出。だってさ」
「え・・アリガト。翔」
「ドーイタシマシテ」




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「よしっ!!材料集めまで行くかぁ!!」
「オッス!!てっちゃん副隊長!!」
「・・・なにげ副隊長かぃ・・」
「隊長は私v」
「じゃぁ、みさが決めたよぅに俺とあゆは折り紙巡り、みさと鉄は小道具(?)巡りな」
「ィェーッスww」
「・・・・・みさ、ちょっと来てや」
「ぅん、ココで言えないこと??あゆ・・」
「うん・・(///)」



  

「みさ、もしかしてぅちの気持ちに気づいとった??」
「え・・・????」
「・・ぅち、翔が好きなんよ。だから今日のペアあぁナッタン??」
「そうだったの??別に特にそう言うのは・・」
「せやったらぅちとみさ変えてな」
「何で??」
「恥ずかしいからやッとにかく変更ッ」
「・・・????」




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(みさ&翔チーム)




「ねぇ・・翔。」
「何?」
「・・・・・ううん。何でもない」


あゆ、何でだろ・・もうちょっと自分に自信持てばィィのに???
だってあゆはクラス一と言って良いほどモテるのに・・・
頭も良いし、おもしろいし、顔は二重に色白、さらさらの髪に、料理上手。
誰だって、あゆに告白されたら「ok」するのにねぇ・・


「ねぇ、翔。アユたちに電話してみよっか!今ドンナ感じか・・」
「別に良いよ・・・?」



ピポパポピ・・・



プルルルッッ プルルルッッ_______________・・・




出ないな・・・気づいてないのカナ??



ガチャッ



『・・・・・・・・・さ・・・・みさ・・・』



「!!!!!!どしたのあゆッ???すごくしんどそうだよ!!」



『ハハハ・・・そらそうや・・・今鉄と一緒にタクシーのっとったら・・正面衝突したんよ・・・』



「えっっ????あゆとてっちゃんがのってる車が??」



『・・・・そや・・・こうして話せてるのも奇跡や・・・鉄もうちも意識がほとんどナイねん・・』



「〜〜〜〜っ!!今どこ???すぐ行くからッ」



『カフェ○○通りのドーロ・・アカンわ・・もぅ駄目や・・ゴメンなぁ・・誕生日・・祝えなくとって・・ゴメンなぁ・・・』



「あゆ〜〜〜ッッッ!!今行くからッ死なないで!!あゆ〜〜〜」



『安心しとってや・・死にぁせん・・から・・・・』



プッ__________




「みさ????どした??みさ??」
「あ・・・あゅ・・が・・・・し・・・・・死んじゃう・・・」
「え?みさ??」
「あ・・ぁぁゅ・・・・翔・・あゆが・・・」
「みさッ!!ハッキリ言って」
「カフェ○○通り・・早くいかんとぉ・・・早く行かないと・・・」
「〜〜〜???分った!!俺、走って行く・・みさは待ってて」








私は頭が真っ白でした。




ただ、あの事故が・・嘘だと・・嘘ならと・・思っていました。







目には、翔の後ろ姿だけ映っていました・・・・・










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Novel Editor by BS CGI Rental
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