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最高の片思い 作者:比呂

第3回   神様
僕と君を繋ぐものは






もうなんにも無いけれど









僕は忘れないよ


















神様がちゃんとここにいたことを






























「翔は何部?」
「入ってないよ。」
「え、てっきり俺、バレー部にでも入ってると思ったよ。」
「なんでよ?」
「背ぇ高いし、バレー顔してるから。」
「まぁ、バレーは好きだけど・・・見てる方が良いかな。」
「やんないんだ。」
「・・・・・・・・うん。正確には、できない・・・だね。」
「なんで?」
「いろいろあるんだ。」
「そっか。」
「そうなのよ。まぁ、気にすんな!」
「うん・・・。」








そんな翔の一言を僕は気にも留めていなかったんだよ

















ばかだね。






























君より可愛い人はいっぱいいるかもしれない









君より頭がいい人はいっぱいいるかもしれない





















でもね










僕は君が好きなんだよ





 

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Novel Editor by BS CGI Rental
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