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エイシスト 作者:ロウデン

第7回   アイラ大陸
……しかりしろ。……大丈夫か?…」
 遠くで、誰かが呼んでるのが聞こえた。今の暗黒がとても気持ちがいいが、そっとしておいてくれない。仕方ないので目を開けた。
「良かった。無事のようだね」
さっきの傭兵団とリーダーがいた。
「ずいぶん長く気を失ってたみたいだが、大丈夫か?」
「大丈夫です。あなたは?」
「言い忘れてたね。僕は、この傭兵団のリーダー、ディプレスだ」
他の傭兵の人たちも自分の名前を言った。
「僕の仲間は?」
「わからない…。だか、きっと生きてる」
「…そうだね」
「ここは、アイラ大陸の王都ダイルの近くのようだ。町まで送ってくよ」
「ありがとう」
すぐに、荷物などをまとめ歩いた。傭兵の人たちはとても優しく接してくれた。だんだん話とか楽しくなってきた。王都の近く着いた。
「すまないが、ここまでしか僕たちは無理だ」
「連れてきてくれただけでも、十分助かるよ」
ディプレスが笑い、話した。
「君とはまたどこかで会いそうな気がするな」
そう言って、東の方角へ姿を消した。
 門が見えたら。4人の人がいた。よく見たら、キール達だった。うれしくて走った。あちらも気づいたらしく、歩いてきた。
「みんな無事だったの?」
息を切らせながら聞いた。
「当たり前だろ、死ぬわけがねえよ」
「レオン、あなたも無事で良かった」
いままであったことを話した。
「よし、それじゃあ。封印の場所でも聞きに行くか・・・。と言いたいところだが今日は、疲れたし休みか」
よかった。確かに今はかなり疲れている。何時間も話を聞いたら、倒れてしまいそうだ。すぐに宿屋を探し部屋に入った。体が海水でぬれていて、じめじめしていたのですぐに風呂の入った。その間オペラとアシスが服を探しに行ってくれている。風呂から上がってからベットの上に寝転がった。何も考えていなかったら、いつのまにかに寝ていた。
 かなり疲れていたらしく、キールに起こされるまで寝ていた。だいたい今は、8時頃だろうこの町にはどの家にも時計があるらしい。食堂に行き朝飯を終え、城に行った。
 受付を終えてから、研究室に連れていてもらった。この城はカリア城にくらべてかなり大きい廊下は、2倍ぐらいの広さがある。部屋数もかなり多い。色々みていたら、研究室についた。
 中には3人の研究員と1人の魔導士がいた。よく見たら、ディプレスだった。その他に、3人の男性と女性がいた。
「君たちか、私はダイル騎士団隊長ディプレスだよろしく」
「貴方が隊長だったんですか?そのようには見えませんでしたが・・・」
「いつも私は隊長らしい姿はしてないからね。それに私の部隊は騎士団と言っているが、実は半分以上が密偵などの盗賊なんだ。ところで何しに来たんだ?」
僕が言おうとしたらキールが先に言った。
「レオンの封印を解くために来たんだがかんじんの場所が分からないから聞きに来たんだ」「やはり・・・この時が来たか」
「この時とは一体?」
僕は訪ねた。
「君のお父さんから時が来たら君に渡せと言われていてね」
「もしかして友人か何かですか?」
「そうだ、私は君の父ゲイトの友人だ。これを渡そう」
両手ぐらいの大きさの石が差し出されてとった、重さはほとんど感じられない。
「それは、テレポートストーンだ。封印の場所に設定してあるから、後は魔力をくわえれば移動できるよ」
「ありがとうございます。では行ってきます」
「ああ、気をつけてな」
両手で石を強くにぎり魔力をくわえた。一瞬周りが暗くなったが、すぐ明るくなった。着いたところは、周りが海に囲まれていて遺跡だけぽつんとあっただけだ、ライナスが遺跡に歩いていき調べ始めた。僕たちもその後を歩いて行った。
 遺跡はあまり大きくはなかった。だいたい高さは4メートル、横は10メートルぐらいしかなかった。遺跡の入口は石の扉で硬く閉ざされていた。色々調べたら、砂漠の塔で見た魔法石が1個はめ込まれていた。僕はそこに手を置き魔力を流し込んだ。すぐに音も立てずに扉が開いた。
 中は、石碑があり光ってた。近づいたら、急に光り出し周りを白い光で包んだ。光が収まったら、2人の男女が立っていた。女性の方は、なんと僕の母さんが立っていた。男性は、写真でしか見たことが無かったが、父さんだろう。
「なんで、母さんがここに…?死んだんじゃないの?それに、隣にいる人ってもしかして……父さん?」
『そうよ、この人が貴方の父さんよ。私は死にましたが魂だけはここに残りゲイトと一緒に貴方が来るのを待っていました』
そう話し、父さんがすぐに話した。
『大きくなったなレオン、私はお前の強大な力を封印するため自分の肉体を封印した。しかい今この世界ではその力が必要らしい、今封印を解こう』
少し心配そうな顔をしたら笑いながら話した。
『心配するな、お前は力をコントロールする力は十分ある。それにみんながいるだろ?』
そう言われて、周りを見た。みんなうなずいた。
『それでは、始めるぞ』
呪文が唱え始められた。すごい早くて自分では言葉を聞き取ることが出来ない。
 何分たっただろう?1時間ぐらいたったような気がするが実際はまだ10分もたっていない。そう考えていたら呪文が終わり、僕の周りから光が出て封印解除の魔法陣が出た。『これで、封印は説かれた。少ししないと、体が慣れないかもしれない。あまり無理はするな。後、これを渡しておこう』
僕の前に1本の剣があった。長さは90センチぐらいだろう。
『それは、私が使ってた魔剣、セイントイーターだ。魔力も剣の力もかなりある。』
「ありがとう、父さん」
『なるべく早く町に戻った方が良い、嫌な予感がする・・・』
「わったよ。父さん行ってくる」
『気をつけるのだぞ』
すぐに遺跡を出て、テレポートストーンで町に向かった。
『頑張れよ』
ゲイトがそう言うと2人は、光となり消えた。

 来るときと同じように一瞬暗くなり、明るくなったらさっきの研究室にいた。城の中はとても騒がしかった。
「一体何があったんですか?」
僕が、ディプレスに声をかけたら、少しおどろいて後ろを向いた。
「君たちか、大変なことが起こった。エイシストがこの町を攻撃してきたんだ」
「じゃあ俺達も出て戦うぜ」
「そうしていただくとありがたい」
すぐ走り城を出た。オーシアの時よりもかなり多い。太陽の光が地上に届かないぐらい、ドラゴンが飛んでいる。オペラがサウザンドアローに雷属性をくわえてを唱えた。無数の矢と雷が落ちてドラゴンが徐々に減っていったが、また東の方角から群れが現れた。これではきりがない。さっき封印を解かれたときに何千個もの魔法が頭にたたき込まれた。その中で破壊力があり攻撃範囲が広いやつを選んだ。僕は、城の一番高いところまで急いで登った。頂上に着き魔法を唱えた。
「我が力、悪しきもの皆破壊せん、今解き放たれん・・・」
魔法を唱えたら空が暗くなった。
「スターダストレイン!」
空の闇の間に空間が歪み歪んだところから、無数の星のくず(隕石)が降り注いだ。一発の隕石で何頭ものドラゴンを倒すことが出来たが、やはりまだ慣れない呪文はきつい…。今は立っているのはやっとで、なんとかキールに支えてもらっている。
「この呪文はすげぇな…。1回の呪文でドラゴンが全滅か…」
「でも……。かなり疲れるよ…」
僕が笑いながら話した。
「まあ、とにかくお前はどこかで休んでいた方が良いな」
「そうだね……。宿へ行こう…。みんな待ってると思うし」
かなり疲れ歩くことが出来なかったのでキールにおぶってもらい宿に行った。宿に着いたころには、少しは良くなったので、下ろしてもらい自分で歩いた。
「キールお帰り。レオンすごかったよ」
「ありがとう。でもあの呪文かなり疲れるよ」
「まあ、君のおかげであまり被害が出ないですんだ」
ライナスが言った。その後にドアを叩く音がした。ドアを開けたらディプレスが立っていた。
「疲れているところすまないが、王様が君たちを魔王討伐隊に入れたいそうだ。入る部隊は私の部隊だが、どうだ?」
「味方が多い方が良いな…。じゃあ入れてくれ」
「わかった。報告してくる。しっかり休むんだよ」
そう言って部屋を出ていった。少しの間静かになった。
「とうとう…。最終決戦か気合いを入れていかないとな」
「そうだね、頑張らないと」
「まあ、みんなが頑張れば行けるしょ」
「だが、誰も死ぬなよ」
「とにかく、頑張りましょ」
みんなそれぞれの意気込みを言った。その後食事を済ませ、ベットに入り眠りに落ちた。
 翌日、昼に進行するとディプレスが伝えに来た。午前中に道具や武器をそろえ、船に乗り込んだ。エイシストの城は、アイラ大陸の東の孤島にある。これが最後の戦いだ。そう自分に言い聞かせて、東の海を船から見た。

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Novel Editor by BS CGI Rental
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