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エイシスト 作者:ロウデン

第12回   世界の中心王都バック
トリアントのある大陸から、2日たったがまだ着かない…。どうやら、こっちの世界は結構広いようだ。ソフィアはというと船酔いで船内で休んでいる。それにしても、今日はやけにしけがひどいなぁ…。10m先がぜんぜん見えない。こういうときにかぎってか海賊とか現れるんだよなぁ…。そう、思っていたが予想は外れてそのまま港に着いた。
「さあ、って着いたよ。王都バックのある大陸、アルイラ大陸に」
さっきまで、顔が青くて元気がなかったソフィアとは別人だ。まあ、おもしろいけど。そう思いながら、少し笑った。
「何、笑ってるよ!さっき船で地図を買ったけど、この港からちょうど北にバックがあるけど、200キロあるけど、歩いていきますか!!」
「え?歩いていくの?」
「冗談、200キロって言ったら2日かかるわ。馬車を使いましょ、王様からせっかくお金もらたんだから」
その、言葉にほっとした。200キロって言ったら、僕の世界では、サイス大陸の端から端までの距離だ。
 馬車はすぐに見つかり、バックに向けて走り出した。

 キール達は、レオンが出発してから2日後に船に乗った。それにしても、通行所がないから、かなり金とられたなぁ…。金貨10枚とか多すぎだし…。ぶつぶつ文句を言いながら、船内の食堂で食事をしていた。
「しょうがないでしょ?ないものはないんだから」
「そうだけどよぉ」
「まあ、お金あったからいいじゃん♪」
「アシスって気軽だな…」
「そう?人生楽しく生きなきゃそんよ?」
「はは、そうだな」
そう話あっていたら、夜8時をまわっていた。
「おっともうこんな時間か、そろそろ疲れたし寝るかな」
「うん、お休み」
そう言って、キールはベットの中に入って、眠りに落ちた。

 馬車で、移動しても外はかなり暗くなっていた。城門後少しで閉まりそうな、時間帯だ、それにしても疲れたなぁ…。少しあたりがぼんやりしているような気がする…。
「あら?疲れたでしょ、宿行きましょ」
「そうだね」
そう言って、宿に行き部屋をとりすぐにベットに入り眠りに落ちた。
 昨日は魔物の襲撃はなかったらしい、窓から太陽の光がさしこみ、その明るさで目を覚ました。ベットから、体を起こして窓に歩いていって、外を眺めた。まだ、朝だからあまり人は出ていないが、露天など準備をしている人も見られるが、警備をしている人のほうが多い。少し、外を眺めていたら急に右肩が痛くなったので、服を脱いで肩を見てみたら、5cmぐらいの切り傷があった。そうか、トリアントで争ったときについたのか…。そう思いすぐに魔法をかけて治していたら、ソフィアが部屋に入ってきた。ノックもせずに入ってきたから、僕はかなりとまどって顔を赤くした。なんせ、今の姿は、短パンで上は裸で傷を治している最中だったからだ。ソフィアも、気づいたらしくすぐ部屋をでた。僕もできるだけ、急いだ。よし、治った。
「レオンいい?」
「…。うん、良いよ」
「何してたの?」
「いや、ちょっと怪我をしてたから治してだけだよ」
「そうなの?大丈夫?」
「たいしたことはないよ、今日王様に会いに行くんでしょ?」
「あ、うん。そうよ、したくをしたらすぐいくわよ」
そう言って、したくをした。っと言っても、持ち物は少ない。宿を出て、城に向かった。受付で、トリアント王からもらった、書を見せたら。すんなり案内してくれた。さすが中心かなり豪華で大きい。色々見ていたら王様の前に着いた。
「そなたたちか、魔物を一緒に倒してくれる者たちは」
「はい、そうです」
「そうか、今人が少なくて困ってたんだ。助かる、案内をしよう、。着いてきたまえ」
そう言って、城の中を案内され、2階ぐらいから城壁の方に行き、ひとつの部屋に案内をされた。
「ここが、君たちの部屋だ好きに使ってくれ」
そう言ってまた、案内をしてもらった。武器庫、道具庫、食料庫、食堂などの場所がだいたいわかった。
「まあ、こんなもんかな?君たちは、魔物が来たら頼むよ」
「はい、わかりました」
「そうだ、怪我の手当てとかできるか?」
「え?あ、はい出来ますが」
「なら、負傷兵の手当てを手伝ってくれないか?人手が足らなくてなぁ」
「はい、よろこんで」
そう言った後、王様はその場を後にした。それと、入れ違いに兵士が入ってきて、医療室に行く前に、道具庫から包帯と消毒薬を持ってきてくれと言われて、持っていった。ソフィアは、他の仕事があるらしく途中で分かれた。少し歩いて、医療室と看板があったのでドアをノックした。
「はい、なんでしょう?」
「包帯と消毒薬を持ってきました」
「ありがとう、入って」
そういわれたので、ドアを開けて中に入った。負傷兵は30~40人と言うところか…。
「あら?あなたお手伝いさん?」
「え?違うよ、魔物を倒すために呼ばれたんだ。今は、包帯と薬を運んで傷の手当をしてって兵士に言われたから来たんだ」
「え?でも、あなたまだ子供でしょ?」
「ひどいなぁ、子供だけど十分戦えるよ」
「…。そう、でも気をつけてね」
「うん、ありがとう。ここに包帯おいておくね」
そう言って、包帯を机の上に置いた瞬間大きく建物が揺れた。なんだ!?っと思いながら外に出たら、魔物が襲ってきた。どうやら、城にドラゴンが突っ込んだらしい。山の向こうらへんの空に黒いものがどんどん近づいてきている。魔物の群れだ。半端な数じゃない。そう思いビックリしていたらすでに周りは、魔物に囲まれていた。僕を狙っているのは、今は5~6匹だが、後から増えたらめんどうだ。剣を鞘から抜き、斬りかかる。最初は順調に倒せたが、さすがに1時間も経つと体力がかなり消耗する。それに、少し剣を振るスピードがおちてきた…。ソフィアは大丈夫だろうか?少し考え事をしてしまった。魔物はそこを逃さす攻撃してきた。ボー、っとしていたから防御するタイミングが少し遅れ、魔物の爪が胸を切り裂く。その反動で、飛ばされ壁に激突した。すぐに、起き上がろうとしたが、体から力が抜けていくのがわかる。魔物が突撃してくる。もうだめか?そう、思ったら、魔物が一瞬のうちに消えた。
「危なかったな。大丈夫か…。」
どうやら、この人が助けてくれたようだ。声を出そうと思っても、体が震えていて出せなかった。男が少し、驚きながら、話した。
「子供!?なんでこんなとこに?」
「え〜と、ちょっと理由があって…」
「まあ、いいか。お前は怪我をして動けないから中に入ってろ。危ないぞ」
「いえ、少し休んだら。また、戦います」
「おいおい…。ここは、大人にまかせろ」
「そうですね…。わかりました」
仕方がなく、中に入って壁に背中を押し付けながら座った。今気づいたが、全身から出欠している。戦っていて、気づかなかったのか…。特に左腕がひどく、ほとんど真っ赤だ。戦いで、魔力を使ってなかったから、回復魔法は十分使えるな。そして、回復を始めようと思ったら、さっき会った。医療室にいた女性が現れ、驚いた表情で駆けつけた。
「あなた…!?大丈夫?あれほど、気をつけてっていったのに…」
「ごめんなさい…。でも、すぐに治すよ」
「治すって…」
呪文を唱え、体全体が光に包まれていき激しく光った。体から痛みが消えていく。1分もかからないうちに、怪我は完治した。しかし、傷を治しただけだから体力までは回復していない。魔法を使ったときに少し集中力も使ったので、体から力が抜けて、僕は地面に倒れかけたが、女性が支えてくれた。
「ありがとう、そう言えばまだ名前聞いてなかったね…。僕はレオンだけど君は?」
「セリーナよ、少し休んだ方がいいわ」
「うん、そうだね」
静かに目を閉じて、眠りについた。
 僕が起きたときは、外がだいぶ暗くなっていて、頭がぼー、っとする。ここは、どこだっけ?思いながら周りを見渡していたら、思い出した。城の自分の部屋か…。ドアが開き、一人の少女が駆け寄ってきた。
「もう、大丈夫なの?」
「うん、ありがとう。セリーナさん」
「私にさんつけなくてもいいわ、まだ16歳だし」
「そうですか…。僕はどうしたんだっけ?」
「覚えてないの?あなた疲れて寝むちゃったのよ?」
「そうだったね…。そうだ、魔物はどうしたの?」
「なんとか、他の兵士達が城をなんとか守りきったわ」
「そうか…。よかった」
会話をしていたら、僕の腹がなって僕は顔を赤くして頭をかいた。セリーナは、笑い食事を持ってくるね。っと言って、部屋を出て行ったのと同時にソフィアが入ってきて、心配そうな顔で話して。
「レオン、大丈夫?」
「うん、もう大丈夫だよ」
「そう、良かった。魔物が住んでいる洞窟を調査隊が見つけたから、明日そこに行くけど大丈夫?」
「あたりまえでしょ」
そう言って、笑顔で返した。その後オペラが、他の人と話があると言って出て行った。部屋から誰もいなくなって、少し歩いてみようかな。と思って、ベットから降りて立とうとしたら足に力が入らなくてバランスを崩して、床に倒れこんだ。すぐに起き上がり、体制を立て直して何とか立つことができたが、あまり力がはいらない。疲れてるのかもな…。部屋の中を歩いていたら、セリーナが戻ってきた。
「もう、動けるの?食べ物持ってきたからこれ食べて体を休めた方がいいわ」
「そうだね、そうするよ」
パンをちぎって食べて、シチューも1杯食べた。1時間ぐらいたって、眠りに落ちた。

 キール達が王都バックに着いて、宿で部屋をとりすぐに部屋に入った。この町に着たら、城壁がひどく壊れているのに疑問を持ち宿主に話を聞いたら。何日も魔物にここが襲われていると聞き、少し驚いていた。
「まさか、町を魔物が襲うとはなぁ…」
「そうねぇ…」
話をしていたら、部屋をノックする音が聞こえたので、ドアを開けたら兵士が立っていたて話を始めた。どうやら、城の兵士が足りなくて困っているようだ。少し話し合った結果城に行くことが決まった。王様の話を聞いて、部屋に案内された。疲れたので、すぐに3人は寝た。

 朝早く、王都から北の山に向かった。そこに、魔物の巣窟があるからだ。ソフィアとセリーナが心配しているようで、何回も大丈夫?と聞いてきたが、大丈夫と言って先に進んでいる。ほとんど、怪我も治ったし疲れもとれたから準備は万端だ。
 巣窟まで後、10分というところで魔物の群れが現れた。魔力はほぼ完璧に回復しているし、城を出るとき武器庫からいい武器を選んで持ってきた。この剣は、とても切れ味がよく、すんなり斬ることができる。このまま、順調に進んでいたがやはりだんだんこちらが不利になってきた。なんせ、魔物が次から次へと出てきて兵士が減っては、増えるの繰り返しだ。このままでは、きりがない。魔物が一気に押し寄せてきてた。兵士や傭兵は皆逃げるが僕は逃げずにそこにとどまった。
「レオン!危ない逃げて」
セリーナが叫んでいるのが聞こえたが、大丈夫と合図を送り呪文を唱えた。
「我が力、悪しきものに星の裁きを下したまえ…。これで、終わりにしよう!スターダストレイン!!」
2年前は、少し呪文を間違えていて、無駄に魔力を消費していたが今は色々勉強してしっかり唱えられるようになった。
 1つの隕石が落ちてきて、すぐに砕けて敵にかけらが降り注ぐ。かけらと言っても、10mぐらいの大きさだ。魔物は皆、受け止めようとしたがすぐにつぶされてしまった。兵士や傭兵は、ぽかーんとしていてただ見ているだけだったがすぐにわれに返り、突撃だ!と誰かが言うと、みんないっせいに巣窟の中に入った。
 この、洞窟は暗いがけっこう広いが部屋ごとに分かれていて、その部屋ごとに10〜20匹の魔物が待ち構えていて、進むのが結構難しかった。6,7部屋抜けて、魔物が見えなくなったので、少し休憩した。
「少し、ここの仲の敵は強いわね。レオン大丈夫?」
「なんとか、大丈夫だよ」
そう言いながら、右手で左肩に追った傷を魔法で治していた。ソフィアは、無傷だ。すごいなぁ…。10分ぐらいしたら、急に地震が起きて地面に倒れこんでしまった。
「な、なに!?地震!」
「そ、そのようだけど。これは大きいよ」
何とか立ち上がったが、まだ揺れが続いている。揺れがおさまるのと同時に僕たちのいた部屋の天井が真ん中から崩れ、走って細い通路に逃げた。なんとか、つぶされずにすんだが、ソフィアと離れてしまった。この先は道が続いているらしい、光の玉を出して明かりを作り先に進んだ。
 30分ほど進んだら、10mぐらいの大きさの部屋に出た。奥のほうに何かがいる!近くにあった岩に隠れて、そっとみたらドラゴンがそこで寝ていた。5mぐらいの大きさだろうか…。どうか、見つかりませんように。っと思いながらそ〜と通ろうとしたら、石につまずいて転んでしまった。その音に気づいてドラゴンも起きてしまった。しまった!背中からどっと汗が出た。ドラゴンが、大きくほえた。あまりの大きい声に、両手で耳をふさいだ。声が聞こえなくなったと思ったら、ドラゴンが突進してきた。体の回りに、マジックガードを貼り、物理、魔法防御力をあげた。剣を抜き、ドラゴンの攻撃をさっ!と避けて、左足を切り刻んだが、はずかれてしまった。呪文で剣の切れ味を上げて、何とか切ることができたが、ドラゴンはなかなかしぶとくて死なない。
 何分たっただろうか?こちらも、敵の攻撃を受けて体がぼろぼろだ。左手からは血が滴り落ちている。ドラゴンも、尻尾、羽が破壊されて、血が滴り落ちている。ドラゴンが、少し隙を見せたので、そこを逃さず、切り込んだ。ドラゴンは力尽きて地面に倒れた。
「苦しい戦いだった…」
そうつぶやいて、地面に膝を着いて座り込んだ。ほとんど、剣の切れ味を上げるために、魔力を使いきってしまった。そのせいで、回復呪文は使えなくなったのが痛い…。なんとか、体を休めて座っていたら奥の通路から誰かの足音が聞こえる…。人か、いやそれとも魔物かわからない。少したったら、人が通路から出てきた。ほっとしたせいで、気が抜けて、地面に倒れそうになったが通路から現れた人が支えてくれた。そのあと、そっと地面に座らされた。
「君、大丈夫か?」
「…。はい、大丈夫です」
何とか、質問に答えることができたが左腕から出血しているのに男が気づいた。
「その傷で大丈夫なわけがないだろ…。少し、痛むかもしれないが我慢してくれ」
傷薬を出して、布に傷薬をつけ左腕の治療を始めた。
 最初は、痛くて少し顔をこわばらせたがだんだん痛みになれてきた。傷の手当が終わると、その腕を包帯で巻いた。
「これで、よしっと。それにしても、すごい出血だったが、何があったんだ」
その言葉を聞いて、奥の竜を見た。そのとき、男は少しビックリした顔をした。そのあと、男が死んでいるか確認に行ったがピクリとも動かない、おそらく死んでいるだろう。
「驚いた…。まさか、竜がいるとは…。それで、君はあの竜に襲われたのか?」
静かに、顔を立てに振った。
「後、なぜ君のような子供がここに?」
「それは…。バックの王の命令でこの洞窟の調査を…」
「そうか…。軍事国ですら、子供を使うようになったか…。確かに最近、兵が少なくなってきているし、強ければすぐに使ってしまうからな…」
「……」
自分は何も言えなかった。だいたいは利用されているとは少しわかっていたが…。
「まあ、君はけが人だ。洞窟の外に、医療隊がいるからそこまで連れて行くよ」
そう言いかけたら、ほえる声がして奥を見たら、竜が立ち上がりこちらをにらんでいる。
「まさか!?まだ生きていたか…」
腰に、さしてあった90センチのロングソードを抜いた。
「君はどこかに隠れているんだ。けが人だからあまり動かない方がいいだろう」
「いえ、少しなら魔法が使えますから、後ろで援護します」
「君は、魔法使いか…。わかった、援護は頼むよ、でも無理はしないで…。そうだ、君の名前はまだ聞いていなかったな」
「レオンです」
「レオンか、私はクレスタだ」
そう言い出して、剣を抜き敵に走り出した。僕も後ろから火の玉を何個もぶつけた。少し休んだおかげで少しは魔力が回復していた。火の玉を傷口に集中攻撃をして、そこを逃さず、クレスタが剣で切り刻む。何分か経つと竜はほとんど虫の息になっていた。最後に、光の矢を竜の頭上に落として、止めを刺した。光呪文を使ったとき、クレスタが少し驚いた顔をしていた。そして、口を開いた。
「君…。テレント人か?」
自分の世界の名前を言われて、レオンは驚いた。少し沈黙が続きレオンが口を開いた。
「…。はい、そうです。何でわかったんですか?」
「1つは、君が光呪文を使ったこと。私は剣士だが、魔法の研究員でもある。この世界、ネレオルと君の世界テレントの二つの世界に分かれているのもわかるし、その世界の間を移動する門の位置も大体はわかる。この二つの世界で、君達の世界は光の精霊、私達の世界は闇精霊がいる。だから君は、光の呪文を使ってた。だからテレント人だとわかった。」
「そうだったんだ、知らなかった…」
「ところで、君はなぜこの世界に?」
僕の世界で2年前に一緒に旅をしていた仲間が迷い込んで、助けに来たんですけど…。僕だけ違う、所に出てしまって…」
「なに!?となると何者かが、次元を歪めたか…。おっとすまない、君はけが人だったね」
左腕の包帯が真っ赤に染まっているのに、少し心配しながら言った。 たしかの、左腕の包帯が、かなり赤くなっている。「すこし、我慢してくれ」と言って、おんぶされた。そのとき少し左腕が痛んだ。そして、その部屋を出た。
 クレスタが何分か歩いていると、少し静かなのでレオンを見たら、目を閉じていた。気絶したのか?そう、思ったが寝息をたてていたので寝たのだとわかった。「だいぶ、疲れたんだろうな…」心の中で、そう思い急ぎ足で出口に向かった。
 ほとんで、傭兵が魔物を倒していたので、魔物とは遭遇せずに、出口まで行くことができた。出口のすぐ近くに、テントがはってあり、そこに治療室と書いてある看板がたっていた。クレスタは、テントの中に入り、医師を呼んだ。奥から、医師が出て来たときはすこし落ち着いていたがレオンを見たら、少し急いで駆け寄ってきた。
「クレスタ、この子は?」
「洞窟の奥で竜と一緒に戦ったが、その前に怪我を負っていて、連れてきた」
「かなりひどいな…。すぐに、治療しないとな」
そう言って、医師がレオンを抱きかかえてベットに静かに寝かせた。奥に立てかけてあった。治療専用の魔法の杖を使い、傷の手当を始めた。この医師も、魔法使いだろう。
 青い光がレオンを包み、徐々に傷口をふさいでいく。10分間魔法をかけ続けて、ようやく、傷口がふさがった。
「これで、よしっと…」
「………。う…ん…」
レオンが少し声を出して、目を開けた。
「よかった、気がついたね」
「あれ?ここは…」
「治療室だよ」
医師がささやいた。
「そうか…。途中で寝ちゃったんだっけ…」
「かなり、疲れてたんだろう…。しかたがないさ。それに、顔色が少し悪いからもう少し休んだ方が良いんじゃないのか?」
「…そうだね。少し疲れちゃった」
そう言って、レオンは目を閉じた。

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Novel Editor by BS CGI Rental
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