キール達がやっと町を見つけて、宿の中に入り部屋をとった。宿主が8人も人が入ってきて少し驚いていた顔が面白かった。それで、ひとつの部屋に集まり話し合った。 「っで、どうするんだ?ライナスとレオン二人がいなくなってしまったが」 「そうねぇ…。まずは、このセイラスと言う村で聞き込みしてみない?」 オペラが案を出した。 「そうだなぁ…。それがいいかもな」 部屋を出て、村の人たちから聞き込みをしたがたいした情報が入らなかった。 「たいした情報が入らなかったわね…。」 「そうだなぁ…。他の村も明日、探しに行くか」 「そのほうがいいね、もう暗いし。そうだ、僕から提案いいかい?」 ディプレスが何か提案を出した。 「10人でぞろぞろ歩くのもなんだし、5人、5人で分けないか?」 「そうだなぁ、そっちの方が効率がいい。俺的には、3人、7人がいいな。3人はオペラとアシスと俺だ、7人はそちらの部隊だ、そっちの方が他の人はいいだろう」 「そうだぁ…。それでいいか」 これでグループが決まった。 「じゃあ、俺たちのグループは東から探すかな」 「じゃあ、僕たちは西から」 「よし、そうと決まれば明日出発だ。何か情報があったら連絡くれよ」 「分かてるって」 そう言ってベットの中に入り眠りに落ちた。
レオンとソフィアがこの大陸の王都トリアントに向かうため、山を登っている。ソフィアのいた村からは必ずこの山を越えないといけないらしい。 峠を越えたあたりから、少し目線を感じ始めた。あきらかに誰かに見られているような気がして、ソフィアに聞いてみた。 「さっきから誰かに見られてない?すごい背中がゾクゾクするんだけど…」 「私も今言おうと思った。どうやら、山賊に目をつけられたのかもね」 そう、話していたら茂みから大柄の男が出てきた。 「お前たちだな、俺の弟を殺したのはゆるさねぇ!!お前らやってしまえ!」 そう、山賊のボスが言った瞬間に人が次から次へと出てきた。数は10…、20…30人はいる!!多すぎる、こっちはたったの二人だ。しかも、今はまだ魔力は回復しきっていな。 山賊の一人が斧を僕めがけて振り下ろしたが、一人でかかってきたからすらりと回避して、腹を剣で十字斬りにして倒した。 「ほぉ、さすが弟を倒しただけある、だがどうかな?女のほうは苦戦しているぞ」 そう言われて、後ろを見たら5人に襲われ押されている。 「人を見ている、場合じゃないぞ」 僕にも5人襲いかかってきた。斧使い2人、剣使い1人、弓使い2人だ。最初に斧使いが、二人で襲いかかってきた。二人で攻めてきたので、剣で斧をガードして自分の身を守ったが、どんどん押されて背中に木があたった。「しまった。もう下がれない!」そう思い、剣でガードしていたら、地面に倒れてしまった。どうやら、矢が足に刺さり力が入らなかったようだ、そしてそこに、剣使いが素早く突っ込んできた。もうだめだと思い目をぐっとつむった瞬間、叫び声が聞こえたさっきの山賊の声が。目をそっと開けたら、5人が黒焦げに焼けていた。 「もう少し遅れていたら、危なかったね」 後ろに、青年が言った。年は20歳ぐらいだろうか。 「君、大丈夫か?どうやら足を怪我しているみたいだな」 そう言って、しゃがんで足に回復魔法をかけて治療した。5秒もかからないうちに治した。どうやら、この人は上級魔法使いのようだ。 「よし、治った。危ないから少し下がってて」 「なんで?てめぇは、邪魔をするのか?」 山賊のボスがそう言った。 「ただの悪党退治をするだけさ」 そう言って、呪文を唱えた。 「エクスプロージョン!」 大爆発が起きた。賊はよけることも出来なく、燃えた。かなりの上級魔法だ。僕でもまだつかえない…。 「貴方は、いったい…」 僕が、たずねた。 「ああ、もうし遅れたね。僕の名前は、コウだ。トリアントの魔法騎士団の魔将軍だ。それで、ゾングの村で賊を倒してくれた人に国王がお礼をしたくて、今行くところだったんだ」 ゾングは、昨日僕がいた村だがもしかして…。 「たしか、赤髪の少年とオレンジ髪の女性が賊を倒したと聞いたが、もしかして…」 「ええ、私たちよ」 ソフィアが答えた。 「君たちが、2人で賊を倒すとはなかなか勇気があるね。よし、これで探す手間がはぶけた。僕と一緒に町に来てくれないか?」 「わかったわ、王様がお礼をしたいと言うのなら、行かなきゃだめだしね」 少しの間だけ、新しい仲間が入った、町に向かい歩き出した。
「村で地図買っておけば良かった…」 キールが弱音をはいた。後の2人もため息をついた。最初いた村から5時間歩いたが、どこを見ても木、木、木ばかりだ。朝に村を出たのに今は、もう昼になろうとしている。そのとき、キールの後ろからぐぅ〜っと音がして振り向いたら、アシスが顔を赤くしていた。どうやら、腹が減ったらしい。そう言えば俺も腹減ったなぁ…。 「そろそろ、飯にするか」 「賛成!」 アシスが喜んで返事をした。 キールが、食材や食器を用意をしていたら、森の奥から子供の悲鳴が聞こえてきた。びっくりして、すぐにかけつけたら10歳ぐらいの子供だろうか?3体の狼に似た魔物に襲われて地面に倒れている。怪我はしていないらしい。怖そうな顔をしていて体が震えている。キールが走り出し、1体斬り刻んだ。そのとき、子供はキールの顔を見てほっとしたのか、顔から恐怖が消えていた。残り2体もオペラとアシスがあっさり倒した。 「ありがとう、お兄ちゃん達」 「いや、当然のことをしただけさ、ところで何でこんなところにいたんだ?」 「え!それは…。実は、お母さんが病気で薬草を採りに来ていたんだ。本当はここら辺は、魔物は出ないはずなのに…」 「そうなのか、その薬草は見つかったの?」 オペラがたずねる。 「うん、見つかったよ。そうだ!助けてもらったし家に着てよ、お母さん結構良くなったし、お礼は出来ると思うよ」 「そうだな、お言葉に甘えて」 「あ、僕の名前まだだったね。僕の名前は、ロウだよ」 そう言って、ロウの家に向かった。村はすぐそこにあり村の入り口に、門に文字が刻んである。こちらの文字は、こっちの世界と同じ文字を使っているらしい。「え〜と、村の名前は…。ゾングか…」そう思いながら、村の中に入った。村の一番奥に案内されて家の中に入った。 「あら?ロウお客さん?」 「うん、森の中で魔物に襲われていたところを助けてもらったんだ」 「そうなの、家の子が迷惑をかけました」 そう言って、あやまった。 「いや、困っている人がいたら助けるのが普通なんで…」 「もし、良かったら昼食でも食べていきませんか?」 「そうだなぁ、そういえば食べてなかったな」 そう言って、椅子に座り色々食べて、色々話をした。 「そういえば、最近強い人多いよね。この村に子供でも、山賊を一撃で倒しちゃう人もいたし女性で、すごい速さで山賊を倒す人もいるし」 子供と聞いて、オペラが質問した。 「その、子供ってどんなこだったの?」 「う〜ん、あまりじっくり見なかったけど、赤髪の14歳ぐらいの少年だったと思うけど」 その言葉を聞いて、キールが少し目を大きく開けて聞いた。 「レオンは、どこに行ったんだ?」 「レオン?もしかしてあの子の名前?」 ロウの母親が答えた。 「ああ、俺の仲間でどこにいるかはぐれてしまって、探してたんだ」 「そうなの、あの子もあなた達をさがしてたわ、たぶんこの大陸の王都トリアントに向かったと思うわ」 「ありがとう、そこにはどうやっていくの?」 アシスが答える。 「この村の北にある山を越えると見えるはずよ」 「ありがとうございます」 そう言ってお辞儀をして、村を後にした。 「あんがい早く見つかったな」 「うん、でも追いつけるといいけど」 そう言いながら、キール達はトリアントを目指した。
ディプレス達は、オリスクの村によったらいきなり村人たちがこう言ってきた。 「あなた達は、どこかの部隊の人たちですか?」 「ん?ああ、そうだけど?」 「頼みたいことがあるんだがいいか?」 「うん、いいけど」 そう言って依頼を受けて、今、洞窟で依頼をこなしている。しかし、これはちょっと…。そう考えていたら、スウィンクルが叫んだ。 「ちょっと、ディプレス手伝ってよ」 「ん?ああ、ごめん」 その依頼は…。スライム討伐だ。次から次へと沸いてきてきりがない。 「しょうがない、これじゃきりがないから…。みんな、1回外に出よう」 「ディプレスさんどうするの?」 「な〜に簡単さ、うじゃうじゃ出るなら洞窟を崩せばいい」 一瞬、みんな、え!?顔をした。 「じゃあ、崩すぞ」 「コールドビーム!」 氷が岩にあたり、ひびが入った。そして、そこから崩れ始めた。 「少し、これはまずいんじゃないの?」 「…。そうだな。洞窟全体が崩れ始めてる…」 急いで、みんな走って洞窟から逃げた。盗賊の得意とする呪文へイストでなんとか素早さをあげて、抜け出した。 このことは、黙って村に戻った。 「おお、退治をしてくれたか、ありがとう。少ないが受け取ってください」 1つの皮の包みが渡されて中を見た。金貨10枚、銀貨5枚だ結構あるな。 「ありがとうございます。あ!そうだ、金髪の弓を持った人見ませんでしたか?たぶん少し髭が生えてると思うんですが」 「そうだねぇ、何日か前に金髪で弓を持った人が宿に泊まったような…。ちょっと、メモ見てくるわ」 そう言って、宿に入りすぐに出てきた。 「え〜と、金髪のお客さん…。デイル、レイナス、ナリス、後はライナスかな?」 最後の言葉にぴん!ときた。 「ここに、来たのか…。ありがとう助かったよ、ライナスって人探してるんですが、どこに行ったかわかりますか?」 「そうだなぁ東に行くとか言ってたような」 「そうか、ありがとう」 やっと、見つけたぞ手がかりをそう思いライナスの後を追った。
村から出て2日目やっとトリアントにつくことが出来た。王様に会うため、城に向かった。 「この、町かなり大きいね」 「それはそうよ、この大陸で一番大きいんだから。」 そう、話し合っていたらコウが笑い出した。 「はは、世界の中心の都に行けばもっと大きいよ」 確かにそうかもしれない、でも僕の世界よりも人がかなり多い路地とかで露天が多く開かれている。周りを色々見ていたら、気づいたら城に着いた。すぐに、受付をすましたら、なんと2時間待ちと言われた。 「2時間か…。長いわね」 「そうだな、僕は隊長だけど王様には逆らえないし…」 「まあ、いいわ町で買い物でもしてましょ」 「うん、そうだね」 「あ、じゃあ僕は抜けさせていただくよ。他にも仕事があるから」 そう言って、その場を後にした。僕たちも城に出て、町を歩いた。 「ちょっと、長くなるかもしれないからそこらへんぶらぶらしてて良いわよ。でも、変なところ行かないでね」 「わかってる」 そう言って、そこらへんをぶらぶらし始めた。ただ、店の品を見て回りなんとなく時間をすごした。「この2日で、魔力がだんだん戻ってきているのが感じる。今はたぶん、中級呪文までは唱えられる魔力はあるだろう。まあ、こっちの戦闘で魔法は使わないけど…」そう思っていたら、急に広場が騒がしくなったので、なんだろう?と思いながら行ってみた。そうしたら、兵士が急いで話している。 「皆さん!囚人が脱走したから非難してください!!」 そう、叫んでいるがもう遅かった。囚人が、兵士を斬り殺しこっちをにらんだ。そのとき、背中がぞっくとしたと思ったら、囚人が右手で僕の首をおさえナイフを首にあてて叫んだ。 「貴様ら!そこをどけ、どかないと、こいつを殺すぞ!!」 そう言って、ナイフが少し首にあたりそこから血がたれた。のどの皮が、ぷつんっとまたひとつ斬られた。あまりの痛さに悲鳴をあげた。こうなったら、少し被害が出るかもしれないがあれを使うしかないか。 「灼熱の玉よ、悪しきものに裁きの炎を与えたまえ…」 「きさま、何言ってる!!」 「バーストフレア!!」 自分と囚人の間で爆発が起こり、囚人が半分こげながら宙を舞う、僕は、魔法壁でガードしたから無傷だ、囚人もまさか人質が魔法使い、しかも中級呪文が使えるとは思わなかっただろう。遠くから、囚人を見ていたら兵士が声をかけてきた。 「君、大丈夫か!?ひどい怪我をしているが…。ごめんな、俺たちの警備の甘さで君を巻き込んで…」 「あやまらないで、ください。あなた達が悪いんじゃなくて囚人がいけないのだから…」 「そうか、ありがとう。とりあえず、怪我を治療した方がいいな」 「いえ、自分で何とかできますよ」 そう言って、首に回復呪文を唱えた。そのとき兵士は少し驚いた顔をしていた。 「驚いた。子供で治療魔法使いえるとは…」 自分では、なんと言っていいか迷った。っとそのとき、ソフィアが現れた。 「レオン何かあったの?」 「いや、囚人が逃げ出して。ちょっとね…」 そう、言ったのを聞いてこげている囚人を見た。 「あれ、レオンがやったの?」 「うん、ちょっと魔法でね」 「あなた、魔法使えたの?」 「うん、3日間魔力回復してなかったから使えなかったけど今はもう使えるよ」 「使えなかったら、どうしてたのよ?」 少し、怒った感じだ。 「そのときは、そのときでやってたさ」 「あんたって本当無茶するわね」 そう、話していたら他の兵士が話しかけてきた。 「君たちに、王様からまたお礼をしたいそうだ。ついてきてくれ」 そう、言われて。ついていった。 王様の前に来たら急に緊張してきた。 「楽にしてかまわないよ、君たちには2度も助けてもらった。感謝するよ。お礼だ、受け取ってくれ。」 そう言い、兵士が布袋と紙を持ってきた。布袋はパンパンにふくれあがっている。紙はよくみると、通行所と書いてある。袋の中身を見たら、金貨がびっしり入っている。 「少なくてすまないな。だが、通行所はどの船でも使える。ところで、おぬしたちこれから、どこに行くんだ?」 「世界の中心の都、バックに行こうと思っています」 「そうか、ならそこの国王に力を貸してくれないか?」 「なんですか?」 「実は、最近バック付近で魔物の群れが現れ始めたんだ。最初は少なかったが、今は多すぎて手のつけようがない、行ってくれないか?」 「わかりました。行きます。かなり金貨とかもいただいましたし」 「そうか、ありがとう」 そう言って、話し合いが終わった。今度はバックかどんなとこかな?そう思った。
それに、してもここの世界は不思議だ…。魔法石での通信が出来ない。まあそのせいで、今は迷っているのだがな。ライナスが、木と木の間から見える青空を見て、あのときの状況を思い出した。 たしか、あの時レオンに何とか通信できたが話している途中に魔物に襲われて、魔法石が破壊されてしまった。それが、かなり痛い。連絡を取りたいときに取れないからだ。そして、その後3日間森の中を迷ってもまだ、抜け出せない。タバコをすいながらそう思っていたら、しげみががさがさ!っと音がした。すぐに音に気づき、右手に持っていた弓を構えて、矢を引くいつでも準備はできている。あちらも警戒しているのかなかなか出てこない、10分が過ぎてちょっと様子がおかしいなっと思って、近寄ったらしげみから氷の針が飛んできた。すぐに回避してたいせいを立て直す。矢を撃とうとしたら、しげみから人が出てきた。 「俺だよライナス」 そこに、ディプレスの姿が現れた。 「なぜ、攻撃した?」 「なんとなく」 ディプレスの発言に、小さい声でなんとなくかよっと言った。そして、こっちの世界に来てからの事を話した。 「そうなのか、俺が見つかったが逆にレオンがいなくなったのか」 「まあ、そう言うことだ。世界の中央都市バックで待ち合わせを一様してるんだ」 「そうか、なら向かうか」 「…。そう言いたいんだが、実は俺たちも迷ったんだ」 「え!?」 みんな、しゃべらずとほうにくれていた。
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